保護なしブログ(記事のみ)

9月最終週の教育活動

9月29日(金)の朝活動の時間、3,4年生が3年生のワークスペースに集まって、運動会の3,4年生団体演技「リズムダンス」で一緒にチームを組む子たちとの顔合わせの会を開きました。1組同士、2組同士で、4~5人のチーム編成をして、一緒にダンスをつくったり、動きを高めたりしていきます。先週に引き続き、この日の5時間目に「ダンス教室byMEC」が行われ、このチームで踊ることになります。

この日の各学級の時間割の書かれたホワイトボードを見て回ると、4年生の2時間目が理科「月や星の見え方」、6年2組の3時間目が「月の形と太陽」と書かれていました。これは、今夜の「中秋の名月」にふれないはずがないと思って、授業を覗きに行きました。案の定、それぞれ理科専科で教科担任から「なぜ中秋なのか?」などの説明と、「十五夜お月さん」観測の勧めが為されました。国立天文台のホームページには「中秋の名月とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指します。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。日本では中秋の名月は、農業の行事と結びついて芋名月などとも呼ばれることもあります。また、太陰太陽暦の9月13日の夜を十三夜と呼び、日本ではその夜にもお月見をする習慣があります。十三夜は、後(のち)の月、豆名月、栗名月とも呼ばれます。今年の十三夜は10月27日です。」とありました。

3,4時間目には、2年生が生活科の学習で取り組んできた「おもちゃづくり」の発展として、体育館に「おもちゃランド」をつくって、1年生を招待しました。2年生は各種おもちゃコーナーに分かれ、遊びにやってきた1年生に遊び方や気をつけることを説明し、楽しく遊んでもらえるようにしていました。1年生は、2年生のお兄さんやお姉さんの頑張りに応えて自分から楽しもうとする姿が見られ、充実した時間を過ごしました。

5時間目は、岐阜大学ダンス部MEC(Mighty Elements Crew)が前・後期間の秋休みを利用し、運動会の団体演技で「リズムダンス」に取り組む中学年に、先週に引き続いて3回目の「ダンス教室」を開催してくれました。朝活動の時間に、1,2組それぞれで同じグループを組むメンバーの顔合わせを行ったので、そのチームで固まり「Aサビ」の復習をしながら動きを合わせ、エンディングとオープニングの隊形やポーズを練習しました。最後に、様子を見に来てくださった岐阜大学ダンス部MEC顧問の教育学部保健体育講座の熊谷教授から「とてもダンスを楽しめているので、これからも笑顔いっぱいの演技を運動会でできるように頑張ってね。」とコメントをいただきました。

同じく5時間目、5,6年生はそれぞれ総合的な学習の時間の学年授業を行っていました。5年生は週明けの10月2日(月)に出かける「郡上あゆパーク研修」の事前学習で、6年生は10月3日(火)に予定している「岐阜まちガイドツアー事前研修」に向けた準備でした。どちらも、岐阜小学校高学年の「ふるさと学習」充実に向け、熱心に取り組んでいました。

 

9月28日(木)の朝活動の時間、5,6年はそれぞれワークスペースを中心に、学年集会を行っていました。5年生は、前日(9/27)HPでも紹介した「郡上あゆパーク」での係ごとの仕事内容を確認した後、係ごとに分かれて役割分担等を話し合いました。6年生は、「岐阜まちガイドツアー」「運動会」「後期児童会組織」など、同時進行で考えなければならない事項について、学年主任から具体的な内容を聞き、一人一人が考えてタブレット端末での意思表示等を示しました。

この日の3時間目、1年生は1,2組とも算数科「3つのかずのけいさん」の授業を行っていました。「バスに3匹乗っていて、そこに2匹乗ってきて、また、次にも4匹乗ってきた」のように、2回増える計算の仕方を考える学習でした。話しの順に、ブロックを使って数を増やしていく方法を、二つの式や一つの式で表すことが分かりました。

4年生は午前中、総合的な学習の時間「みんなが幸せになれるまち」の学習の一環で、岐阜県立盲学校の見学に行ってきました。盲学校の施設や設備、授業の様子を見学させていただくことで、視覚に障がいのある方たちの生活の工夫に気付き、盲学校に通う子たちに対する理解を深めてくることができました。

また、この日は午前短縮授業で、盲学校まで校外学習に出かけた4年生は、4時間目終了時刻の11時55分までに戻ってくることは難しいことが想定されました。見学内容を考えて盲学校の先生方と相談した結果、盲学校を出発するのは11時40分頃になりそうだということで、帰ってきてからの給食配膳~食事となると、掃除時間が確保できなくなると分かったのです。そこで、出発前に4年生から6年生に、給食配膳のお願いをしていきました。4時間目終了のチャイムが鳴ったところで4年生のワークスペースに向かってみると、6年生の給食当番が自分たちの学級の配膳前に、4年生の配膳に来ていてとてもテキパキと配膳を進めていました。9月前半の「給食配膳キャンペーン」の成果を生かし、最高学年の自覚と依頼を受けたことを生きに感じて働く姿が見られ、とても頼もしく感じました。

 

9月27日(水)の朝活動は「英語放送(English Time)」で、「秋休みにしたいこと」を考える活動でした。秋休みにできそうなことの紹介後、ALTと英語科主任の「秋休みにしたいこと」の英語での話し方を聞き、放送委員が聞き取った内容を堪える場面も設けられました。最後に、タブレット端末を使ってテーマに対する自分の思いや考えを、ロイロノートに書いて提出しました。

英語放送終了後の朝の会の時間には、2年生が1年生の教室(1,2組各教室)を訪れました。これは、2年生が生活科の学習で取り組んできた「おもちゃづくり」の発展として、29日(金)に1年生を招待して「おもちゃランド」を楽しもうと、招待状を作って1年生に手渡しに行ったのです。最初は「何事か?」という表情の1年生も、とても楽しみになったことが窺えました。

この日の1時間目、5年生が総合的な学習の時間を使って「郡上あゆパーク研修」について、学年主任の話を聞いたり、しおりを見ながら日程等を確認し合ったりしました。5年生は、7月にファミリーパーク内にある岐阜市少年自然の家に「野外学習」に出かけました。しかし、関市から12kmの行程をゴムボートによる「長良川下り」で帰校するプログラムを「長良川学習」の一環として実施するという本来の目的は達成することができませんでした。そこで、一昨年度は「宿泊を伴う研修が中止」のため、昨年度も「ゴムボートを使ったプログラムが中止」となって、その代替案として2年間行った「郡上あゆパーク」での「日帰り体験学習」を、今年度の5年生も実施することに決めました。バス代等の予算については「河川基金助成事業」から支出します。長良川の上流の様子を、体験的に学ぶ良い機会になると思います。

同じく1時間目、1年生は生活科「むしとなかよくなろう」の学習で、前日にせせらぎ広場で見つけて捕ってきたバッタなどを、じっくり観察しながら、学習プリントにスケッチと説明文を記録しました。五感を使って観察することや、絵と言葉を使って表現する力を身に付けていって欲しいと思います。

2時間目には、4年生が2組の教室で社会科「自然災害からくらしを守る」の授業を行っていました。今回は、前週の校外学習で見学してきた施設・設備が「公助」の取組であることを確認した後、長良川の水害に関わる情報収集の仕方を学びました。

 

9月26日(火)午前8時過ぎ、私(校長)は昇降口での「アイコンタクト挨拶」を少し早めに切り上げ、3年生のワークスペースに行って、この日の「あいさつキャノン」グループについて回りました。「学年キャラクター」(ぽかぽかちゃん)の描かれた「あいさつキャノン」フラッグを持って2階の全学級を回り「おはようございます!」「今日も1日頑張りましょう。」と呼びかけてくる活動が、新「あいさつキャノン」です。運動場の真ん中からの「おはようございます!」キャノン砲(大声あいさつ)で登校してくる子たちを迎えてきた「あいさつキャノン」は、あいさつの活性化を目指して3年生が全校に働きかける活動として、平成29年度から7年間続いてきました。それが、今年度9月から新しい形となって動き出しているのです。「伝統を守ること」も大事ですが、趣旨や目的を尊重しながら仲間とともに新しく創り出す取組は、まさに「共創を楽しむ」活動です。きっと、今後はいろいろな問題や課題も出てくることと思いますが、その解決や克服が成長のチャンスになっていくものと楽しみにしています。

この日の1,2時間目、2年生が1,2組ともに生活科「おもちゃランド」の学習活動を行っていました。各グループで 準備してきたコーナーが完成に近づき、いよいよ学級内でのリハーサル(シミュレーション)も行われる段階になってきました。ここで、嬉しい助っ人の復活です。岐阜聖徳学園大学の「学校インターンシップ」として6,7月に来てくれていた4年生が、教員採用試験の期間を終えて岐阜小学校でのインターンとしての活動を再開し、週に1,2回のペースで2年生の学習や生活のサポートに入ってもらいます。

同じく1,2時間目に1年生は、せせらぎ広場に行って「秋の虫を見つけて捕る」活動を楽しみました。バッタ、コオロギ、トンボなど、たくさんの虫を見つけ、捕まえることができました。

6年生は、1,2時間目に1組(担任の授業)、3,4時間目に2組(教科担任の授業)という順で、家庭科室で家庭科「思いを形にして生活を豊かに」の学習活動に取り組みました。この日は「持ち手を付けてトートバッグを仕上げよう」という課題で活動しました。今回も、6年生の保護者ボランティア「ミシンサポーター」のお母さん方にサポートをしていただきました。子どもたちの安全・安心が確保されて効率よくミシンを使い、トートバッグづくりを楽しく行うことができました。

また、この日は、8月30日(水)に始まった岐阜聖徳学園大学の学生3人の「教育実習」最終日となりました。午前短縮授業の中でも子供たちが考えた「お別れ会」が開かれたり、帰りの会で最後の話をしたり、玄関で別れを惜しんだりしながら、子供たちとの最後の時間を過ごしました。午後からは、校長室で実習担当の伊藤教務主任と4週間の振り返りの会を開きました。3人とも「最初は子供たちとどのように接したらよいか分からなかったのですが、子供たちが進んで声をかけてくれ、時の経過とともに『子供たちに支えられている』『子供たちに感謝しなければ』と思うようになりました。子供たちに別れを惜しんでもらえ、先生になりたい気持ちが強くなりました。」と述べていました。また、岐阜小学校の印象として「とても温かい学校」「先生と子供たちとの距離が近い」「学年の枠を超えて仲が良い」「素直で優しくボランティアにも積極的」「細かなルールで縛られていなくて自由で伸び伸びしている」など、良さをたくさん上げてくれました。近い将来、教員となって教育現場に立ってくれることを楽しみにしたいと思います。

 

9月25日(月)の1年生は、1,2組とも1時間目に「うみのかくれんぼ」、4時間目に「かずとかんじ」と、国語科の授業を2時間行っています。1日に2時間以上の国語の授業がある日は、同じ内容(題材)を行うことは極力避け、子供たちの学習意欲が継続するように考えて進めています。1時間目には、説明文の読解に繋がる読み取りの学習を、デジタル教科書(電子黒板)を活用して行っていました。

この日の中休み、6年生が午後からの「就学時健康診断」全体会の会場となる体育館の椅子並べの作業をテキパキと行ってくれました。学校のために貢献しようとする最高学年らしい動きや姿に、とても嬉しくなりました。

この日の3年1組の教室を覗いてみると、教育実習生が授業以外の学級担任業務を代行する「全日経営」を経験していました。朝の活動「学級の時間」~朝の会の時間は、朝の会を見届けたり「先生の話」をしたりする学級担任ならではの動きです。他にも、中休みの外遊びや給食時間にも「自分の学級」への働きかけを、緊張しながら行っていました。他の二人も、残り2日間の実習期間を名残惜しそうに学級の子どもたちと過ごしていました。

また、午後からは、来年度の新入学児童を対象とした「就学時健康診断」を行いました。受付後、所定の用紙に必要事項を記入していただき、教務主任から日程や健診等の説明を行いました。その後、各種健康診断や検査を行っていただきました。来年4月の入学を楽しみに、お待ちしたいと思います。