保護なしブログ(記事のみ)

11月第2週の教育活動

11月11日(土)、岐阜小学校コミュニティ・スクール最大のイベントである令和5年度「ふれあいフェスタ」が予定通り開催されました。開会前にはそれぞれの立場で最後の確認のための入念なミーティングが行われ、開会式ではPTA役員の進行で児童代表や交通安全の話の他、斎藤道三と織田信長がタイムスリップして登場しました。

なかよし班を母体として、そこに中学生や保護者のボランティアと地域の方が加わり、8~10人程度のグループの『家族』で活動します。一番初めの目的地は『指令書』によって指定されますが、その後は『家族』ごとにルートを考えます。各ポイントでは、テーマ「さがそう!ぎふまちのはじまりと今」にちなんだクイズやミッションが、QRコード・AR・ボード等で示され、クリアすると『シール』がもらえます。シールは、指定されたマップの位置に貼っていきます。クイズは「〇年生向き」というように示されているので、その学年または近い学年の児童が中心となって考えるようにします。タブレットは、リーダーである高学年がもち、みんなに見せながら一緒に考えました。

ゴールは、学校の運動場朝礼台付近で、全員で報告した後にリーダーが校舎南に立てかけてある掲示板にマップを貼りました。昼食は家族ごとにとり、校庭南側の芝生エリアでそれぞれが持参したシートを敷き、金華・京町の「女性の会」の皆さんに作っていただいた豚汁と、持参したおにぎりを大変美味しくいただきました。

昼食後の体育館での「閉会式」では、まず金華公民館会場で行われた学び部主催の「つみきゲーム」のチャンピオンになったグループが紹介されました。続いて、ウォークでゲットしたシールを貼った各グループのマップを、所定の位置に貼り合わせると浮かび上がる「ふるさと大好きの絵」が披露され、大歓声に包まれました。その後、5年生代表、6年生代表、中学生ボランティア代表、保護者代表の感想、校長からのお礼、CS青山会長挨拶と続きました。私は「大好きなふるさとを、仲間や地域の皆さんとふれあいながら、ウォークする最高のイベントだった」「学校と地域が一体となる始まりに、タブレット端末やQRコード・ARを活用し、凄い作品が出来上がる仕組みというのアイデアが盛り込まれる素晴らしさを感じた」「地域行事部をはじめ地域や保護者の皆さんに心から感謝する」という話をさせていただきました。

 

11月10日(金)の朝、後期児童会代表委員会が初めて呼びかける「あいさつロード」が行われました。残念ながら降雨の影響もあってかロードはあまり伸びていきませんでしたが、後期代表委員のみんなは緊張しながらも「すすんであいさつをしよう」というたすきを掛けて「いっしょにならんであいさつロードを作ろう」と呼びかけていました。週明けの3日間(11/13~15)は、7時30分頃から岐阜中央中学校の中学生ボランティアとPTAのみなさんが、岐阜小学校の東門と南門に分かれて「あいさつ運動」を行います。これは、岐阜中央中学校コミュニティスクール地域行事部会で計画された岐阜中央中学校区内「あいさつ運動」の一環で、岐阜小学校児童会(代表委員会)も参加します。できるだけ多くの子が「挨拶ボランティア」に参加し、元気な朝の「共創を楽しむ」3日間になることを期待したいと思います。

この日の朝活動「読書タイム」に、今年度の第7回となるコミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」のが行われました。今回は、1,2,3年生の各教室で保護者のボランティアによる「読み聞かせ」を聴かせていただき、子供たちは目を輝かせながら集中することができていました。

2時間目の1年生は、1,2組とも音楽科「山びこごっこ」の授業を行っていました。1組は、一人一人が山びこのように「まねっこ」をするため、言葉を考える活動を行っていました。2組は、グループごとに分かれ、山びこのような「まねっこ」遊びを、声を工夫して楽しんでいました。

3年生は、午前中に社会科「安全なくらしを守る」の学習の一環で、岐阜中警察署へ校外学習に出かけました。施設や警察車両(パトカー)の見学、術科訓練の見学など、盛りだくさんの内容で、警察署の役割、そこで働く人の工夫や努力などを学んでくることができました。また、今回も引率ボランティアとして、多くの保護者サポーターの皆さんに行きと帰りの交通安全をサポートしていただけました。雨の中の移動は大変でしたが、それ以上に価値のある校外学習となったようです。

5時間目の2年生は、来週の「もっとなかよし まちたんけん」で出かけるお店ごとのグループで集まり、みんなからの「聞いてきて欲しいこと」を整理する活動に取り組んでいました。6時間目には、4年生が来週の「発表集会」に向けて「視覚障害者福祉」の学習で学んだことをプレゼン資料にまとめる学習を進め、5年生は今週の校外学習「川原町で生きる人々」から聞いてきたことをプレゼン資料にまとめる活動、6年生は白川郷学園6年生への「ぎふまちガイドツアー」のためのプレゼン資料や原稿の作成に取り組んでいました。2年生の生活科は「インプット」のための準備、4,5,6年生の総合的な学習の時間は「アウトプット」に向けたタブレット端末を使った活動でした。翌11日(土)の「ふれあいフェスタ」を含め、11月の岐阜小学校は「ふるさと学習」真っ盛り!となっています。

 

11月9日(木)の朝活動は、なかよし班の活動としてリーダーの6年生から、下学年が今週末に行われる「ふれあいフェスタ」の説明を受けました。なかよし小班だけでなく中学生や保護者、地域の方と「家族」と呼ぶグループを作って、岐阜小学校から岐阜公園までの「井ノ口エリア」を歩き、クイズやゲームをすることなどを理解することができました。ここでは、最初の指令として「ふれあいフェスタ」開催で期待できることも、みんなで話し合って「指令書」に書き込みました。二日後に迫った11日(土)が楽しみになりました。また、この日の出発時に掲げられる「ふれあいフェスタの看板」に「岐阜まちの好きなもの、好きな場所を書き込みましょう」というお知らせもありました。

この日は、めぶき学級担任とハートフルサポーターが自宅待機から復帰し、約3週間ぶりに岐阜小学校本務職員が全員が揃う嬉しい1日となりました。1時間目のめぶき学級の様子を見に行くと、2人の先生が精力的に個別の指導援助に当たっていて、子どもたちも安心して学習に集中することができていました。

1時間目に、6年1組が算数科「どの行き方がいいかな」の授業を行っていました。「読み取る力をのばそう」という目標で位置付いているこの時間(教科書のこのページ)は、岐阜市教育委員会学校指導課の算数・数学の指導主事でGIGAスクール推進室主幹でもある栗本先生お勧めの「ロイロノート」活用問題だということです。岐阜市の教科等指導員(小学校算数)を務める本校の算数科主任が、6年生の子供たちと一緒に果敢にチャレンジする時間になっていました。「ふれあいフェスタ」や「ぎふまちガイドツアー」を控えて超多忙なときを過ごす6年生ですが、日々の教科の授業にもしっかりと取り組んでいます。

2,3時間目には、1年生が1,2組とも生活科「あきのおもちゃづくり」の授業を行いました。楽しく遊ぶことができるものを考え、拾い集めたドングリや家から持参した廃材を使って、コマや楽器等を工夫しながら創作活動を楽しんでいました。

3時間目の2年生は、1,2組それぞれの教室で、生活科「もっとなかよし まちたんけん」で出かけるお店について「自分の知りたいこと」を考えて、プリントに書き込んでいました。いよいよ来週と再来週に金華・京町の2回に分けて「まち探検」に出かけますが、お店の方とも一緒に行く仲間とも、もっと仲良くなれることを楽しみにしたいと思います。

同じく3時間目、5年1組の教室では、総合的な学習の時間として前日(8日)に行った「川原町の5つの施設」見学のまとめを行っていました。「櫻井銘木店」「長良川デパート・CASA」「住井富次郎商店」「鵜飼観覧事務所,造船所」「十八楼」で各自が見たり聞いたりした事柄(情報収集したこと)を、自分のメモやタブレット端末で撮影した写真をもとにした「プレゼン資料」作成に入りました。

 

11月8日(水)の朝活動~朝の会の時間に、5,6年生が体育館に集まり、今週土曜日(11/11)に開催する「ふれあいフェスタ」についての説明を受けました。最初に「ふれあいフェスタ」実行委員長さんのお話を聞き、続いて岐阜小CS地域行事部会PTA代表や教頭からの説明から、具体的なイメージをもち、山本さん作成「岐阜まちの歴史研修動画」の視聴による「ちょっと予習」も行いました。明日は「なかよし活動」で、小班の1~4年生の子供たちに高学年から伝えることも学びました。これらの様子は、委員長さんをはじめ「ふれあいフェスタ」実行委員の5人の方にも見守っていただきました。

この日の1時間目、1年生が1,2組ともに、特別の教科 道徳「ちゃんとのたつじん」の授業を行っていました。「ちゃんとできると毎日が楽しくなること」を、いろいろな場面から考えていました。

この日は、1時間目にすくすくと6年1組、2時間目に3年2組と2年1組というように、教科担任による英語科の授業を受けていました。この日はお休みだったALTと、英語専科の非常勤講師の勤務日は月曜日と水曜日で、基本的には全学級の英語科授業が、この2日間に位置付く時間割となっています。また、英語専門の学級担任は自分の学年の両学級とも担当しているため、岐阜小学校では全学級の英語科の授業を、中学校英語科教員免許を所有する教員が指導しているわけです。

4時間目に校内を巡回していると、2年生が自分のタブレット端末を持ってワークスペースに集まっていました。様子を見ると自分のノートをタブレット端末で撮影し、それをロイロノートに貼り付けてノートの説明を加えていました。これは、12月に行う「ノート展」に向けて、11月中に学年での「ミニノート展」を行うために、情報主任から「ロイロノート活用でのノート展」の仕方を教わっていたのです。ノートを展示すると授業で不都合が生じる問題があったため、ロイロノートでの交流にも移行できそうです。また、この時間にめぶき学級の教室を見ると、5人の2年生と1年生1人が算数の学習に集中して取り組んでいました。

5年生は、2~4時間目を使って5つのグループに分かれて川原町にある「櫻井銘木店」「長良川デパート・CASA」「住井富次郎商店」「鵜飼観覧事務所,造船所」「十八楼」に見学に行ってきました。この見学では、5つの施設それぞれの人と対話を重ね、川原町の魅力に迫るようにしました。そこには、5年生2学級とひまわり学級の担任に加え、引率ボランティアとして7人の保護者やご家族の方々にサポートもしていただきました。往復の交通安全のみならず、各見学場所での写真撮影のご協力もいただきました。

 

11月7日(火)に、1年2組担任が「仕事復帰」を果たしました。この先生は「網膜剥離」の手術と術後の療養で2週間以上のお休みをしていたのですが、網膜が剥がれたわけでなくて穴が見つかって剥がれないようにするレーザー治療の施術であったため、早期復帰が実現したのでした。しかし、眼内の状態が落ち着くまでに2ヶ月程度を要し、見え方も疲れやすくなるようです。重い物を持ったり、跳んだり走ったりすることは避け、車の運転もしばらくはできない中での復帰となります。そこで、朝活動の時間には1年生はワークスペースに集まって「学年集会」を開き、留意事項を確認するとともに「イモ掘り」「親子行事(名和昆虫博物館見学等)」の本日の活動のサポートとして、毎週火曜日に「学校インターンシップ」で来てくれている岐阜聖徳学園大学4年生の学生が、この日は1年生と一緒に過ごしてくれることも紹介しました。

この日の朝活動の時間に、4年生はワークスペースに集まって「学年集会」を行っていました。内容は、後期園芸委員会の委員長と副委員長の選出でした。最初に前期の委員長・副委員長の頑張りを称えながら労い、続いて委員長・副委員長の順に立候補者を確認し、みんなで承認したり多数決を取ったりして決定していきました。

1,2時間目には、1年生がサツマイモの収穫をしました。最初に、畑から芋の蔓を取り出し、クリスマスリースの土台作りを行いました。自分のリースができると、大喜びで見せに来てくれました。続いて、イモ掘りを行い、大小様々なサツマイモがたくさん出てきました。昨年度に比べてとても大きく育ち、子供たちは自分たちで収穫したイモにとても満足そうでした。

中休みには、2023年「岐阜県発明工夫展」絵画の部において「ストレスすいあげ!タコロボット」の絵で、見事に最優秀となる「岐阜県知事賞」を受賞した2年生児童の表彰式を校長室で行いました。

4時間目の5年生は、ワークスペースに集まり、総合的な学習の時間の新単元「長良川と共に生きる川原町の人々」の導入となる授業を、学年全体で行っていました。古い資料を使って、川原町の歴史についてのガイダンスを聞きました。ここで聞いた概略をもとに、翌8日(水)に5ヶ所に分かれて見学に行くことになります。

この日は、すくすく(わかば学級とひまわり学級)の5,6年生が、名古屋市にある「トヨタ産業技術会館」に、社会見学に行ってきました。社会科で学習した自動車をつくる工業について、見学や体験を通して深めることができました。また、バスや電車に乗って出かける「自立活動」としても、安全に気を付けて移動することが出来、仲間と協力して楽しんでくることができました。すくすくの学級担任不在の学校では、フリーの教員やハートフルサポーターの支援を得て、教頭がしっかりと留守を預かっていました。

午後からは、PTA学年協議会事業の「親子活動」として1年生が「校外学習」に出かけてきました。親子で岐阜公園まで行って「名和昆虫博物館見学」と「金華山麓の秋見つけ」を交代で行いました。館長さんに、虫の取り方や館内での見学のポイント(クイズのヒント)を教えていただき、館内では親子でクイズを楽しんだり、珍しい昆虫に歓声をあげたりして楽しく過ごすことができました。金華山麓(岐阜公園)での「秋見つけ」では、春や夏とは違う木の実や木の葉を見ながら季節を体感しました。

盛りだくさんなこの日の6時間目には、6年生がワークスペースに集まって「岐阜まちガイドツアー」に来てもらう白川郷学園の6年生とオンライン(ZOOM)で「事前交流会」を行いました。6月の修学旅行では「白川郷のミニ観光大使を務める白川郷学園6年生に合掌村ガイド」をしてもらい、その事前交流をオンラインで行ったのですが、今回はその逆バージョンでの「オンライン交流」でした。久しぶりの顔合わせで思春期特有の恥ずかしさもあって、やや盛り上がりに欠けた印象もあったのですが、これはオンライン交流の難しさでもあり、11月27日(月)当日にはリアルな体験として、きっと良い交流ができるものと期待したいと思います。

 

11月6日(月)は、先週インフルエンザ(A型)感染拡大に伴って自宅待機となっていた先生や学級の子供たちが復帰し、久しぶりに全学級が学校での教育活動を進めることができます。一方で、めぶき学級担任がインフルエンザA型に感染して明後日の水曜日(11/8)まで自宅待機となったため、すくすくの子供たちはめぶきの教室での合同授業を中心に対応させていただきます。また、目の治療や療養でお休みしている1年2組担任も、明日(11/7)からの出勤予定です。

11月は、3日(金)が「文化の日」(祝日)であったため、6日(月)の朝活動の時間に「いじめを見逃さない日」の取組を行いました。今月も、児童会放送委員会(引継期間中)の協力の下、Teamsを使った放送集会として、いじめ対策監から「すごしやすい学校」についての働きかけがありました。最初に、岐阜小学校児童の先輩(本校卒業生)である岐阜中央中学校3年生の生徒会長から「生徒会サミット」に参加した経験をもとにした「ビデオメッセージ」を視聴しました。そして、岐阜小学校のトイレのスリッパが整頓されていない写真画像から、考えて欲しいことを投げかけられました。テレビ放送終了後、「トイレのスリッパが乱れる理由や利用するときの気持ち」について、発達の段階や学級の実態に応じて話し合っていました。

この日の1時間目、インフルエンザ感染拡大の心配がなくなってきた1年生は、2組の子たちも1組の教室に入り、学年主任が学年全体で国語科「じどう車くらべ」の授業を行いました。学習プリントの使い方を覚えながら、この単元の導入の時間に集中して取り組んでいました。

同じく1時間目、めぶき学級の教室を覗いてみると、めぶきの2年生、3年生、ひまわりと高学年という3つのグループに分かれて学習活動を行っていました。主に2年生グループを補充に入った教務主任が指導し、わかば担任とひまわり担任は、流動的に全体を見渡しながら個別支援に入っていました。一つの教室で複数の教員の目が届く体制で、この日の教育活動を進めていきます。

午前中には、5年生が総合的な学習「長良川と共に生きる」の学習の一環で、岐阜小学校区にある鏡岩水源地へ「校外学習」に行ってきました。清流長良川の上質な伏流水を利活用した岐阜市ならではの浄水場の仕組み、それを維持管理するシステムなどの工夫についての理解を深めることができました。また、復路で川原町散策を位置付け、長良川と人々の暮らしの繋がりに気付くきっかけとなる機会にもしました。