4月14日(金)の午前中に、低学年(1,2年生)の発育測定と視力検査を行いました。昨年度からいずれの検査も測定機が新しくなりました。時間短縮と負担軽減を図る意味で、博報賞の副賞金等を活用してデジタル身長・体重計と電子(液晶)視力検査機を購入して使っています。「身長・体重測定」「視力検査」を、学級担任と養護教諭が分担して2会場で同時に行うことができるようになったのです。そのためには、順番を待つ子供たちが自分たちだけで静かに整然としている必要があります。2時間目の1年生の様子を見ると、素晴らしい態度で測定・検査を受けることができていて、とても感心しました。
この日の3時間目も、多くの学級で教科担任による授業を行っていました。6年1組は2組担任の体育科、2組は教務主任の理科、5年2組は教頭の図画工作科の授業を、それぞれ楽しそうに学習していました。
6時間目には、4~6年生の総合的な学習の時間「ふるさと学習」でした。どの学年も昨年度の学びを振り返ってから、今年度のテーマなどを確認する時間となりました。4年生は「歴史のまち金華」の学びの成果を生かして「公共施設のまち京町」を学習する見通しをもちました。5年生は、長良川と金華山の自然や文化に触れていく学びを展開することを知りました。6年生は、長良川学習の出口で聞いた話から、観光誘致や岐阜まちの魅力を探究していく方向を確かめ合いました。今後の学びの深まりを期待したいと思います。
4月13日(木)の朝活動は、全校児童に緊急に伝えたいことが二つあって「臨時放送集会」を行いました。一つ目は、自転車の乗り方についてです。「4/11(火)の下校後の時間帯に、岐阜小学校区内で自転車に乗った小学生が猛スピードで交差点を渡り、そのときに高齢の方が危険な目に遭った」という電話連絡があり、教頭から「自転車に乗るときの約束」についての話をしました。もう一つは、新年度になって進級した子どもたちに、改めて個人用タブレット端末(iPad)の使い方について、情報主任からプレゼン画面を見せながら話しました。各教室では、静かに放送に耳を傾けたり、テレビ画面に集中したりしながら、真剣に受け止める様子が見られました。
この日の1時間目に、4年生がワークスペースに集まって、3年生で目指してきた「受け止めて聴く」との違いを考えながら、自分たちが目指す「寄り添って聴く」姿について話し合っていました。岐阜小学校の「美しく学ぶ合格認証」活動は、平成27年度に本校4代目の杉原前校長先生が「基準は担任に任せますので、よい姿勢が身についたと思ったら『姿勢名人』カードに日付を入れて児童に渡し、校長室へ報告するよう伝えてください。年度内に全員に渡せるよう願って作成しました。」として始まったものです。その後、1~6年生の段階に応じた美しく学ぶ「話の聴き方」に整理され、校長が替わってからも伝統として続けてきました。現校長(藤田)になってからは、合格を記念して校長とのツーショット写真を撮り、一緒に合格した子や祝福に来た仲間とも記念写真を写し、これを教務主任が「表裏両面に印刷して渡す」という形で行ってきました。それを、今年度からは「姿勢名人」の発展から考えた「美しく学ぶ合格認証」という捉えではなく、各学年で目指す聴く姿を学校経営の重点に掲げる「対話」の基本とし、その「習得認定証」という扱いにしていくこととしました。学級ごとに考えていた基準も「準学年担任体制」としているので、学年ごとの基準は統一することにし、今回の4年生の取組となったのです。
2時間目には、1年生が初めての体育科の授業を運動場で行いました。授業の前半は、集合~整列、「気を付け」や「休め」の姿勢、笛の合図で「起立」と「着座」、・・・岐阜小学校の「集団行動」の約束を、繰り返し練習しながら、体感を通して学んでいました。
この日の午前中に、すくすくのめぶき、わかば、ひまわり各学級と5,6年生の歯科検診がありました。年度始めには、各種測定や検査、検診等の保健行事が続きますが、この日の歯科検診も自分の順番が来るまで静かに待って、しっかりと受けることができていました。6年生は、この日の検診結果から令和5年度岐阜小学校「歯の健康優良児」が選ばれることになります。
午前中に各教室を回ってみると、学級担任ではない先生の授業が数多く行われています。1時間目の5年生は、1組の家庭科を2組担、2組の国語科を1組担任が、専門性や指導力を生かして教えています。2時間目の6年1組の国語科の授業はめぶき担任が教え、その時間のめぶき学級は教頭が自立活動を指導しています。3時間目の5年2組の理科は、専科の教員が教えています。これらはほんの一例で、今年度も岐阜小学校は高学年を中心に積極的に教科担任制を取り入れ、どの学級も多くの教師の目を通して子供たちを見届けるとともに、より専門性の高い指導を心がけています。
この日は、1年生の給食が始まりました。時間をかけて「給食当番の仕事」「配膳中の約束」「食事中の決まりやマナー」等についての指導した後、小学校入学後最初の献立である「カレーライス」を食べました。給食当番の仕事も一生懸命行い、配膳を待つ子もとても静かに待てました。「默食」を徹底しながら、箸でカレーを食べることに挑戦する子も多く、予想以上に上手に使っていました。お祝いデザートもあって、大満足の給食初日となりました。
この日の4年生は、4時間目に理科、5時間目に音楽科の授業を学年合同で行っていました。理科は、理科室で専科がT1、学級担任がT2(T3)を務めます。5時間目は、音楽室でひまわり学級担任が教科担任となってT1、学級担任がT2となってTT指導による授業を行うことになります。これも、本校の進める「教科担任制」の一環として、学年37人の4年生は専門の教科担任が受けもつ理科、音楽科、英語科と、学級担任の専門教科である体育科において、TT指導による学年合同授業を行っていきます。
6時間目には、5,6年生がそれぞれの学年集会を開いて決めた委員会メンバーが、代表・給食・保健体育・環境・図書・放送の各委員会の教室に集まり、自己紹介、目当て、役割分担等を話し合いました。委員長が事前に準備を進めるなど、6年生は最高学年の自覚をもってリードし、5年生は高学年となった意気込みを言動で表すよいスタートを切ることができました。また、4年生の園芸委員会も事前に決められた委員長や副委員長のリードで早速作業を行っていました。
4月12日(水)の朝、予鈴のチャイムが鳴った8時10分頃から2階の各教室を見て回ると、高学年の教室ではタブレット端末(iPad)の「ここタン」の入力をしていました。また、板書メッセージをしながら健康観察のじゅんびをする学級もいくつかありました。3年生の教室の黒板には、1,2組ともに毎朝学級担任からのメッセージが子供達を迎えています。
この日の朝の会~1時間目にかけて、各学級の写真撮影を行いました。例年は東門付近で撮っているのですが、天気予報が雨模様だったため体育館での撮影となりました。「マスクを外したら口を開かない」約束を守りながら、手際よく撮ることができました。
2時間目の前半、3年2組の教室を覗いてみると、今年度本校の「教科担任・準学年担任」体制の一環で、1組担任が英語の授業を行っていました。初めての授業となるため、オリエンテーション(ガイダンス)の意味合いが強くなっていたかもしれませんが、英語に親しみながら活動を楽しむ導入で「Hello song」の歌を歌いながら、英語ジャンケンで盛り上がっていました。
同じく2時間目、1年生は算数の授業で、教科書を開いて「仲間見つけ」の学習を行っていました。先生の話を聞いて反応したり、仲間と教え合ったりしながら楽しそうに取り組んでいました。めぶき学級でも、新1年生が自分の席で学習に向かう姿が見られました。
これも2時間目ですが、4年生は特別な教科道徳の時間でした。1組は、昨年度からの持ち上がりの担任の授業で、3年生の頃の学習を思い出しながら取り組んでいました。2組は、新担任が道徳の授業で大切にしたいことを、改めてレクチャーしていました。
3時間目には、めぶき学級の教室にわかば学級やひまわり学級の子たちも集まり、タブレット端末を使った学習に取り組んでいました。今年度、水曜日の3時間目は、めぶき担任、わかば担任に加え、情報主任との3人体制で、めぶき、わかば、ひまわり合同の自立活動の一環として、3年生以上のすくすく「情報学習」に取り組むことにしました。この日は、欠席者もいて少し寂しかったのですが、昨年度ICT指導員に教えていただいた「ビスケット」のアプリを活用した「プログラミング学習」を楽しんでいました。
4月11日(火)の朝、登校してきた1年生の教室に行ってみると、登校してきた子から自分のランドセルから、必要なものを机の引き出しに入れ、空になったランドセルをロッカーの中に片付ける作業を行っていました。しばらくすると、6年生の子たちが数名やって来て、1年生に声をかけたり「カバン片付け」の助言をしたりし始めました。1,6年生それぞれの主任に話を聞いてみると、「何とか自分の力でカバン片付けを定着させたい1年生」と「新1年生のサポートをしながら最高学年の自覚を高めたい6年生」との間で、「1年生の教室での6年生のサポートは困っている子を対象に5人以内で行う約束」となったようです。
この日の朝活動の時間、6年生はワークスペースに集まり、新年度(令和5年度)を動かしていくための本日の動きを、みんなで確認し合いました。児童会委員会活動を軌道に乗せるための動きや、児童集会「ようこそ1年生の会」に向けた準備や計画を進めるために、限られた時間の中でも一人一人の自主性を重んじながら、最高学年として動き始めていく心強さを感じました。
5年生も同様にワークスペースに集まり、新年度(令和5年度)の学校生活を動かしていくために、児童会委員会活動の確認をしていました。4年生のときには、みんなで「園芸委員会」の活動を行い、学級の代表のみが「代表委員会」に参加してきましたが、5年生となって6つの委員会に分かれて6年生と一緒に児童会の活動を行っていくことになります。その所属(分担)を決めるための情報として、令和4年度後期副委員長だった現6年生6人から、活動内容ややりがいについて話してもらいました。
2年生は、朝活動~朝の会の時間にかけて1,2組それぞれの教室で、タブレット端末(iPad)活用の準備作業を行っていました。オンライン(リモート)授業ができるようにTeamsの活用の仕方を確認した後、「ロイロノート」の活用についての指導も行いました。
4月10日(月)は、1~6年生で授業が始まる実質的な令和5年度の授業初日です。新1年生も家族に見送られながら朝の初登校となりました。実は、7日(金)の始業式の日に、昨年度後期児童会代表委員だった子から「月曜日は10日だけど『あいさつロード』をやってよいですか」という声が生徒指導主事に届いたようで、この日の7:40頃から東門でも南門でも「あいさつロード」ができていきました。こうした動きこそ「自ら」「共創」を「楽しむ」様子です。とても嬉しい1週間の始まりとなりました。
毎月3日は岐阜市の「いじめを見逃さない日」で、4月は3日(日)は春休み中でしたので本日(1週間遅れとなる10日に)「いじめを見逃さない日」の取組を、朝活動の時間に行いました。今回はテレビ放送を使って、新しい「いじめ対策監」から、我が子を思う親の気持ちから「命を育む大切さ」、いじめのない(いじめられない、いじまない)学校にするために「みんなが笑顔で安心」という話を聴きました。朝の会の時間には、全校一斉に(各学級や学年で)テレビ放送でのいじめ対策監の話を受け「いじめを見逃さない日」の取組として、発達段階や実態に応じて「笑顔で安心な生活のために」考えたいことの指導や話し合いを行いました。6年生には、いじめ対策監が令和元年7月に起きた日のことを話し、最高学年の自覚も促しました。
この日の1年生は、2時間授業で「帰りの会」終了後にコース別下校となりました。初めて下校コースごとに集まり、名前を確かめながら整列をしたのですが、初日にしては上出来だったと思います。1年生の保護者のみなさんも、下校引率ボランティアにたくさんお集まりいただきました。ありがとうございました。明日以降も、どうぞよろしくお願いいたします。また、集まり始めたのは中休みだったのですが、運動場では学級や学年で遊んだり、好きな運動遊びに興ずるなど、2~6年生のたくさんの子たちが元気いっぱい動き回っていました。