職員室

「伝書鳩」的な行為について考える!

子どもたちの「伝える力(コミュニケーション力)」を育てるために、担任の先生は子どもたちと常に向き合いながら、タイムリーに指導をしています。この時は、5学年主任が学年女子の間で「伝書鳩」的な行動が見られることがあり、子どもたちと共に考え合ってていました。

「伝書鳩」的な行動は、友達の言葉や行動をそのまま他の人に伝えることで、誤解やトラブルにつながることがある行為です。本人に悪気はなくても、結果として友達関係に影響を与えてしまうことがあります。
そこで、以下のようなことが子どもたち同士で合意形成されていました。

  • 「伝えること」の責任と意味
  • 自分の考えを持ち、相手の気持ちを考えて伝える
  • 友達との信頼関係を大切にする姿勢を身につける
  • 「大人に頼る」ことは、自分と友達を守る大切な力

ご家庭でも、「誰かの言葉をそのまま伝えること」について、ぜひお子様と話し合ってみてください。
「それを伝えることで、誰かが傷つかないかな?」
「自分の考えはどうだった?」
といった問いかけが、子どもたちの思考力と人間関係力を育てるきっかけになります。

今後も、子どもたちが安心して過ごせる学級づくりを目指してまいります。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。