保護なしブログ(記事のみ)

1月第3週の教育活動

1月21日(金)の朝活動の「読書タイム」に、コミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」が行われました。12月に続いて今回も、地域の読み聞かせボランティアの方が事前に録画撮影された映像を教室で見る形でした。テレビによる「読み聞かせ」でしたが、子供たちも目を輝かせながら視聴しました。

この日は、博報賞(【日本文化・ふるさと共創教育】領域)審査員で、横浜商科大学教職センター長の東風教授が、博報堂教育財団(博報賞事務局)の原さんに伴われて岐阜小学校の取材に来校されました。12月の岐阜新聞の取材(3月中旬に1ページ分全面に掲載予定)とは別に、博報堂教育財団から「教育情報誌の取材として審査員の先生と一緒に岐阜小学校の実践を見せてほしい」という依頼があり、「全校研究会に合わせ、4時間目に『ふるさと学習』参観、5時間目の研究授業~研究会にも参加(ご指導)していただきたい」という提案をし、日程調整をされて実現したものです。4時間目には校内巡回と4,6年生の「ふるさと学習」の様子を観て回ってもらい、その中で6年生児童へのインタビューも行っていただきました。給食を食べていただいた後、校長へのインタビューに続き、研究授業参観~全校研究会参加もしていただきました。今回の取材で掲載される教育誌は、4月発売の明治図書「授業力&学校経営力」、5月下旬配布の学研「教育ジャーナル」、6/15発売の小学館「総合教育技術」の3誌の予定です。完成を楽しみにしたいと思います。

その5時間目は、5年1組の子供たちが総合的な学習の時間「長良川と共に生きる」の授業を全校の先生の研究のために、提供してくれました。これは、18日(火)に行った5年2組の研究授業の振り返り(成果や課題)を生かして行ったものです。長良川のある岐阜まちで、これからも長良川と共に暮らしていきたいという願いの実現に向けて「長良川の風水害から命や生活を守る取組について調べたり、発信したりする活動を通して、防災に係わる人々の願いや自分たちにできることに気付き、地域の一員として進んで行動しようとすること」を単元目標とし、この時間は「風水害が迫っている中で下級生の命を守るために防災マップに載せなければならない情報を考えよう」という課題に向かう学習でした。子供たちは、資料、現地調査、既習事項、既有経験等を根拠に、自分の考えを語ったり、エリアごとのグループの仲間と考えを練り合ったりし、「主体的・対話的で深い学び」を繰り広げてくれました。

そして、放課後には、5時間目に参加した5年1組星野学級の総合的な学習の時間「長良川と共に生きる」の授業研究会を全校教職員で行いました。子供たちの頑張り、それを引き出した星野先生の単元構成や指導援助に、賞賛の感想や意見がたくさん述べられました。ご指導いただいた岐阜市教育委員会学校指導課の車戸先生からも「岐阜小のふるさと学習の魅力」として、大変多くのお褒めの言葉をいただきました。また、横浜商科大学教職センター長の東風先生からも、本校の研究について「継続性のある探究型の学習が展開され、まさに『令和の日本型学校教育の構築』を目指す今後の教育のモデルケースになっている。」と仰っていただきました。研究会後の校長室での懇談でも「文部科学大臣賞に相応しい授業や子どもの姿を見せてもらい、岐阜小学校は『私たちの見る目に狂いはなかった』と胸を張れる素晴らしい学校だと心底感服した。」と絶賛していただき、大きな自信へと繋げることができました。

 

1月20日(木)の1時間目、4年1組で英語の授業を行っていました。「What do you want? ➝ I want _.」や「How many _ do you want? ➝(数字).」などの英語を使い、注文を聞いたり注文したりしながら、個人用タブレット端末(iPad)の中のピザ生地の上に、いろいろなトッピングをしてピザを完成する活動でした。子供たちは、お互いに対話的な英語活動を楽しんでいました。

この日の1,2時間目、1年生が図画工作科の授業で「かみざらコロコロ」を作っていました。2枚の紙皿を作り、その間に軸をつけて転がるおもちゃをつくりました。飾り付けをして、実際に転がすことができるか、とても楽しみです。

この日の中休み、5年生のワークスペースでは、駒、羽子板、剣玉を使って遊ぶ姿が見られました。グランドコンディションがあまりよくない中、校舎内での遊びの工夫として少し体を使って楽しむ工夫のようです。回し始めの空中にある駒を羽子板で受け止め、羽子板の上で回る駒を、更に羽子板の上で回し続けながらバウンドさせる妙技も見られました。

また、3時間目にカメラを持って校舎内をぐるっと回ってみると、3年生では学級交代制の教科担任として、1組の図工を2組の小林先生、2組の音楽を棚橋先生が指導し、子供たちも集中して学習に取り組んでいました。6年1組では、国語の書写の時間を使ってPTA広報委員会から依頼のあった「将来の夢」を毛筆で書いていました。

 

1月19日(水)の朝活動~朝の会の時間帯に、1年2組と3年2組が「オンライン(リモート)授業」に向けた確認をしていました。オミクロン株による感染急拡大が起き、岐阜市内でも休校や学級閉鎖の学校が増え始めていることを受け、学級閉鎖等が発生した場合に「オンライン(リモート)授業」がスムーズにできるようにするための準備や練習になりました。

この日の2時間目、1年生が教室、ワークスペース、生活科室に分かれ、25日(火)に計画されているテレビ放送による「児童集会」での発表に向けた取組の一コマでした。昔遊びに取り組んでできるようになったことを、一生懸命発表しようとしていることが伝わり、とても楽しみになりました。

 

1月18日(火)の2,3時間目、カメラを持って校舎内をぐるっと回ってみると、通常の授業に熱心に取り組む子供たちの様子が多く見られました。1年生の算数、3年生の保健、4年生の図工と道徳、5年生の総合、6年生の理科・・・多くの学級で、1,2月の学習指導の目標「学び方・学び合いの質的向上」(「自分のこと」として考える学びへ)に向かう学習が展開されていました。

中休みと昼休みには、この日は4年生が2年生を招き、1階のメディアセンターを会場にして園芸委員会主催「クイズラリー」を行いました。これは「植物を知ろうキャンペーン」の一環として、自分たちがお世話したり調べたりした花や実などについて、全校のみんなに知ってもらおうと計画されたものです。2年生もクイズを楽しみながら、植物のことについて少し詳しくなっていました。

また、5時間目には、5年2組の総合的な学習の時間「ふるさと学習」の授業を高学年部や研究推進委員会をはじめとした先生方が参観し、放課後にその研究会を行いました。これは今週金曜日に行われる5年1組の全校研究授業に向けた「プレ授業」という位置付けで行ったものです。国土交通省木曽川上流河川事務所から3人の方々にもゲストティーチャーとして助言をいただきながら、先週行ったDIG(災害頭上訓練)の発展として、防災マップを作成するための話し合い活動でした。全校研究授業を行う星野先生にとって、大変参考となる授業でとても貴重な機会となりました。

 

1月17日(月)、多くの犠牲者が出た「阪神淡路大震災」の発生から丸27年を迎えました。各地で営まれた追悼行事では、亡くなった人の面影を追い命の尊さをかみしめながら、それぞれの思いをが伝えられました。岐阜小学校では、5年生の理科の時間(2時間目に1組、3時間目に2組)に、教科担任の永尾榮子先生からこの震災についての話を聞きました。

この日の午前中、保健室で中学年(3,4年生)の「発育測定」を行いました。今回は、オミクロン株の感染拡大による第6波の到来に合わせ、この機会に英語ルームで養護教諭の國居先生による「ウイルスの感染と症状が起こる仕組み」の講話を聞きました。

また、中休みと昼休みには、1階のメディアセンターを会場にして、4年生が1年生を招いて園芸委員会主催「クイズラリー」を行いました。この日が初日で、学年ごとに招待して行うイベントです。1年生も楽しそうにチャレンジしていました。