保護なしブログ(記事のみ)

10月第5週の教育活動

10月30日(土)、予定通り「運動会」を開催することができました。全校のみんなで「全力で楽しむ」各学年部の演技、「全力で思いやる」団席や競技中の声かけ、「全力でやりきる」全ての競技や係の仕事、どれもが最高の「運動会」へと繋がりました。「全校での運動会」でしか味わえない喜びや悔しさ、感謝や成就感に浸ることができました。素晴らしい子供たちに心から敬意を表したいと思います。

教室で昼食をとった後、赤団と白団に分かれて「解団式」を行いました。それぞれ団長、副団長、6年生担任から団員のみんなに向けたメッセージが述べられました。どちらも感謝の言葉が溢れ、温かな会となりました。

また「解団式」終了後に4~6年生は、係ごとに分かれて後片付けを行い、その後「簡単振り返り」を行いました。満足感や成就感に溢れた表情で、頑張れたことを出し合っていました。

 

10月29日(金)の1時間目、校舎内を回っているとひまわり2組と4年2組が運動会を直前に控え、学級で話し合いをもっていました。ひまわり2組は一人一人の個人目標の確認、4年2組は学級としてどのように臨むのかを考えていたようです。きっと、翌日はこの話し合いが生きて「運動会」で素晴らしい姿を見せてくれることでしょう。

この日の4時間目には、3年生は総合的な学習の時間「ふるさと学習」を行っていました。これまでに岐阜公園のことを調べ、そこで見つけた特長を紹介しようと一人一人が個人用タブレット端末を使ってプレゼン資料(パワーポイント)を作りました(作っています)。この日、1組はそれぞれが作ったプレゼンをグループで見合っていました。2組は、完成間近のプレゼンをみんなで見ながら「見やすくなる秘密」や「伝わりやすい工夫」を学び合っていました。

午後からは、4,5,6年生が運動会の会場設営と係ごとの準備をいました。5,6年生は、机や椅子を並べた後は、係ごとに本番の準備や練習に取りかかりました。係の仕事でも「全力」で楽しみ、思いやり、やりきってくれることを楽しみにしています。4年生は、園芸委員会の活動も兼ねて競技場と観覧スペースを仕切るプランター並べをしました。私(校長)自身もこれまで多くの学校で、保護者と児童を杭を打ってロープで仕切る「運動会」がほとんどでした。岐阜小学校は、学校の教育活動という理解のもと、保護者の皆さんが良識を持って観覧していただける学校です。初めて「岐阜小の運動会」を観に来られる保護者の方々も、そのような伝統を受け継いでいただけるものと信じています。

 

10月28日(木)の3時間目、3年生が運動場で個人競技「ピョンピョン ジャンプ走」の練習を行いました。ミニハードル(プラダン)をリズミカルに跳び越して走る速さを競うレースです。走る速さの近い子同士が同じ組になるので、ハードリングが勝負の分かれ目です。入場~競技~着順で整列して退場までの一連の動きも確かめました。

4時間目は、4年生が運動場で団体競技「天下分け目の棒引き合戦」の練習を行いました。競技中にも声援を送り、競技後には作戦を練ったり、励まし合ったりして本番に向けた最終調整をしていました。勝った喜びや負けた悔しさが、次へのバネになっていきます。

5時間目には、運動場で1,2年生が、前日に続いて入場~演技(踊り・隊形移動)~退場の形で、さらに本番で着用する蛍光色の手袋もつけて「校歌ダンス」の練習をしました。1年生の1組が桃色、2組が黄色、2年生の1組が橙色、2組が緑色です。手袋の色も参考にし、お子さんの位置も確認して観覧にお越しください。

そして6時間目は、6年生が運動場で団体競技「創意最高!全力リレー」の練習を行いました。長い教師人生の中でも、出会ったことのない競技で、まさに「創意工夫」のある最高学年の4~5人一組でリレーを行う新種目です。4~5人で息を合わせたり、足並みを揃えるのは大変ですが、声かけやアイコンタクトでボールを落とさないように走ります。本番に強い6年生にご期待ください。

 

10月27日(水)の朝活動は「全校応援練習」でした。今回は全学年が揃い、一足先にスタンバイした団リーダーの指示や指導で、エール交換や協議中に行う応援の振り付けを練習し、運動会に向けた機運や気概を高めました。

この日の1時間目、5,6年生が運動場で団体演技「岐阜小ソーラン」の練習をしました。隊形2で「トラック上に並ぶんで踊ると隣の子と手がぶつかる」という問題が発生していたため、この日は少しジグザグにする隊形で踊ってみました。普通ならこのような修正で進んでいくところですが、岐阜小高学年は「自分たちで考える」演技を目指し、係からの「隊形を変えて踊ってみた感想を教えてください」ちう問いかけに、とても多くの子たちが自分の思いや考えを語りました。観に来る人のことを考え「見やすさ」を根拠に意見を述べたり、全力で踊るための「踊りやすさ」を主張したり、理由を明確にした意見交流となっていました。最後に、元の隊形で再度踊ってみて、次回までに「岐阜小ソーラン」係の子たちで話し合うことになりました。今年度の岐阜小のテーマである「創意工夫」に向けた『試行錯誤』の具体をみて、本当に頼もしく感じました。

3時間目には、運動場で1,2年生が、本番通りの入場~演技(踊り・隊形移動)~退場の形で「校歌ダンス」の練習をしました。振り付けはもう完璧に覚え、あとはダンスの切れや最後のポーズなど、自分らしさを発揮してより一層カッコイイダンスにしていくことが課題です。いよいよ迫ってきた本番に向け、全力で楽しみながら、やりきります。

昼休みは、前週火曜日(19日)に引き続き、2回目となる最後の1,2,3年生の「選手リレー」の練習がありました。新任の体育教師2人をはじめ1~3年生担任による指導で、入退場や並び方、リングバトンの渡し方等の練習を行いました。

5時間目には、3,4年生が運動場で「リズムダンス」の練習をしました。3,4年生で作ったグループごとに個人用タブレット端末に自分たちのダンスを録画して、最終確認をしていました。自信を深めて、本番に臨みます。

6時間目は、前週水曜日(20日)に引き続き、2回目となる運動会の係会を行いました。どの係も、本番当日の働きを確かめるため、運動場に出て役割分担された自分の出番に合わせた動きを確認しました。

 

10月26日(火)の1時間目、3年1組は1階メディア・センターの広いスペースを利用し、音楽の授業でリコーダーの練習をしていました。換気が十分な場所で、人との間隔をしっかりとっての練習でした。工夫を凝らし、学びを進めています。

また、この日の3時間目に、2回目の「全校練習」を行いました。当初は朝活動~1時間目にかけて行う予定でしたが、グランドコンディションを考慮して1時間目と3時間目を入れ替える時間割変更をしての実施となりました。児童会(運営)係の子たちの進行・説明で、競技を3回繰り返して動きを確かめ合うことができました。

 

10月25日(月)の朝の会の時間に、1年生がワークスペースに集まって臨時「学年朝の会」が行われました。どうやら1年生のワークスペースに掲示してある「うんどうかいパワーアップだいさくせん!」の用紙に、故意に引っ掻いたと思われる跡が付いていたのです。この用紙は感熱紙が使われているため、爪などで線を引くようにするだけで傷跡のように残ってしまうのです。きっと悪気はなく「面白半分」でやってしまった子がいたのだろうと思いますが、犯人捜しの目的ではなく「みんなのものを大切にする」という指導に生かそうとする集会活動となっていました。

同じく朝の会の時間、2年2組の教室に運動会の児童会(運営)係の6年生が訪れ、全校種目「なかよし(小班)リレー」の説明をしていました。一昨年度まで伝統的に行われていた種目なので、3年生以上の子供たちにはイメージが持てますが、1,2年生にとっては初めての競技のため全校練習に先立って、過去の録画映像を使ったり、器具を見せたりしながら、練習がスムーズにできるように説明をしました。2年2組の子供たちも、興味津々の様子で前のめりになって聴いていました。

また、2年1組と1年1,2組の教室には、帰りの会の時間に運動会の児童会(運営)係の5年生が訪れ、全校種目「なかよし(小班)リレー」の説明をしました。5年生の3人が、それぞれに低学年にも分かるように説明を頑張りました。