保護なしブログ(記事のみ)

1月最終日~2月第1週の教育活動

2月4日(金)に、岐阜小学校に令和4年度入学を予定している新1年生の保護者対象に「入学説明会」を開催しました。体育館で、校長・PTA会長の挨拶、学校生活・保健関係の話、PTA関係の話、子ども会からのお知らせをさせていただきました。保護者の皆様、ご来校いただきありがとうございました。ご不明な点がございましたら、お気軽に学校へお問い合わせください。お子様のご入学を楽しみにしています。

この日は複数の学級閉鎖、数人の職員不在という岐阜小学校の「緊急事態」でした。が、「岐阜小BCP」に従って「個人用タブレット端末を活用したリモートによる授業や学習活動の指示」「他の教職員による代替授業」「学年での授業」に加え、閉鎖していない学級の授業を「ライブ配信」というリモート授業も始めました。このような「創意工夫」をしながら子供たちの学びを進め、この難局を乗り越えようと務めています。

実は、保護者アンケート(学校評価)の記述の中に「あだ名禁止について」のご意見が寄せられたことを受け、私たちは「学習指導部会」で人権教育の立場、「特活指導部会」で仲間づくりの観点、「健康安全指導部会」では精神衛生や生徒指導の意味合いから話し合いました(*)。それを企画部会と運営委員会でも協議し、職員会で今回の「いじめを見逃さない日」の指導について確認し合ってきました。岐阜小学校は、ニックネーム等を用いて友達を呼ぶことを、全面的に禁止しているわけではありません。公私の区別をつけ、学校生活においては「さん付け」で呼ぶことを指導していくことを、ご承知置きいただきたいと思います。

*人権教育としての視点から考えると、児童Aは児童Bを「さん」をつけて呼ぶのに、児童Bは児童Aに対して「呼び捨て」「あだ名」では平等でなくなる。大切にしたいのは「平等」の意識。「男女平等」という視点からも男女ともに「さん」で統一する。

*誰に対しても「さん付け」で呼ぶことは、子ども達の「平等感」につながる。「あの子はニックネームで呼んでもらえるのに、私は苗字でしか読んでもらえない。友達じゃないのかな。」などの寂しさや疎外感を感じる子がいないようにするために「さん付け」は有効だと考える。子ども達が常に相手意識をもち、相手の気持ちを考えながら生活することの大切さについても考えさせたい。

*「心身の健康」という面からも、誰もが平等に扱われ、安心して登校できる仲間づくりを大切にしたい。そのために「あだ名」等で呼ぶのではなく「~さん」と、誰もが同じ呼び方をされることを共通理解したい。

2月3日(木)の朝活動は、英語放送でした。今日のゲストはひまわり2組担任で、ひまわり2組の教室では子供たちだけでも、テレビ画面に集中して他人の先生の登場に目を輝かせていました。この先生は、自己紹介を兼ねて「好きなもの」を紹介した後、特技(趣味)の披露もしてくれました。また、英語担当のサポートを、この日は5年2組の放送委員が一生懸命やっていました。

この日は、今年度10回目の「いじめを見逃さない日」でした。前日のHPで紹介したように、既に多くの学級で取組が終わっているのですが、この日は1時間目に6年2組、2時間目に2年生が、道徳科の授業として「仲間の呼び方」について考え、話し合ったり話を聞いたりしました。

また、6時間目には、3年生がメディアセンターで「昔の話を聞く会」を開きました。本来(例年)は、地域の外部講師であるコミュニティ・ティーチャー(CT)を数名お招きし、グループ別にローテーションしながら、いろいろな立場から様々なお話を聞かせていただくところです。しかし、オミクロン株による感染急拡大の現状を考慮して、昨年度に引き続きCTの招集を見合わせ、感染防止対策を施しながら本校の教務主任から話を聞きました。子供たちは「生活の道具」「土地利用」「人口」「交通」「公共施設」の5つを視点として、昔は長良橋通りを路面電車とバスが一緒に走っていたことを聞いたり、実際に使われていた昔の道具を見たりして、現在との生活や人口の違いにとても驚いていました。

 

2月2日(水)の朝活動の時間に、3,4年生が「いじめを見逃さない日」の取組を行いました。今回は、保護者アンケート(学校評価)の記述の中に「あだ名禁止について」のご意見が寄せられたので、2月の「いじめを見逃さない日」の話題として改めて取り上げ、発達段階や実態に応じて考えさせ、話し合ったり指導したりする機会を設けることとしました。それぞれの学年や学級で、取り組む日時を「3日」前後に設定することといたところ、この日は3,4年生が「岐阜小BCP(事業継続計画)」に従って実施したのです。

 

2月1日(火)の朝活動の時間帯に、6年生が委員会ごとに集まって、短時間の「話し合い活動」を行っていました。これは、5年生の学年閉鎖への対応として、自分たちにできることを考えて行動に移そうとする最高学年としての動きです。委員会の常時活動を止めないことや掃除のフォローをしていくことで、小学校への感謝を表してくれているようで大変嬉しく、頼もしさも感じました。

この日の昼休みには、令和3年度岐阜市展「少年部」に入選した3,4年生の子たちの表彰式を行いました。

また、午後から担当教員が「ふれあい教育展」に出展するひまわり学級の作品を持って、みんなの森「ぎふメディアコスモス」に搬入に行ってきました。今年度の第62回 岐阜地区「ふれあい教育展」は、令和4年2月3日(水)~4日(金)9:30~17:00(最終日は14:30まで)の日程で、みんなの森「ぎふメディアコスモス」みんなのギャラリーを会場に開催されます。

この日の放課後、岐阜市「歯科保健優良校(歯の優良学校)」としての表彰式を校長室で行いました。1/27(木)に令和3年度「岐阜市学校保健研究大会」がオンラインで開催されたのですが、例年は学校保健研究大会の中で行われる学校保健に関する各種表彰式が中止となり、表彰状が送付されて学校毎で表彰式を行うことになったのです。事前通知もないままいきなり表彰状だけが届くという事態に驚嘆してしまったのですが、養護教諭(保健主事)の取組が認められたことを喜び合い、校長から國居先生に表彰状と記念の盾を手渡しました。その他、学校保健功労者として、養護教諭と校長にも表彰状が届きました。

 

1月31日(月)に、9月10日から産休代替教員(補充講師)として12月中旬までお勤めいただいていた先生に、今度は育休代替教員(補充講師)として戻ってきていただけました。今年度は、5年生を中心に教科担任が二転三転して申し訳なかったのですが、これから3月末までは9~12月の教科担任に戻させていただきます。ただし、この日もそうだったのですが、感染急拡大の影響で教科担任以外の指導にも当たっていただくことになることも、ご承知置きください。

1月31日(月)の朝活動の時間に、3年生がワークスペースで「学年集会(学年朝の会)」を行いました。内容は、4年生から始まる委員会活動に向けた準備として「あいさつキャノン委員会」を発足させるお知らせでした。これまでの「あいさつボランティア」の実績と本人の意思で委員会執行部が選抜され、その紹介と活動内容が説明されました。ボランティアとしての活動が固定化して、やや停滞してきたところで学年全体の意識を高め、活性化を図る営みのようです。まずは、2月から始まるキャンペーンを楽しみにしたいと思います。

この日の2時間目、1年2組が運動場で体育「とびっこあそび」の授業を行っていました。1年2組は、初任者校内研修の一環で2月2日(水)の3時間目に体育の研究授業を公開します。この日がその前時となり、「ゴム跳び遊び」をしながらグループでの学習活動を身に付けている時間となりました。「助走をつけて片足踏切から上方に跳ぶこと」を目指して一生懸命取り組みました。

3時間目は、5年2組では社会科「情報を生かす産業」のリモート授業を、教科担任である学年主任が行っていました。テレビ画面や黒板を映しながら、タブレット端末(iPad)に向かって発問や指名をしながら、双方向の授業を成立させていました。

昼休みには、令和3年度岐阜市展「少年部」に入選した1,2年生の子たちの表彰式を行いました。1/19HPでお伝えしたように、今年度の岐阜市展「少年部」はクラウド上での開催となり、学校で選ばれた子は全員が入選という表彰となりました。