保護なしブログ(記事のみ)

6月第4週の教育活動

6月24日(金)の朝活動の「読書タイム」に、コミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」の今年度3回目が行われました。今回は5,6年生の教室で、保護者を含む地域ボランティアによる「読み聞かせ」を子供たちが集中して聴き、読んでいただいた本の内容に関する感想を伝えました。岐阜小の「読み聞かせ」は、子供たちの反応を見て「問いかけ」「補足」を加えながら読み進めていかれ、双方向の“ライブ感”があるのが大きな特長だと感じています。

2時間目に1年生は、1,2組とも算数の時間に、算数セットの中にある「たしざんああど(足し算カード)」の使い方を学習していました。学校で学んだことを定着させるために「家庭学習」に活用して欲しいと思っています。例えば「3+5」のカードは、声に出して「さん たす ご は、はち」と言って、裏に書いてある「8」の答えと照らし合わせていく使い方です。「家庭学習」カードに「たしざんかあど」のプリントを追加して貼り付けました。各ご家庭での見届けをよろしくお願いします。

同じく2時間目、4年生が前日の3年生に引き続き、来週火曜日(6/28)に予定している「川遊び」の予行演習として、箱メガネを使ったり、ライフジャケットを着用して浮かんだりする活動を試行しました。前日の使用後にプールのフェンスにかけてあったライフジャケットを、正しく装着できるように説明を聞き、箱メガネで水の中を見ながら歩いてみたりしました。中学年は、念のためにライフジャケットを着けて川に行きますが、それで浮かぶ予定はありません。4年生は、より「川遊び」を想定した予行演習を行っていたようです。

この日は金曜日のため、梅林小学校本務のICT指導員が、岐阜小学校で勤務していただける日です。岐阜小学校では、いろいろな教室に行ってICT活用の指導をしていただいたり、本校の教育活動を録画した映像を編集して「PTAでつくる岐阜小学校のページ」にアップしていただいたりしています。この日は、中休みに児童会代表委員長が指導員の先生のところに「『いじめについて考える日』に流す動画を撮影して編集しているところですが、編集の仕方で教えて欲しいことがあって来ました」と相談行きました。ちょうど前日6時間目の委員会の時間に、代表委員会はこの放送集会の準備をはじめ、来週の「いじめ防止強化週間」や再来週の「ぽかぽか言動キャンペーン」の取組を行って、課題となったことを学びに来たのでした。

また、6時間目に校舎内を見て回ると、蒸し暑かった1週間を締め括る4~6年各学年の工夫が見られました。4年生は、来週行う予定の「川遊び」に向けた学年集会をワークスペースで子なっていました。5年1組は、担任と子供一人一人との個別面談を実施し、待っている間は小集団で「百人一首」を行っていました。5年2組は、教育実習生とのお別れ会をサプライズで開き、体育館で一緒に遊びました。6年生は、先日の「麒麟が行っちゃった研修」のプレゼン作りや更なる探究計画を行っていました。いずれも、最後まで暑さに負けない気概を感じました。

 

6月23日(木)の1時間目、1年1組の教室を覗いてみると、みんなが個人用タブレット端末(iPad)を開き、なにやら打ち込んでいる様子が見られました。近づいて良く見てみると「Forms」を使った「食に関わるアンケート」に答えようとしているところでした。実は、岐阜市教育委員会学校給食課から「食生活の変化に伴い、学校教育においては児童生徒が食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付け、生涯を通じて健康な生活を送るために、食育の推進がますます重要になっています。岐阜市では食に関する指導のより一層の充実を図るため、児童生徒の食に関わる実態の把握を行います。」という目的で「食に関する実態調査」の依頼があり、岐阜小学校では各学年の主任の学級でアンケートに答えることにしたのです。1年生でも、しっかり答えられることがよく分かりました。

その時間、1年2組では国語「おおきなかぶ」の授業に取り組んでいました。発言する子に体を向けて聞く姿や、頑張った子に自然と拍手を送る姿も見られ、成長を感じてとても嬉しくなりました。

この日の1,2時間目、ひまわり学級(1,2,3組)のみんなで「じゃがいもパーティー」を開きました。1,3組は自立活動、2組は生活単元学習の時間として取り組みました。自分たちが、屋上農園で育て収穫したジャガイモを使った調理実習と会食(默食)を、みんなで分担しながら力を合わせて楽しんだのです。1,2年生もジャガイモを洗う作業で活躍し、その後は静かに落ち着いて調理実習の様子を見学することができました。

2時間目に2年1組が、生活科「自然大好き大作戦~長良川の川原で遊ぼう~」第5時の授業を行いました。これは、6月30日(木)の2年2組生活科全校研究授業のプレ授業という位置付けで、低学年部の研究授業を兼ねて行いました。学習課題「川原遊びの楽しみ方を紹介し合い、もっと楽しい川原遊びを考えよう」に向かって、6/17(金)に行った「川原での足を使った遊び」を伝え合う学習活動の様子を提供してくれたので、「2年2組の全校研究授業ではどんなことに気をつけて指導するとよいか」が明らかになりました。

5時間目には、プールの優先利用となる3年生は、来週火曜日(6/28)に予定している「川遊び」の予行演習として、箱メガネを使ったり、ライフジャケットを着用して浮かんだりする活動を試行しました。この箱メガネとライフジャケットは、昨年度受賞した「博報賞」の副賞金で購入したもので、この日初めて段ボール箱から出して使用しました。このように3年生以上の体験活動に利用していくことになります。

同じく5時間目、栄養教諭になるために来ている教育実習生が、5年2組で「太郎さんの食中毒事件簿」という学習教材を使った「食育」の授業を行いました。前日の5年1組に引き続いての授業ですが、そこでの反省点も踏まえて指導案を練り上げた研究授業でした。大学からも先生が参観にみえ、校長や教頭をはじめとした本校の教員も参観しての授業でした。豊富な資料、対話的な小集団交流、示範による演習的な活動など、とても良く準備された授業でした。そして、教生の先生の頑張りに精一杯応えようとする5年2組の子供たちの姿勢が、素晴らしかったと感じました。

 

6月22日(水)の登校後(始業前)の時間帯に、図書館には長蛇の列ができていました。これは、児童会「図書委員会」主催の「本を借りようスタンプラリーキャンペーン」が、今週(月曜日)から始まり、大勢の子たちが「スタンプをゲットして栞を貰おう」と、このキャンペーンに参加しているためです。梅雨の期間に、読書に勤しんでくれる子供たちの姿は、頼もしくもあり、微笑ましくもあります。

この日の朝活動は、英語放送でした。1年生の1,2組やひまわり3組の子供たちも、大型テレビの画面に集中し、画面から投げかけられる英語担当とALTの言葉に反応しながら楽しむことができていました。

2,3時間目には、2年2組が生活科「自然大好き大作戦~長良川の川原で遊ぼう~」の体験活動として、長良川の川原(金華橋の下)に行って石を使って遊びました。ここで行った「石遊び」の交流の時間が、岐阜小学校の主題研究「ふるさと学習」の一環として、6月30日(木)の全校研究授業となります。そこで、石投げ、石見つけ、石積み、石を使った造形遊び、・・・色や形、大きさなど、様々な石のある広い川原で楽しんだいろいろな遊びを忘れないように、ボランティアで引率してもらった保護者の皆さんに、お子さんの個人用タブレット端末(iPad)を使って、録画していただきました。

また、午前中に6年生が、家庭科「野菜炒め」の調理実習を行いました。1,2時間目に2組、3,4時間目に1組という順で、にんじん、タマネギ、ピーマンにハムを加えて「いろどり炒め」と称して、グループで調理して美味しく食べました。6年生の担任は、昨日の夕刻に二人で調理実習の演習を行って臨んだ授業でしたが、無事に終えることができて安堵の表情を浮かべていました。

4時間目は栄養教諭になるために来ている教育実習生が、5年1組で「太郎さんの食中毒事件簿」という学習教材を使った「食育」の授業を行いました。子供たちにとっては、気温や湿度が上がるこの時期には、食中毒の危険が高まるため、改めてその予防に必要なことを学ぶ機会となりました。翌23日(木)には、大学から先生もみえて5年2組で研究授業が行われます。

 

6月21日(火)の1,2時間目に、総合的な学習の時間「ふるさと学習」の一環で、3年生のみんなで、長良川の川原(金華橋の下)に行って遊びました。川に向かって水切り(石投げ)に挑戦したり、魚を見つけたり(触ったり、捕まえたり)、珍しい石を探したりしながら、大小様々な石のある広い川原で伸び伸びと過ごしてきました。

3時間目には、川原から戻った3年生がようやく水泳学習をスタートさせました。岐阜小学校としては、13日(月)にプール開きを行ったのですが、3年生は時間割と天候の兼ね合いが悪く、水泳開始が延期され続けていました。この日は、久しぶりのプールということもあって、小プールで2年生の「水遊び」のおさらいをしましたが、感染症対策を徹底した「黙って泳ぐ」活動ができていました。

同じく3時間目、1年生の教室では1,2組ともに生活科「なつがやってきた」の学習で、前日に行った「川原遊び」のことを絵と文にまとめる活動を行いました。石積みの絵も、石の色や形にこだわったり、自分の手も書き込もうとしたりして、工夫しながら描いていました。

また、この日の午前中、5年生が総合的な学習の時間「清流・長良川」の学習の一環で、長良川右岸(長良橋の北側)に校外学習に出かけました。この日の活動は、長良川漁業協同組合の方々にご支援・ご協力をいただき、「鮎の稚魚を放流する体験を通して、鮎の生態を理解するとともに、自分たちが放った鮎への愛着を高めて大きく成長して欲しいという願いをもつ。」という学習でした。バケツに入れた稚鮎を実際に放ったり、大量の稚鮎が放流される様子を見たりし、ねらいに迫る体験活動となりました。

 

6月20日(月)の朝の登校の様子を見てみると、正面玄関(児童昇降口)で16人の子たちが、学年の先生の「検温」を受けていました。6/1HP(ブログ)でお願いし、6/10HP(お知らせ)で運用状況の報告をさせていただいたのですが、「スマート連絡帳」への「検温」入力を午前7時30分までにお願いします。報告がない場合には、校舎に入ることができる7:55の段階で、担任が検温をしなければならず、教室で迎え入れたり始業準備をしたりする時間の確保が難しくなります。どうか、ご理解とご協力をお願いいたします。

この日からの1週間、岐阜女子大学家政学部健康栄養学科4年生の学生が、岐阜小学校で教育実習を行います。これは、栄養教諭の教員免許状取得のために必須の実習で、食育の授業も行う関係で5年生に配属して1週間の学校生活を送ってもらいます。初日の朝には、正面玄関(児童昇降口)で「自己紹介」カードをもって子供たちを迎え、朝活動の時間には5年生「学年朝の会」で挨拶をしました。栄養教諭を目指す富山出身の教育実習生らしい創意工夫のある挨拶でした。これからの1週間で、教職の魅力を感じ取ってもらいたいと思います。

1,2時間目には、1年生が生活科「なつがやってきた」の学習で、ひまわり学級の4人を含めた1年生のみんなで、長良川の川原(金華橋の下)に行って遊びました。17日(金)の「学年便り」のみでお願いしたにもかかわらず、保護者ボランティアの方々が十数名も集まっていただき、子ども達の活動を見守ったり、移動の交通安全にご協力いただいたりすることができました。おかげさまで、大小様々な石のある広い川原で、石積み遊びや石ころアートのための石集めなど、普段はできない遊びを楽しむことができました。