保護なしブログ(記事のみ)

8月最終週~9月第1週の教育活動

9月2日(金)は、3の付く日で毎月位置付いている「いじめを見逃さない日」の取組を、朝活動の時間に行いました。本来3の付く日に位置付いている取組ですが、9月3日は土曜日のため、この日の実施となりました。今回は、特別支援教育のスペシャリストである熊田教頭先生から「岐阜小学校に来てからの5ヶ月間で感じたことや教頭としての願い」をテレビ放送をとして伝えました。私は「きれいな心で人を見ると良いところが見えてくるけど、心が疲れていたり歪んでいると良くないところがきになる。」という話が、とても心に残りました。差別・偏見に繋がる見え方をしてしまったときは、自分自身の心の在り方を振り返られると良いと思います。このテレビ放送(教頭講話)は、どの学級も真剣にテレビを視聴していました。放送終了後には「教頭先生の話」から感じたことや考えたことを交流し、気持ちを新たにしていました。特に、1年生をはじめとしたいくつかの教室では、要点を板書に示しながら、聞いたことが頭に残るような指導がされていました。

この日の2時間目、1年生は生活科「あさがおのかんさつ」の学習で、観察の仕方を確認しながら記録の仕方も学びました。五感を使って(今回は味覚なし)観察することや絵と言葉を使って表現する力を身に付けていって欲しいと思います。

また、午前中に5年生は「鮎の生態や鵜匠の仕事、伝統行事としての鵜飼を理解し、そんな鵜飼が身近な長良川で行われていることからふるさとに対する愛着をもつことができる」をねらいとして、鵜飼ミュージアムの見学に行きました。学校からの往復は学級2列で行動し、長良川の増水の様子を見たり、鵜飼観覧園事務所前では「鵜飼観覧」(9/7)の集合場所(ポケットパーク)を確かめたりすることもできました。鵜飼ミュージアム内では、ガイドさんと一緒に見学し、積極的に質問をすることができました。これで、事前学習はバッチリです。

 

9月1日(木)と2日(金)の2日間にわたって、「夏休みの宝物展」を開催しています。低学年(1,2年生)の作品が展示されている家庭科室には、親子で一生懸命取り組んだと思われる作品がたくさんあり、とても感心しました。中学年(3,4年生)の作品が展示されている家庭科室では、立体や平面の造形作品、興味・関心をもって調べた追究作品など、創意工夫のある「宝物」に見入っていました。高学年(5,6年生)の作品が展示されているメディアセンターには、高学年らしく主体的に取り組んだとも割れる作品が置くありました。午前中に訪れた保護者の皆さんも、全校児童一人一人の作品にとても熱心に目を注いでみえました。

この日の2時間目に1組、4時間目に2組という順で、1年生が「夏休みの宝問展」を見学しました。自分たちの学級の仲間の作品は「発表会」で見ていますが、隣の学級や他の学年の作品をじっくりと見るのは初めてです。「来年度は、こんなものを作りたいな。」「大きくなったら、自分も挑戦したいな。」という期待感をもってみて回ったことと思います。

午前10時30分には「緊急地震速報」が放送で流れました。事前指導で確認していた通り「身の安全を確保し、落下物や倒壊物から身を守るために机の下等にもぐる(まもなく来る揺れに備える)。」という避難を徹底しました。2年ぶりの「市内学校一市防災訓練」でしたが、生憎の雨天ということで、運動場への避難は来週に延期することとしました。教頭先生の「次の地震の怖れはなくなったので、授業を続けてください。」という放送を合図に、椅子に戻って各担任の評価を聞きました。2年2組では、個人用タブレット端末にインストールされている「岐阜市総合防災安心読本(アプリ版)」を使って「地震が起きた時」の動きを確認していました。

3時間目の1年2組の教室では、国語「いちねんせいのうた」の授業を行っていました。「口を大きく動かして音読しよう」の課題に向かって、みんなで教科書にある文章を声を出して読みました。1年2組は、夏休み明けの再スタートがとても順調です。初任者である学級担任が、初任者指導、学年主任、教頭と一緒に、毎日「校内研修」に励んで準備を整え、毎時間の指導に取り組んでいます。担任の頑張りや本気が子供たちにも伝わり、時間を守る意識や授業での集中、休み時間からの切り替えができるようになって、本当によく頑張っていると感じます。先生も子供たちも、今週の頑張りを自信に繋げ、大きく成長していって欲しいと思います。

 

8月31日(水)の朝活動の時間に、多くの学級で「緊急地震速報機を活用した市内学校一斉防災訓練」の事前指導を行われていました。9月1日に行われる理由、地震発生時の対応、避難の仕方など、発達段階や実態に応じた指導がなされました。

この日の午前中、保健室で高学年(5,6年生)がデジタル身長・体重計による「発育測定」を行いました。この機会に、測定前には養護教諭による睡眠についての保健講話を聞きました。本日が初日で、明日以降も続いていきます。

4時間目には、1年生が生活科「がっこうのあんぜん」の学習の一環として、明日計画されている「緊急地震速報機を活用した市内学校一斉防災訓練」の事前指導を行いました。大きな地震が起きたときに、自分で自分の命を守るための約束を確認し、実際に避難の仕方を演習しました。朝、2年生と一緒に机の下に入る練習をしていたひまわり3組の1年生も、運動場までの避難経路を確認していました。

 

8月30日(火)の朝活動の時間に、テレビ放送による「夏休み明け全校集会」を行いました。各教室で広がって全校で校歌を歌った後、児童代表の話は6年生の2人が堂々と語り切りました。「校長先生の話」では、夏休みのCS,PTA,地域の皆さんが子供たちのために考えてくれたこと、9月以降も「自ら楽しむ」心構えで学校生活や家庭学習(本日「家庭学習の手引き」を全校児童に配布)に取り組んで欲しいことについて語りました。その後、教務主任から9月の日程等の話がありました。

夏休み明けの「テレビ放送集会」終了後、6年生は教室からワークスペースに移動して「学年朝の会」を開きました。この日から2組にフィリピンからの転入生があり、まずその紹介がありました。一生懸命練習してきた日本語での自己紹介の後、2組担任からは「先生はできるだけ英語で会話するつもりだけど、みんなは英語でも日本語もよいから進んで話しかけていきましょう。」と呼びかけました。その後、学年主任から10月の修学旅行や運動会をはじめ、3月までの見通しがプレゼン資料を使って紹介されました。

この日の1時間目、1年生の1組、2組、ひまわり学級は、それぞれ4月~夏休みの頑張りを確認しながら、夏休み明けの今後の学校生活で頑張ることを約束していました。決意や抱負を姿で示してくれることを楽しみにしたいと思います。同じく、ひまわり学級を含めた2~5年生の教室でも、それぞれ4月から夏休みまでに学校や家庭で頑張ったことを確認しながら、今後の学校生活の見通しをもつような時間をもっていました。新たな決意を行動に移してくれることに期待したいと思います。

2時間目には、1年生の1,2組ともにに夏休みに取り組んだ「宝物」を発表していました。発表する子の「話すこと」と他の子たちの「聞くこと」のそれぞれに目標を持ち、お互いの頑張りを称え合っていました。

また、この日の3時間目に1組、4時間目に2組という順で、6年生が岐阜県博物館の「縄文のむらから弥生のくにへ」というリモート授業を受けました。講師は恩師(5年生の時の学年主任)の星野友多先生と博物館の解説員の先生でした。内容は社会科の既習事項でしたが、岐阜県に絞ってより専門的な解説を見聞きすることができ、久しぶりに星野先生の姿を観たり声を聞いたりする大変貴重な機会となりました。

さらに、4時間目の2年1組の教室では、学級担任先生から子供たちに「大切なお話」がありました。それは「先生のお腹に赤ちゃんができて12月に生まれる予定。そのために10月下旬から、お休みをいただくことになりました。」という内容で、これまでお腹の中でどのように育ってきたのか、映像を交えて紹介してくれました。そして、担任が産育休に入ってからの2年1組の担任には、平成27年度~令和2年度の期間に3人の子を出産して育児休業中である先生が、岐阜小学校に復帰して担われることも告げられました。この日はその先生にもご足労を願い、子供たちとの顔合わせも行いました。