保護なしブログ(記事のみ)

11月第3週の教育活動

11月17日(金)の朝活動「読書タイム」に、今年度の第8回となるコミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」が行われました。今回は4,5,6年生には各教室、すくすくのみんなには音楽室で、地域や保護者のボランティアによる「読み聞かせ」をしていただきました。保護者ボランティアの中には、入学前のお子さんも連れてみえて、お姉ちゃんと一緒に読み聞かせを楽しむ弟の様子も見られました。高学年では、集中して耳を傾ける姿が多く見られました。

朝活動(読み聞かせ)終了後、6年生の先生達に「子供たちに提案したいことがあるので、時間を取ってもらいたい」と無理を言って、学年合唱練習の代わりに「臨時学年集会」を開いてもらいました。実は、今週火曜日(14日)の「岐阜まちガイドツアー」実地研修(リハーサル)や、木曜日(15日)の5年生の「総合的な学習」全校研究授業の様子を見て、早朝ウォーキングで思いついたことがあって6年生に伝えたいと思ったのです。今回の「岐阜まちガイドツアー」は、岐阜小校区の観光スポットを巡るガイドツアーで、各スポットごとに紹介できるように準備をしてきたのですが「インターネットで分かることを話すことは岐阜小児童のガイドと言えるのだろうか?」と思ったのです。(公財)岐阜観光コンベンション協会HP「岐阜市観光ナビ➝観光スポット」を開くと、今回の全スポットが詳しく紹介されています。このHPを紹介すれば、白川村でも知ることができるのです。従って「自分たちの体験談」で岐阜まちの「ふるさと自慢」をしてはどうだろう?と提案したのでした。実は「14日のリハーサルでもそんな姿があった」と、研修中の山中先生からも補足がありました。

この日の5時間目、1年生が東門周辺のアスファルト上で生活科の学習の一環で、自分の鉢にチューリップの球根を植えました。天候を見ながら時間割を変更し、説明を聞いてどの子もしっかり植えることができました。

午後の3年生は「妙照寺」の見学を行い、ご住職からお話を聞きました。「何故、松尾芭蕉をはじめとする歴史的にも著名な方々が立ち寄る場所であったのか?」と課題意識をもち、歴史と文化の岐阜まちであることを実感してくることができました。天気予報を見て午前から午後への見学時間をずらす提案をいただき、雨に降られず無事に行ってくることができました。今回も引率ボランティアとして、多くの保護者サポーターの皆さんに行きと帰りの交通安全をサポートしていただけました。

研修派遣最終日となる5日目は、朝の読み聞かせ、6年生の臨時集会、1時間目のひまわり学級のプログラミング、スクールカウンセラーとの懇談と、午前中には盛りだくさんな内容となりました。午後は、6年1組の算数科「比」の授業、12月の「ノート展」に向けた6年生のロイロノートへの写真提出による「ノート交流」、「岐阜まちガイドツアー」の案内や紹介の見直しの様子を参観され、ICT機器活用の在り方を学んでいました。

鳥取県教育委員会「未来を拓くとっとり学力向上プロジェクト」の一環で、西部教育局「未来を支える人材育成事業」(若手教員派遣事業)として5日間の研修をされた鳥取県米子市立弓ヶ浜小学校の山中卓先生と、岐阜小学校での1週間を校長室で振り返りました。「『家庭学習への転換で見えてきたこと』と『タブレット端末をはじめとしたICT機器活用』を研修の目的にして来たのですが、いずれもレベルが高すぎて、そのまま持ち帰ることはできないと感じたのが正直な感想です。しかし、方法論的なことよりも『児童の成長最優先』『自ら進んで学ぶ力の育成』『教員の使命は子ども一人一人に寄り添うこと』という理念こそが大切だと学びました。自分の学校や鳥取県でできることから始めたいと思います。賢い子供たち、能力の高い先生方、協力的な保護者の皆さん、温かく誇り高き地域の皆さんが受け入れてくださり、『ふるさと教育』の重要性や『コミュニティ・スクール』の魅力も存分に味わうことができました。本当に充実した研修となりました。」と話してくれました。

 

11月16日(木)の朝活動は「学年発表の児童集会」で、4年生による「視覚障害者福祉について学んだこと」の発表でした。それぞれ担当学級に分かれて総合的な学習の時間に取り組んできた「盲学校見学」や「視覚障害者体験」等の学習の成果を、タブレット端末に入れたプレゼン資料を使って堂々と発表してくれました。それに対する各学級も、質問や感想でしっかり応えていました。岐阜小学校での教育活動についての研修をされている鳥取から派遣されている先生は、発表後の6年生児童からの感想や担任からの評価も、食い入るように見聞きしていました。今回の研修目的でもある「学力向上」について、ICT機器活用による「表現」や「対話」に着目しながら熱心に学んでみえます。

この日の1時間目に、1年生が1,2組とも生活科「あきのおもちゃづくり」の授業を行っていました。「つくってきたあきのおもちゃを、もっとみんながたのしめるおもちゃにつくりかえよう」に向かって、今回も工夫しながら創作活動を楽しんでいました。2組では、作ったおもちゃの説明を「ロイロノート」に記入して提出する活動も行っていました。

2年生は、2,3時間目にかけて生活科の学習の一環で「校区のお店探検」にでかけました。目的は「グループごとに二度目の町たんけんに出かけ、友達と協力しながら、地域の人にインタビューをしたり、地域にあるものを調べたり、利用したりして、それらが自分の生活とかかわっていることをさらに見つけることができる。」です。4,5人ごとのグループになって、それぞれ同じ方向にある7店舗の探検に行ってきました。今回もとても大勢の保護者ボランティアの皆さんにお集まりいただきました。出発前に、スタッフミーティングとしてやっていただきたいことや気をつけて欲しいことをお願いし、グループごとに出かけていきました。今回は、宇野カバン、CASA、亀甲屋、奈良屋、中島仏壇、アンドレディ、賀雲堂の9店舗にお邪魔をいたしました。どのお店も、とても優しく丁寧にいろいろなことを教えてくださいました。この様子は、鳥取から派遣されている先生にも、2年生が地域の方々から学ぶ様子や引率ボランティアの保護者サポーターの皆さんの活躍ぶりを感じ取ってもらいました。

5時間目には、5年1組の子供たちが総合的な学習の時間「長良川と共に生きる人々」の授業を、全校の先生の研究のために提供してくれました。この時間は「櫻井銘木店」「長良川デパート・CASA」「住井富次郎商店」「鵜飼観覧事務所,造船所」「十八楼」で各自が見たり聞いたりした事柄(情報収集したこと)を、自分のメモやタブレット端末で撮影した写真をもとに作成した「プレゼン資料」を3~4人グループで伝え合って「川原町の魅力」に迫る学習活動でした。川原町づくり協議会の会長の立場で十八楼女将の伊藤さんに、コミュニティ・ティーチャー(CT)として参加いただき、各グループへの価値付けや方向付けをしていただきました。子供たちは大変意欲的に取り組み、時間オーバーを気にせず粘り強く追究していました。

放課後には、岐阜教育事務所による「主題研究要請訪問」として、5年1組の総合的な学習の時間の授業を全校の教員が参観し、放課後に研究会を行いました。学年主任で研究推進委員長の考えた単元構成や展開案を、高学年部の先生方で練り合った試みのある授業提案についての研究協議となりました。ご指導いただいた指導主事の先生からは「ふるさとや長良川への思いが熱い子供たちの授業と先生方の研究会を観させていただいた」「意欲的で伝えたい気持ちの強い子供たちが粘り強く取り組んだ」「CTの伊藤さんが川原町と長良川を繋ぐ助言を繰り返しして、子供たちの知識と知識を繋げて方向性を示されていた」「授業者が新たな単元を創って挑む姿勢を見せられた」など、お褒めの言葉をたくさんいただきました。学校の研究推進の課題としては「子供たちに何を、どのように考えさせるのか、主体性を育成する視点から考えたい」「誰かに伝えることを重視することには大賛成だが、子供自身で伝え方の選択・判断ができるようにしていきたい」などが明確になりました。鳥取から派遣されている先生にも、全校研究授業の参観と全校研究会への参加によって、岐阜小学校の主題研究の推進、総合的な学習の時間を中心としたカリキュラムマネジメントについて、学んでいただきました。

 

11月15日(水)は、岐阜中央中学校との「小中合同挨拶運動」最終日(3日目)として、南門と東門に「あいさつロード」ができ、大勢の挨拶ボランティアの元気な「おはようございます!」の声が響きました。東門では、主任いじめ対策監や児童会(代表委員会)担当の生徒指導主事が声をかけ、長い「あいさつロード」の共創を楽しむことができました。

この日の朝活動は、テレビ放送による児童集会として、後期児童会の各委員長への「認証状授与式」を行いました。放送室(スタジオ)では、校長から委員長一人一人に認証状を手渡しました。校舎2階では4,5,6年生はワークスペースに出て、各委員会の決意を表す機会として、委員長の呼びかけに返事をしたり、委員長に続いて全校のみんなに向かって「よろしくお願いします」の挨拶をしました。低学年の子供たちも「よろしくお願いします」の気持ちを、テレビ画面に向かって伝えていました。また、認証式終了後には学年ごとにその決意の確認をしていました。なお、今年度からは委員長だけでなく、代表委員にも認証状を渡すことにし、本日の中休みに前・後期の代表委員を集めて配布します。

この日、朝の代表委員会を中心に中学生と一緒に進める「挨拶運動」(あいさつロード)や「後期委員長認証式」など、岐阜小学校の児童会活動の様子を記録しながら学んでいただきました。午後は、今年度の新企画「家庭の教育力」向上を目指す「CSの日/子育てサロン」の第6回「岐阜小コミュニティ・スクールを知り尽くそう!」に参加し、スペシャルゲストとして学校運営協議会長さんに「プレゼン」もしてもらい、校長の進行で質疑応答や意見交流をしながら理解を深められました。

 

11月14日(火)の始業前、午前7時を回った頃から大イチョウの周りで銀杏拾いを始める4年生がいて、7時半を過ぎる頃には十人近い子たちが銀杏を拾い集めています。その多くが毎日のルーティンとなっているようで、拾い集めた銀杏が大量に集まっています。今後は、金華ふれあいクラブの皆さんと一緒に、これらを洗って、皮をむいて、干して、袋詰めにする作業へと進みますが、今年の4年生も労を惜しまずに働いてくれる子がいて、本当に頼もしく感じます。また、前日に引き続いて岐阜中央中学校との「小中合同挨拶運動」2日目として、南門と東門に「あいさつロード」ができ、大勢の挨拶ボランティアの元気な「おはようございます!」の声で登校してくるみんなを迎え入れてくれました。

11月13日(月)~17日(金)の5日間、鳥取県米子市立弓ヶ浜小学校で6年生の担任をしてみえる山中卓先生が、岐阜小学校での教育活動についての研修をされます。2日目の午前中は、主に岐阜小学校の「家庭学習」について、各学級の交流の様子を実際に参観したり、児童や教員(担任と校長)の話に耳を傾けたりして、理解を深められました。

この日の午前中に、読売新聞社の記者が「岐阜小学校の家庭学習」の取材に本校を訪れました。鳥取県からの研修に合わせて、この日に取材日を設定しました。5年2組の「家庭学習」交流の様子を見てもらった後、5年生の代表児童にインタビューをされました。和気藹々とした座談会のような形式で行われ、子供たちは「家庭学習の方がやるべきことや、やりたいことができて楽しい!」と、本音トークとして良さを強調していました。その後、5年2組担任へのインタビュー、校長室での取材と続きました。実は、この取材は9月に読売新聞香川県版に電話取材を受けたことが報道され「その反響が大きかったので、全国版で扱うことになった」ということでした。

1,2時間目をかけ、3年生は正法寺の「岐阜大仏」の見学を行い、ご住職からお話を聞きました。「何故、籠大仏が岐阜まちにあるのか?」と課題意識をもち、岐阜まちが長良川の恩恵に溢れていることを学びました。朝から予想以上に暑くなったのですが、天候には恵まれ事前学習を生かした見学ができました。また、今回も引率ボランティアとして、多くの保護者サポーターの皆さんに行きと帰りの交通安全をサポートしていただけました。本当にありがとうございました。

午前中の授業時間を使い、岐阜小学校の学校医である桐山歯科から、5人の歯科衛生士さんに来ていただき、養護教諭と一緒に発達段階に応じた偶数学年対象の「歯科保健指導」をしていただきました。2時間目の2年生は、1階メディアセンターで「むし歯の成り立ち」を分かりやすくお話しいただき、個人用タブレット端末を使って自分の口の中を見たり、模型を使って歯みがきの仕方を教えていただいたりしながら「歯みがきマスター」目指して学んでいました。3時間目の4年生は、1階メディアセンターで「どうしてむし歯になるのか?」を分かりやすく話していただき、「フッ素の力を借りて大切な歯を守ろう」というめあてに向かって、正しい歯みがきの仕方を教えていただきました。4時間目の6年生も、1階メディアセンターで「正しい歯みがき」について分かりやすくお話しいただき、手鏡や個人用タブレット端末を使って自分の口の中を見たり、模型を使って歯みがきの仕方を教えていただいたりしながら「自分の歯は自分で守ろう(歯科医院で相談しよう)」というめあてを再認識することができました。

岐阜小学校での教育活動についての研修2日目午後は、岐阜小学校の「ふるさと共創教育(ふるさと学習)」を理解してもらおうと、6年生が分担された役割(案内スポット等)ごとに分かれて「岐阜まちガイドツアー」ができるようにするための実地研修(リハーサル)に付いて行ってもらい、正法寺の「岐阜大仏」の案内、「金華山ロープウェー」で山頂まで行って「岐阜城天守閣」の案内の様子を見届けていただきました。6年生の子どもたちも、各エリアでの自分の役割をイメージしながら取り組んでいました。

 

11月13日(月)の7時30分頃から、岐阜中央中学校の中学生ボランティアとPTAのみなさんが、岐阜小学校の東門と南門に分かれて「あいさつ運動」を行いました。この日は、後藤校長先生や主任いじめ対策監の脇田先生も駆け付けてくださり、一緒に参加していただきました。これは、岐阜中央中学校コミュニティスクール地域行事部会で計画された岐阜中央中学校区内「あいさつ運動」の一環です。この運動には、児童会(代表委員会)を中心に岐阜小学校児童も「あいさつロード」のように参加し、この日から3日間「校門での挨拶運動」を続けます。岐阜小学校を卒業していった金華地域の中学生が、とてもにこやかに「おはようございます」と声をかけてくれ、登校してきた子供たちも嬉しそうに元気な挨拶を返していました。

11月13日(月)~17日(金)の5日間、鳥取県米子市立弓ヶ浜小学校で6年生の担任をしてみえる山中卓先生が、岐阜小学校での教育活動についての研修をされます。これは、鳥取県教育委員会「未来を拓くとっとり学力向上プロジェクト」の一環で、西部教育局「未来を支える人材育成事業」(若手教員派遣事業)として行われる県外の教育施設での1週間(5日間)の研修です。初日のこの日は、まず、給食や掃除等で一緒に過ごすことの多くなる6年生の子供たちとの顔合わせを行いました。その中で、山中先生から「一律の『宿題』廃止➝『家庭学習』への転換という報道で岐阜小学校のことを知り、ネットやHP等で情報収集をしたところ、多方面で先進的な教育活動を進めている学校だと分かったので、ぜひ岐阜小学校に行って学びたいと申し出たところ、ご快諾をいただいたので、今ここにいます。昨日6時間かけて鳥取から来ました。」という挨拶がありました。その後、早速「合唱練習」の様子を見ていただきました。

初日の午前中は、岐阜小学校の教科担任制について、6年1組を中心に参観してもらいました。2時間目の教務主任による理科、3時間目の2組担任とALTとの英語科、めぶき学級担任が教科担任を務める4時間目の国語科の学習を熱心に参観されました。また、6年生以外の教室や授業の様子も見られ、給食時間にはテレビ放送で挨拶と鳥取県の紹介をしてもらいました。

この日の昼休みに、未来の科学の夢絵画展、発明工夫展で入賞した子たちの表彰式を校長室で行い、記念写真を撮りました。

5時間目には、1年生は1,2組とも算数科「たしざん」の授業を行っていました。「10のまとまりをつくって」繰り上がりのある足し算の計算の仕方を学習しました。足す数と足される数の小さい方を、大きい方の数と足して10になるように小さい方を分けて考える「さくらんぼけいさん」が定着していくとよいと思います。