保護なしブログ(記事のみ)

9月第3週の教育活動

9月17日(金)の2時間目に、4年2組は社会科「風水害からくらしを守る」の授業を行っていました。この単元は、社会科全国大会でも公開した岐阜小学校オリジナル教材になっています。今年度は、緊急事態宣言下の学習となって、金華水防団や国土交通省(河川事務所)の皆さんをコミュニティ・ティーチャーにお呼びすることはできないのですが、社会科専門の担任が岐阜小学校の資料を引き継いで、授業を進めていました。また、4年1組は国語科「世界に誇る和紙」の授業を行っていました。ここでも国語科専門の担任が、文章全体の組み立てについて考えることができるよう指導していました。12月に4年生は「美濃和紙の里会館」に社会見学に行く予定をしているので、社会過渡や総合的な学習とのカリキュラム・マネジメントも意識しながら、学習を展開していくものと思います。

同じく3時間目には、1,2年生が体育館に広がって岐阜県警察「たんぽぽ班」の「防犯教室」を受けました。コロナ下の緊急事態宣言中でもあって、代表児童が登場する場面はなかったのですが、栗本先生の登場シーンでは大きな拍手が湧き上がりました。不審な人から身を守る「セーフティ5」「パワーアップ3」「2つのわざ」について、丁寧に分かりやすく教えていただき、子供たちも最後までしっかり話を聞くことができました。

 

9月16日(木)の朝活動は「英語放送」で、先週金曜日(9/10)からお勤めいただいている少人数指導担当の紹介でした。紹介が少し遅くなったようにも感じると思いますが、授業等で直接関わる学年は一昨年度までの関係で十分存じ上げており、授業の中で再開の挨拶をされています。また、この「英語放送」は一昨年度までこの先生が担当してみえたので、3年生以上の子たちには懐かしく感じられると考えました。従って、1,2年生の子たちへにも「英語の得意な先生」と認識してほしいと思います。少し余談になりますが、現在の英語担当とこの先生は、同じ学校で勤務していたことがある顔なじみでもあり、今回の掛け合いも「Nice combination」で楽しく紹介していただきました。

また、この日の朝の会の時間に、4年2組が園芸委員会の活動の一環として、校舎東側で育てている一人一鉢の菊の花を、校舎内(廊下)に避難させました。これは、台風14号の予想進路に東海地方も含まれていることから、万が一を心配しての動きでした。ここには「金華ふれあいクラブ」の皆さんも駆けつけてくださり、校舎内に入れる前の鉢の様子を確かめていてくれました。なお、連休明けの菊の移動は、4年1組の仕事になる予定です。

同じくこの日の2,3時間目には、第77回 日本PTA東海北陸ブロック研究大会「清流の国ぎふ大会」の事務局から依頼された番組製作会社「オフィス楽都」による6年生の撮影が行われました。9/8HPで話題にしたように、この「ぎふ大会」全体会でのアトラクションとしての「英語でふるさと自慢」の発表がビデオ動画となることに伴い、岐阜小学校全体の教育環境や「ふるさと学習」を含めた内容に膨らむこととなり、ICT機器を活用した算数の時間を6年2組、通常の英語の授業を6年1組で撮影しました。また、この動画のオープニングとエンディングを6年生みんなで呼びかけることになり、その模様も撮影されました。

 

9月15日(水)の朝活動の時間に、テレビ放送による夏休み明け「全校集会」Ⅱを行いました。この放送集会では、分散登校で発表できなかった「6年生児童代表の話」を、この日に延ばして位置付けたものです。1組の代表が主にこれまでを振り返って「図書委員長として全校のために頑張ったこと」、2組の代表が主にこれからの決意として「運動会の団リーダーに決まって頑張ること」を話してくれました。放送の最後には1組集団(赤団)の団リーダーも飛び入り出演してくれました。今回も、各教室では集中して話を聞くことができ、「児童代表の話」から学ぶことを確かめ合っていました。

この日は水曜日の「ロング昼休み」で、爽やかな秋晴れの下、とても多くの子たちが体を使った運動遊びを楽しんでいました。岐阜小学校では、教頭先生をはじめたくさんの先生方が、意図的に誰か寄り添ったり、集団(仲間)づくりを意識したりしながら、子供たちと一緒に遊んでいます。教育実習生(教生の先生)も、当然そんな姿を見て学び、考えながら休み時間を過ごしています。

 

9月14日(火)の2時間目、5年1組の音楽の授業は、新しい教科担任の指導となりました。8月30日付「学級担任等の交代について(お知らせ)」文書でもお伝えしたように、音楽指導に堪能な先生が5年生1,2組両方の音楽の教科担任を務めていただくことになったのです。この日は、音楽の授業を通して「つけたい力」や「願う姿」をお話しされ、毎時間の音楽の時間を通して「育みたい歌声」と「音楽の時間の挨拶」について学習しました。

この日は、2時間目に2年2組の体育、3時間目に4年2組の算数と3年1組の国語の授業を、教生の先生の指導で子供たちが受けていました。いずれも来週予定している研究授業の単元で、担当教諭からの指導も教生による教材研究も熱を帯びてきて、子供たちもそれに応えようと一生懸命学習に取り組んでいました。

また、4時間目には、1年生が「姿勢名人」になるための目指す姿、基準や約束などを話し合っていました。この日に転入してきた子も、前の学校で教えてもらった「聞く姿勢」について発言してくれていました。

また、5時間目には5年生が算数の授業を行っていました。今年度は、夏休み前まで少人数指導の担当者が2年生副担任ということもあって、4,5,6年生ともに算数の時間はTT(team teachinng)指導で行ってきました。しかし、今週からはフリーの先生が少人数担当となるため、算数の時間は随時「習熟度別・少人数指導」を取り入れていくことにしました。5年生は、先週の金曜日(9/10)に行ったプレテストの結果を基に子供たちの意向も聞いて、前13日(月)から「少人数指導教室」も使って授業を行っています。この日も少人数教室では、児童一人一人の声を拾いながら丁寧に指導をしてくださっていました。

 

9月13日(月)の登校後の様子を見てみると、金華地域と京町地域とに分かれて分散登校をしていた3年生以上も登校を基本としたため、久しぶりの再会を喜び合う様子が見られました。

この日は、オンラインでの授業を希望した子が全校で15人いて、25人以上の教室となるのは3年1組だけとなりました。そこで、3年1組では教室背面の扉を全部外して児童の座席を教室後方まで広げ、ワークスペースに衝立を立てて2組との仕切りを作りました。

この日の朝の会の時間に、5年生はワークスペースと教室の一部を使って「学年朝の会」を行いました。「後期に向けて自ら動くための見通しをもとう」と再スタートの確認をし、決意を新たにするための集会でした。最初に、自ら動くための土台となる「コロナ予防」について、改めて2組の担任から話されました。その後、学年主任から「力をつける日常生活」と「力を発揮する行事」について説明があり、6年生に向けた動きを確認しました。子供達は、感染予防も意識して声を出さず、真剣な眼差しで話を聴いていました。

同じく1時間目には、先週までの分散登校を終えて金華・京町の両地域が顔を揃えた6年生が「学年集会」を開きました。10月の運動会や3月の卒業式など、卒業までの半年あまりの見通しをもち、目前に迫ってきた「修学旅行」のスローガンを知って係ごとの取組を始める動機付けを目的とした集いになっていました。ここでも感染予防を意識し、距離をとっての短時間の集会となっていました。