保護なしブログ(記事のみ)

1月第2週の教育活動

1月12日(金)の朝活動「読書タイム」に、今年度の第11回となるコミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」のが行われました。今回は、1,2,3年生の各教室で地域や保護者のボランティアによる「読み聞かせ」を聴かせていただきました。今回も集中して聞きながらも、リアクションや対話によって双方向の楽しみを味わうことができていました。

この日の1時間目、6年生がワークスペースにあつまり、卒業に向けた巣立ち活動としての「卒業プロジェクト」のオリエンテーションとグループ分けを行い、後半はグループごとに分かれて計画を話し合いました。

午前中には、保健室で低高学年(1,2年生)がデジタル身長・体重計による「発育測定」を行いました。この機会に、測定前にはメディアセンターで養護教諭の國居先生によるウイルスについての保健講話を聞きました。低学年にも分かりやすい内容にして、抵抗力をつけるための生活の仕方についても伝えられました。話を聞く姿勢からも成長の様子が窺われ、とても嬉しく感じました。

また、6時間目の5年生は、ワークスペースに集まり「6年生ありがとうの会」に向けて、動き出しました。この日は、6年生への感謝の気持ちとして「6年生にしてもらったこと」「6年生が凄いと感じること」などを出し合い、自分たち5年生が「6年生ありがとうの会」を計画する意味や目的を確かめ合っていました。

 

1月11日(木)の朝活動の時間に、4年2組では新しい仲間を迎え入れていました。岐阜小学校に入学して2年生まで在籍していた男子児童が、家庭の都合で移り住んでいたオーストラリアから、1年9ヶ月ぶりに戻ってきたのです。久しぶりの岐阜小学校で戸惑うこともあるかもしれませんが、仲間の支えで速くなれていって欲しいと思います。また、朝の会の時間には、6年生がワークスペースで卒業に向けた合唱練習を行っていました。ソプラノとアルトに分かれて練習するなど、本番を見据えて取組にも熱を帯びてきました。

この日の午前中、保健室で中学年(3,4年生)がデジタル身長・体重計による「発育測定」を行いました。この機会に、測定後の時間を使って養護教諭の國居先生による保健指導がありました。今回は、文部科学省の公式webページに取り上げられている「生命(いのち)の安全教育動画教材」を用いて、大切な自分の体について教わりました。

4時間目には、2年生が体育館で短縄跳びの練習成果を発表する「なわとび大会」を行いました。12月から取り組んできた跳び方の中で、前跳び、後ろ跳び、かけ足跳び(前・後ろ)、片足跳び(前・後ろ)、交差跳び(前・後ろ)、あや跳び(前・後ろ)、二重跳び等にみんなで挑戦し、跳び続けている子を途中で引っかかってしまった子たちで応援しながら見守っていました。

5時間目の1年生は、1,2組とも「3月までのめあて」として後期後半の学習、生活、仲間についての目指す姿を話し合っていました。具体的な場面を想定しながら、学級として頑張っていくことを考え決め出しました。

また、6時間目は児童会「委員会活動」の時間で、5,6年生は代表、放送、給食、図書、保健体育、環境の委員会ごとに、後期後半の日常活動を確認したり、キャンペーン的な活動の計画を立てたりしていました。4年生園芸委員会は、プランターの花の整備作業に一生懸命取り組んでいました。

 

1月10日(水)の朝、児童会代表委員会の呼びかける「あいさつロード」が行われました。この日も冷え込みが厳しかったのですが、7:40~7:50の校門には登校してくる子どもたちを迎える「おはようございます」という声が響き渡りました。令和6年最初の「あいさつロード」でしたが、多くの子が参加してロードの列が伸びていきました。「あいさつロード」が終わった後にも、タスキを掛けた代表委員が校舎に入ってくる子たちを元気な挨拶で迎え入れていました。前期の代表委員が考えた児童会スローガン「全校のみんなでつくろう 日本一のあいさつ・思いやりあふれる学校」に向かって、後期後半も頑張っています。

この日の朝活動の時間に「いじめを見逃さない日」の取組を行いました。今回は、文部科学省の公式webページに取り上げられている「いじめに対する理解を促す動画教材」を用いて、「シンキングエラー」について、具体的な場面を思い描きながら考える時間としました。最初に、いじめ対策監から「シンキングエラー」についての簡単な話があり、「具体的な場面を動画を観て話し合ってみましょう」と投げかけました。また、放送集会では毎回放送委員会のメンバーが役割遂行に向けて意欲的に動いています。放送終了後、低学年(めぶき、1年生、2年生、3年生)は、文部科学省の公式webページに取り上げられている「いじめに対する理解を促すシンキングエラー動画教材」の中から「わるぐちをいってしまった あなたなららどうする?」の動画を観て、認めて謝るかどうかと、それぞれの理由について話し合いました。続いて「あいてをきずつけてしまったら」の動画を観て、これからどのような行動をするかを話し合いました。高学年(わかば、ひまわり、4年生、5年生、6年生)も同様に、文部科学省の公式webページに取り上げられている「いじめに対する理解を促すシンキングエラー動画教材」の中から「悪口を言ってしまった あなたなららどうする?」の動画を観て、認めて謝るかどうかと、それぞれの理由について話し合いました。続いて「相手を傷つけてしまったら」の動画を観て、これからどのような行動をするかを話し合いました。

1時間目の1年生は、1,2組ともに、特別の教科 道徳「おとしよりと いっしょに」の授業を行っていました。教科書では「敬老の日に因んで学校の近くのお年寄りをお招きする話」でしたが、岐阜小学校では来週から生活科「昔遊び」の学習に、岐阜小学校区のお年寄りをコミュニティ・ティーチャーとしてお招きする計画を立てています。そこで、どのような関わり方をすると良いのかを考える機会として、この日の授業を位置付けました。

4時間目には、3年1組の教室では国語科書写「書き初め」の学習として、毛筆で「正月」の文字を書いていました。書き初めは、もはや学校における書写教育を通して国民レベルで受け継がれているといっても過言ではありません。書き初めは、新年早々(1月2日)に神聖な若水を使って書くことで、神意にあやかって字が上手になることを祈願する(書の上達を願う)という意味と、おめでたい言葉や詩歌、または今年一年の目標や抱負を書くことで、行動を新たにする(一年の抱負を心新たにする)という意味があります。岐阜小学校では、冬休み明けの初日(1/9)に多くの学年や学級で取り組んでいましたが、時間割の関係で3年1組はこの日に集中して行いました。また、いくつかの学年のワークスペースには、新年の決意を表すものが掲示されていました。

同じく4時間目、2年生はワークスペースに集まり、今月予定されている第3回「命を守る訓練」の事前指導を行っていました。第3回となる今回は、例年通り実施日時の「予告なし」で行うため、子供たちはいろいろな想定をしながら事前に学んでおく必要があります。特に、今回は「石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震」や「羽田空港衝突事故」から日が浅く、教訓として学びを生かす必要があります。子供一人一人が自分で判断し、適切な行動がとれるよう指導していきたいと思います。

 

1月9日(火)の朝、6時台に校舎内を回ってみると、各教室の板書や廊下掲示など、冬休み中に準備された「年始の挨拶」メッセージがいくつも見られました。いよいよ令和6年の学校生活がスタートします。明るい笑顔の子どもたちとの学校生活を楽しみにしています。

この日の朝活動の時間にテレビ放送による冬休み明け「全校集会」を行い、後期後半の学校生活が始まりました。最初に放送室から流れる伴奏音楽に合わせて全校で校歌を歌いました。続いて、児童代表として「4年生の後期前半の頑張り」を発表してくれました。1組の代表が「銀杏活動と家庭学習」をタブレット端末の映像を使って、2組の代表が「仲間の支えもあって進歩した自分」のことを堂々と分かりやすく話してくれました。校長からは、能登半島大地震に少し触れた後、今年も「決意」と「感謝」を姿で示そうという話をしました。

この日は、青森県青森市立沖館小学校の大賀校長先生が、岐阜小学校に来校されました。昨年秋に全国的なオンラインセミナーで知り合って、岐阜小学校の教育活動をお話ししたところ「機会があれば一度お邪魔して学校の様子を参観させて欲しい」ということになり、青森がまだ冬休み中のこの日に訪問されたのでした。昨日岐阜県に入られ、関ヶ原古戦場記念館と岐阜城を見学されて、岐阜小学校区のことも下調べされたようです。折角の機会でしたので、岐阜小学校運営協議会の青山会長さんにも声をおかけし、岐阜小学校のコミュニティ・スクールについてのお話をしていただきました。校内を巡回していただきながら、学校施設や子供たちの様子もご覧いただき、とても感心して帰って行かれました。