保護なしブログ(記事のみ)

6月第3週の教育活動

6月17日(金)の朝活動の「読書タイム」に、コミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」の今年度2回目が行われました。今回は3,4年生の教室で、保護者ボランティアによる「読み聞かせ」が行われ、子供たちもお母さん方の声に目を輝かせながら集中して聞き、最後に感想と感謝の気持ちを伝えました。今回も、保護者の見学者も数人いらっしゃっていました。また、この時間に1年生の1,2組、ひまわり3組で、担任による読み聞かせも行われていました。

この日の2時間目、3年生が「自転車教室」を行いました。岐阜中警察署交通第一課、岐阜小CS安全・安心部、交通安全協会金華支部の皆さんのご協力を得て、「運動場に設定したコースで自転車を使った体験を行うことを通して、正しい自転車の乗り方を学び交通安全への意識を高めること」を目的として、代表児童の乗る様子を見ながら交通ルールやマナー、気をつけることを演習しました。

2、3時間目を使って、2年1組が生活科「自然大好き大作戦~長良川の川原で遊ぼう~」の体験活動を行いました。長良川の川原(金華橋の下)に行って石を使って遊びました。保護者ボランティアの方々に見守られながら、石投げ、石見つけ、石積み、石を使った造形遊び、・・・大小様々な石のある広い川原で、普段はできないようないろいろな遊びを楽しんでいました。

また、5時間目に1,2年生が、体育館に広がって岐阜県警察「たんぽぽ班」の「連れ去り防止教室」を受けました。感染防止対策の関係から、代表児童が登場する場面はなかったのですが、直井先生の登場シーンでは大きな拍手が湧き上がりました。不審な人から身を守る「セーフティ5」「パワーアップ3」「2つのわざ」について、丁寧に分かりやすく教えていただき、子供たちも最後までしっかり話を聞くことができました。また、3年ぶりに岐阜小CS「安全・安心部」部長さんをはじめ、防犯に関わる地域の皆さんにも参加していただくことができました。

 

6月16日(木)の朝活動の時間に、2回目の「なかよし遊び」を行いました。この日も朝早くから6年生が各担当教室の準備をし、1年生を迎えに行ってからみんなにゲームや遊びを丁寧に説明し、小班の活動が始まりました。タブレット端末を使ってクイズやなぞなぞを出したり、ホワイトボードを使って絵しりとりをしたりするなど、それぞれに工夫を凝らした遊びを楽しんでいました。6年生が下学年の子を優しく気遣う姿がいくつか見られ、心が温かくなりました。また、今年度から遊び終了後に6年生は担当教師との振り返りをすることとし、1年生5年生の役割となりました。5年生の役割となりました。

この日の1,2時間目、3年生は1,2組ともに国語の書写の授業で、初めての毛筆に取り組みました。例年のことではあるのですが、3年生で始まる毛筆の時間は覚えることも多く、汚れないように気を配る必要もあって、子どもも教師も大変な苦労をしながらの活動となります。そこで、今年度は2時間続きの書写の時間を設定し、効率よく指導していくことにしたようです。この日は、そんな緊張感の中で慎重に学習や作業を進めていました。

同じく1,2時間目、4年生は1,2組ともに図画工作科「コロコロガーレ」の授業を行っていました。ビー玉が転がることをイメージしながら、スライダーを作ったり、穴をあけたり、どうやったら面白いか考えながら工夫し、ビー玉を転がして遊ぶコースづくりをしていました。

プールでは2時間目に、6年生がようやく最終学年となる水泳学習をスタートさせました。この日は少し肌寒く感じる中でしたが、感染症対策を徹底した「黙って泳ぐ」活動ができていました。流れるプールの後、25メートル一方通行の水泳学習を繰り返すことができていました。この水泳期間中は体育は学年体制となるため、学年主任(1組担任)の空き時間を確保する関係で、1組の社会科を2組担任が担当することになります。ご理解の程、よろしくお願いします。

また、2時間目に2年1組が、生活科「自然大好き大作戦~長良川の川原で遊ぼう~」の第1時の授業を行いました。この単元の学習は、岐阜小学校の主題研究「ふるさと学習」の一環として6月30日(木)に2組が行う全校研究授業に向け、1組が先行実施していく大事な時間になっていきます。1組は、明日(17日)の午前中に川原に行って石遊びをするのですが、そのための約束を確かめ、見通しをもつ授業となりました。

3時間目には、1年生の体育(プール使用)の時間でした。気温も水温もやや低めでしたが、梅雨入り後の「プール使用可」となったため、2回目のプールに入りました。昨年度に引き続き、1年生は授業(2時間目or3時間目)の45分と中休みの15分の合計60分間を、30分ずつの「前後半交代制」で使用することとし、学級毎に担任とハートフルサポーターのTT指導としています。

そして5時間目、5年2組が1階メディア・センターで算数「小数のわり算」の授業を公開しました。これは、6/7HPで紹介させていただいたように、令和4年度第1回「校外研」の「小学校算数科部会」第3ブロックの会場校が岐阜小学校となり、本校の算数部員が研究授業を提供(公開)したのです。学習課題「小数÷小数の計算のしかたを考えよう」に向け、個人追究~ペア交流~全体交流によって考えを練り合い、「小数÷小数の計算も,わる数を整数にして計算すればよい」とまとめる授業が展開されたのです。終盤には、教科書の鉛筆問題やプラス・ワン、個人用タブレット端末を活用したGIFU Webラーニングやスタディ・サプリなど、自分に合った方法で取り組んで習熟を図ることもできました。

5時間目終了後には、そのまま1階メディア・センターで「小学校算数科部会」第3ブロック部会の研究会が開かれました。岐阜市中心部の算数・数学を専門とする30名近い先生方が、5年2組の「小数のわり算」の授業について意見交流をされたのです。岐阜小学校には、算数部員が一人しかいないため、ここでの協議の詳細については把握できていません。しかし、「小学校体育科部会」中ブロック会場から帰校して校長室に入ると、小算部会の3ブロック長である加納西小学校の教頭先生と、本日の指導者である岐阜市教育委員会学校指導課の算数・数学担当である主幹さんから「非の打ち所がない素晴らしい授業で、どうしたらあんな子たちが育つのかということが研究会の主な意見だった」という話を聞かせていただきました。この日の授業公開については、何も心配はしていなかったのですが、客観的な感想を率直に教えてもらって確信がもて、とても誇らしく感じました。

 

6月15日(水)の1時間目に2組、2時間目に1組という順で、6年生が特別な教科道徳の授業を行っていました。2組は資料「陽子ドンマイ!」で友情について考え、1組は「本屋のお姉さん」の資料で誠実を学びました。

この日の1年生は、1時間目に国語、2時間目に体育、3時間目に算数という順に学習に取り組んでいました。活動的な場面では、元気いっぱいの様子を見せていました。

3時間目に、プール開きを楽しみにしていた2年生でしたが、生憎の雨天のため体育館で「ラジオ体操」の学習をしていました。5/25HPで紹介した保健体育の大学院生の指導で、ポイントを教えてもらいながら練習することができました。

同じく3時間目、校舎内を回っていると「あっ、校長先生!」の声が聞こえ、ひまわり3組の教室に引き寄せられました。教室では「そこだよぽんたくん」の資料を使って、気持ちの良い生活について考えていました。

 

6月14日(火)の1時間目に、1年生が「学校探検」の第2弾として「先生探検」を、生活科の授業として行いました。1,2組の両学級とも、授業のない先生のところ(職員室・保健室・配膳室・校務員室・理科準備室等)や校長のところ(校長室)に来て、先生の名前や好きなものをインタビューし、習ったばかりの平仮名で一生懸命メモをしていきました。

この日は生憎の降雨で、ロング昼休みにも運動場での「外遊び」を楽しむことができませんでした。「どんな過ごし方をしているのだろう?」と興味がわいたので、校舎内をぐるっと観て回りました。すると、少人数教室(東集会室)では代表委員が集まって、キャンペーンについての話し合いを行っていました。2年生は、いつものようにロング昼休みでも掃除を行ってから休み時間に入ります。教室で自由におしゃべりする姿も見られます。1階に下りると、図書館で思い思いの格好で読書に勤しむ子、メディアセンターでオセロ等の盤上ゲームを楽しむ子がたくさんいました。ひまわり2組の教室に、1年生の子たちが遊びに来ていたことも知って驚きました。

6時間目には、5年1組が1階メディア・センターで算数「小数のわり算」の授業を行っていました。これは、6/7HPでも紹介したように、5年2組が「校外研」(小学校算数科部会)で授業公開するために、1組も同じ展開(学習方法)で授業を進めているためです。特に、この時間は公開する授業場面だったので、授業者にとっても「協働的に学びを深める数学的活動の具体化」として「ペア交流を取り入れることで、自分の考えを言葉で表出したり、仲間の考えと自分の考えと比較したりする機会を設ける」ことに、手応えを感じる1時間となりました。

 

6月13日(月)の6年2組の教室に、学級担任の姿が戻ってきました。5/30HPで紹介したように、5/30(月)~6/10(金)の2週間、父親としての「育児休暇」を取得されてお休みされていた間、担任を代行していた教務主任から、最終日の学級の様子を「担任の先生も含めてみんなで共有してきたい」というお話があり、それに引き続き改めて担任からの挨拶がありました。

この日の1時間目、3年生の学年全員が2組の教室に入って、翌14日(火)(予備日は21日)に予定している「川辺で遊ぼう」のガイダンスを、学年主任から聞きました。先日は4年生が「石を使った自由遊び」を楽しんできたのですが、3年生はどんな遊びを楽しむのかが、とても楽しみです。

同じく1時間目、1年生が学年で体育「水泳学習」の実際の動きを確認し合いました。これまで教室で話は聞いていたのですが、現地に行っての演習によって具体的な動きが分かって見通しをもつことで、5時間目の「プール開き」で無駄な時間を省き、少しでも長く水に入ることができるようにしようというものです。命に関わる学習活動です。ふざけず真剣に「默泳」に徹することを楽しみにしたいと思います。

また、この日は好天に恵まれ、予定通り2時間目が4年生、3時間目5年生、4時間目にひまわり学級が、水泳学習を始めることができました。全学級で事前指導を徹底し、各学年に教務主任が加わった3人体制の水泳指導により、子供たちが「默泳」に徹する姿や動きで表してくれました。給食時間同様「マスクを外したらしゃべらない」約束を守りながら学習に向かう子供たちは本当に誇らしく、校長が目指す「withコロナの難局を学校の教育力で乗り切る」の具現化された岐阜小学校の真骨頂が見られ、心から嬉しくなりました。