保護なしブログ(記事のみ)

3月第4週の教育活動

3月22日(金)は、令和5年度の通常授業日つぃては最後となる1日です。朝活動の時間に校舎内を回ってみると、前日「家庭学習」交流をしていた4年生が、この日は5年生進級に向けて行ってきた児童会「委員会活動」探索活動の取組をロイロノートで交流していました。また、在校生代表として卒業式に参加する5年生は、卒業式当日の動きやこの日の午後の会場設営の分担等を、学年主任から聞いていました。

1時間目に6年生は、体育館で最後の卒業式練習を行いました。19日(火)の総練習は、教頭先生不在で「お別れの言葉」も一部抜粋(「卒業合唱」等は5年生には本番で披露)だったため、6年生だけで再度「総練習」形式で行ったわけです。欠席者を含めて体調不良のこがいることが心配ですが、25日(月)にはベストな状態で参加できるようにして欲しいと思います。

3時間目、1年生は1組が国語科「これはなんでしょう」、2組が生活科「もうすぐ2年生」の授業を行っていました。仲間と学び合って「共創を楽しむ」様子が見られ、頼もしく感じました。

その3時間目、教室で担任が授業を行っていた学級は、めぶき、2年1組・2組、4年1組・2組でした。自立、音楽、算数、テスト、社会と、バラエティに富んでいました。3年生はワークスペースに集まり、年間まとめの学年集会を、子供達が進めていました。学級や学年の宝物を発表したり、学年代表委員会メンバーをみんなで称えたりしました。5年2組は教室、6年1組は運動場で、年間締め括りの「学級お楽しみ会」を開いていました。笑顔が溢れる時間となりました。5年1組は図工室、6年2組は理科室で、教科担任の先生の授業を受けていました。出来上がった作品を鑑賞したり、テストの答え合わせをしながら実験結果を思い出したりしました。6年生の授業には、岐阜中央中学校から先生が参観に来ていました。

また、この日は好天に恵まれ、朝の冷え込みが嘘のような穏やかな1日となりました。中休みと昼休みには今年度最後の外遊びを楽しもうと、多くの子が運動場に出て遊んでいました。学級や学年の枠を越えた異学年交流も見られる「岐阜小学校らしい風景」に、心も温かくなりました。

午後からは、卒業式準備を4,5年生児童と職員で行いました。体育館の会場設営を担当した5年生は、事前に説明を受けていた設営作業を、先生からの指示を待つことなくテキパキと進めました。4年生は、渡り廊下をきれいにしたり花道のための花を運んだりしました。自分の分担が終わった子は「見つけ作業」を進んで行っていました。5年生は、在校生代表として参列して「感謝」「決意」「お別れ」も表すのですが、会場設営にもその気持ちを込めていたように感じました。

 

3月21日(木)の朝(登校後の始業前)、玄関前では2,3年生が一緒になって「あいさつキャノン」の取組を行っていました。そこには、平成29年度の岐阜小学校3年生だった初代「あいさつキャノン」の岐阜中央中学校卒業生(3年生)が、参加してくれ当時の担任だった江崎先生が、現2,3年生に紹介してくれていました。また、今年度最後となる「あいさつもりあげ隊」が、この日も校舎中に「おはようございます」を響かせました。児童会の掲げる「日本一のあいさつ」に向かって、「伝統継承」と「文化創造」の融合が図られて、とても頼もしく感じています。

この日の朝活動~朝の会の時間、朝の会を済ませた4年生が、1,2組とも「家庭学習」交流を行っていました。毎週位置付けてきたこの時間も、この日が最後となります。家庭学習の実物(ノート等)をタブレット端末で撮影~ロイロノートへの提出~ロイロノートでみんなのものを見たり、家庭学習の実物(ノート等)を自分の机に置いてみんなのものを見て回ったりする交流をしました。両学級とも、最後にみんなの前で工夫した発表をしていました。

1時間目の1年生は、屋上に上がって生活科「すなあそび」の学習活動を行いました。明け方に降った雪が溶けた屋上の「屋上農園」(畑のオフシーズンは「すなばランド」)で、1,2組それぞれにスコップを使って穴を貼ったり、山を作ったりして楽しみました。

4時間目の序盤には、めぶき学級の子たちが「今までお世話になりました」という感謝の気持ちを伝えようと、メディアセンターに集まった6年生に歌のプレゼントをしました。歌声だけでなく、呼びかけや歌の自然な振り付けなど、素敵な贈り物となりました。

4時間目のその後は、6年生担任に無理を言って「卒業生への校長講話」の時間を取ってもらいました。小学校を巣立つ子供達に、はなむけの「贈る言葉」を届けようと校長になって以来行ってきた講話です。令和元年度は、3月の学校生活が奪われてしまったために実現できなかったのですが、令和2年度からは毎年この時間を設定して実施してきました。6年生の「聴く姿勢」は本当に素晴らしく、改めて「成長の大きさ」を実感することができました。

この日の6年生は、他にも1時間目に体育館での卒業式練習、2時間目に1組の国語の最終授業、6時間目に学年学活としてスローガン「仲間と協力し創り、ともに楽しもう」の振り返りを行いました。通常の授業日は、いよいよ明日1日のみとなりました。1分1秒を大切にしてもらいたいと思います。

 

3月19日(火)の朝、久しぶりに冷え込みが厳しくなった中、令和5年度最後となる「あいさつロード」が行われました。今週は「最後」(ラスト・最終)と呼ぶ活動が続きます。この「最後」に対する意識は、それらの活動への思い入れに繋がっているような気がします。この日は、代表委員と2,3年生の「あいさつキャノン」が中心となって、そこに他の学年が巻き込まれていったように思います。最後まで「呼応」の意識を忘れず、いろいろな活動を締め括って欲しいと思います。

この日の1,2時間目、5,6年生が体育館に集まり「卒業証書授与式」の総練習を、式次第に従って行いました。「開式の辞」から始まって「閉式の辞」後の学級ごとの整列まで、全体を通して流していきました。週明けということもあって、体の方向転換のタイミングや返事の大きさなど、いくつかの課題は見られたものの緊張感は持続し、本番に向けて気持ちは高まっていることを実感しました。

同じく1,2時間目、1年生は1,2組とも図画工作科「きょうしつのかざりをつくろう」の授業を行いました。これは、3/8HPで紹介した「もうすぐ2年生」の続きの活動で、新1年生の教室掲示として春夏秋冬の掲示物を作成する活動です。グループごとに、個人で描いた絵を切って貼ったりしながら、「春」「夏」「秋」「冬」を作っていました。

6時間目には、6年2組の教室では「学級お楽しみ会」が開かれていました。タブレット端末と大型テレビモニターを繋いで、みんなで音声を聞いて大笑いをしている様子を見て「一体どんなお楽しみ会なんだろう?」と、すぐには理解できませんでした。そのうちに「これは伝言ゲームだ」と気付いたのですが、私の知っている伝言ゲームとは違います。子供達に話を聞いたり、モニターをよく見たりして、ようやく逆再生「伝言ゲーム」だと分かりました。文明の利器を使いこなす新たな文化が創造されているのだと大変感心しました。

 

3月18日(月)の朝、先週金曜日(15日)の大掃除~ワックスがけのために各教室内から廊下やワークスペースに出されていた机・椅子や整理棚等を、早く登校してきた子を中心に教室内に運び入れるボランティア活動を行ってくれました。この日、真っ先に動き出したのは代表委員長でした。5,6年生を中心に、1,2年生やめぶきの教室の収納を、低学年の子たちと一緒に行う微笑ましい姿が至るところで見られました。複数の教室の収納作業をしてくれる子もいて、本当に頼もしく感じました。4年生は、自分たちの教室への収納を早く終わらせ、1階のコミュニティ・ルームへの搬入作業をボランティアとして行ってくれました。恒例となってきた「モーニングボランティア」は、高学年の素晴らしい働きに憧れをもった子たちが、受け継ぎながら自分以外の子の机や椅子も運び入れてくれています。ボランティアを頑張ってくれた皆さん、ありがとうございました。

この日の朝活動の時間、5年生はワークスペースに集まって、学年合唱練習を行っていました。卒業式で歌う国歌(君が代)と校歌を練習していましたが、5年生の指揮と伴奏による校歌合唱は、卒業式後の修了式、4月の始業式や入学式でも続いていきます。これも、最高学年となる準備の一環です。

1時間目の6年生は、体育館で卒業式練習を行いました。1人でも欠席すると「お別れの言葉」が滞ってしまうため、今年度は新たなルールが設けられました。「お別れの言葉」の欠席者の台詞は、欠席者の次の担当者が覚えて、次の子が2人分の呼びかけをするということです。この日は、体調を崩して遅刻や欠席の子が何人かいて、練習の直前に一生懸命覚え込むよう鵜が見られました。また、2時間目の1組の理科は、この日が最終日で授業終了後に、教科担任の伊藤先生に改めてお礼を言う子たちもいました。3時間目の2組も最後(ラスト)と思って写真を撮りに行ったのですが、授業後に「テスト」だったと知りました。

この日は、ALTの岐阜小学校での授業最終日でした。2時間目に4年生、3時間目に1年生、4,5時間目は5年生の授業でした。昼休みには「Happy Wednesday!Let’s enjoy English!」も行われました。新年度は、現ALTには新しい生活の予定があり、この日がおそらく岐阜小学校での英語指導に来ていただく最後となる見込です。1年間という短い間でしたが、大変お世話になりました。

5時間目終了後には、1年生が体育館にお集まりいただいた「にっこり見守り隊」の皆さんに、感謝の気持ちを伝える式を行いました。afterコロナとして、4年ぶりに体育館での「感謝の会」となりました。代表の子のあいさつに続いて1年生からの合奏と合唱を聞いていただき、「春が来た」を一緒に歌いました。その後、コース別に並び直し、1年生一人一人が書いたメッセージカード(お礼の手紙)を順番にお渡ししました。最後に「にっこり見守り隊」の方からも「立派な会をありがとう」「成長した様子が見られて嬉しかった」と仰っていただきました。今回は、司会進行や代表の話など、全て1年生の子供達だけで行い、本当に成長を実感する機会となりました。