5月19日(金)の朝活動は、読書の時間でした。金曜日は、毎週学級単位での「朝読書」の活動となっています。校内を回って1年1組の教室に行ってみると、学級担任が電話対応等の諸用で教室を離れていたにも関わらず、自分たちだけで静かに図書室で借りた本を呼んでいる子どもたちにとても感心しました。2組では、学級担任が個人用タブレット端末(iPad)で撮した絵本を、大型デジタルテレビに映し出すという方法(ICT機器の活用)で「読み聞かせ」をしていました。岐阜小学校では、こういう積み重ねによって、本好きな子へと育っていきます。
多忙な6年生は寸暇を惜しんで同時進行の準備を進めています。各教室で読書に勤しむ中、ワークスペースでは来週土曜日(27日)の「金華山登山」に向けての出発式や解散式、6月6日(火)「修学旅行1日目」の白川郷学園との交流に向けて行う「オンライン事前交流」について、役割分担等の計画や準備も行っていました。
この日の4時間目終盤~終了後にかけて、体育館で体育の授業を行っていた5年2組が、午後の「PTA総会」に向けた椅子並べの作業をテキパキと行ってくれました。学校のために貢献しようとする高学年らしい動きや姿に、とても嬉しくなりました。
午後には、令和元年以来4年ぶりの体育館での「PTA総会」を開催しました。事業計画や予算(案)への決議を取るための年度始めの「定時総会」ではなく、規約上は「臨時総会」と位置付け、職員紹介を含めた校長挨拶と役員紹介を含めたPTA会長挨拶を主たる目的として行いました。書面やオンラインでは味わえないリアルなライブ感のある参集型(対面式)総会が、岐阜小学校には相応しいと実感しました。足下の悪い中、とても大勢の保護者の皆さんにお集まりいただきました。心より感謝申し上げます。
「PTA総会」終了後の5時間目、令和5年度1回目の「授業参観」を行いました。全学級の教室を使って、全ての学級同時公開の「授業参観」を行うのも4年ぶりのこととなります。保護者の皆さんが校舎内に一堂に会するのも4年ぶりとなりますので、令和元年度の「社会科全国大会」依頼の来校者の賑わいと言えます。通常教室での授業参観が初めての方の方が圧倒的に多く「どこまで子どもに近づいてよいものか!?」と戸惑ってみえる方もらっしゃったのではないでしょうか。ワークスペース等の遠巻きから観てみえる方も多く、次回はもっとお子さんに近いところで参観いただけるようにしたいと思いました。
PTA参観の最後は、各学年のワークスペースを使っての「学年懇談会」でした。1年生は、ほとんどの保護者の方が参加してくださいました。5年生は「野外学習」説明会、6年生は「修学旅行」説明会を兼ねた関係もあってか、たくさんの方が残っていただきました。それらの兄弟姉妹の関係もあって、2,3,4年生は少数精鋭の懇談になっていました。
5月18日(木)の朝活動の時間に、令和5年度初めてとなる異学年縦割り活動「なかよし遊び」を行いました。朝一番に6年生は、事前に準備してきた板書資料を各担当教室に貼りに行き、活動前に1年生を迎えに行ってから、活動が始まりました。初顔合わせの第1回でしたが、自己紹介に関するゲームを工夫して行いました。しかし、新年度間もない影響は見られ、緊張して周りの様子を見ながらの活動になっていました。この時間に、子どもたちが心も身体も解放できるようになるとよいと思っています。
この日の1時間目に1組、2時間目に2組という順で、1年生の歯科検診がありました。既(4/13)に、めぶき学級の1年生は健診を受けているのですが、他の1年生は岐阜小学校入学後、初めての歯科検診になります。学校歯科医の先生から「今年は診療所と同じ水平位でやってみることにします。」という説明がありました。両学級とも、自分の順番が来るまで静かに待って、しっかりと受けることができていました。
1時間目が終わる頃、4年生が体育館前に集まり、引率サポーターとして集まっていただいた保護者の方に挨拶をして、総合的な学習の一環で行う「メディアコスモス探究」へと出発していきました。
2時間目には、5年1組が家庭科室で教科担任(2組担任)の家庭科「調理の力」の授業を受けていました。「青菜のおひたし」の調理実習計画を立てるために「調理をする(ゆでる)ことで、どのように変化をするか?」を、教師による示範演習を見ながら確認し、グループごとに計画を立てました。
総合的な学習の時間(ふるさと学習)「京町とわたしたち」の一環で、新市庁舎とみんなの森「メディアコスモス」の見学に出かけた4年生は、詳しい説明を聞かせていただいたり、館内を隅々まで見させていただいたりし、とても充実した見学をして給食前に戻ってきました。
5時間目の1年生は、1,2組とも学級活動の時間を使って、下校を中心に交通安全(通学状況)についての振り返りを行っていました。下校時の通学路コース別の状況を確認しながら、これからの交通安全を約束していました。
6時間目には、令和5年度の第1回「クラブ活動」を行いました。今年度は、運動、サイエンス、カード・パズル系、ダンス、イラスト、将棋・オセロ、文化(手芸)、ミュージック、消しゴムはんこの9つに分かれての活動となります。この日は、自己紹介や目標・組織を決め、後半には短時間ながら活動を楽しみ始めました。
5月17日(水)の朝、「オーストラリアからの一時帰国による約1週間の体験入学」で学校生活を一緒に過ごす5年生女子が登校し、5年1組の教室で出会いの時間を設けていました。昨年度も4年2組で1週間を共に過ごしていたため、黒板には大きな「ようこそ!」の上に「おかえり」も書き加えていました。この日の朝活動は英語放送「English time」で、教室での「Small activity」の「When is your birthday?」⇒「My birthday is().」の活動にも参加し、5年1組への仲間入りを果たしていました。彼女のお母さんが金華小学校の卒業生ということで、一時帰国の機会に「日本の学校での生活を体験してみたい」という希望を受け入れる形で、昨年度に続いて短い期間ですが「仲間入り」をしてもらうこととしました。楽しい経験を積んで、素晴らしい思い出をつくってもらいたいと思います。
この日の1時間目と4時間目に、6年生が「卒業アルバム」用の授業風景の写真を撮ってもらいました。前日に続いての撮影でしたが、1時間目のすくすく6年生の道徳科と1組の英語科の授業、4時間目の理科室での1組の理科の学習の様子を撮影してもらいました。
3,4時間目には、1年生が生活科の学習活動として、アサガオの種を観察してスケッチした後、1年1組、2組の順で、学級毎に自分の植木鉢にアサガオの種をまき、水をやりました。まずは芽が出ることを楽しみにしてお世話をしていくことになります。
6時間目のひまわり学級の教室には、わかば学級の子たちも集まって、英語の授業を行っていました。今年度は、毎週水曜日に「すくすく」の低学年が1時間目、高学年が6時間目に英語専科の先生方が英語の指導をすることにしました。高学年の指導は、英語科の教科担任の非常勤講師が務めます。前半はひまわり学級担任がT2に入り、後半は1年生を帰した英語専門の1組担任がT2に入ります。この日は、5月とは思えない真夏日の6時間目とあって、さすがに高学年の子どもたちでも疲れ切った様子でした。
5月16日(火)の朝の会が終わる頃、3年生が東門に集まり、引率サポーターとして集まっていただいた保護者やご家族の方に挨拶をして、総合的な学習の一環で行う「岐阜まち探険」へと出発していきました。今回は、京町地域へ行ってきます。この日も、恒例の「行ってきます!」「行ってらっしゃい!」のやりとりも微笑ましく、大勢のボランティアの皆さんにも感謝したいと思いました。1~2時間目を使って京町地域の散策に出かけた3年生は、社会科「わたしたちのまち」の学習の一環として、緑コース通学路を通って市民会館・消防署・警察署~市役所・ディアコスモス~長良橋通りから、学校に戻ってきました。京町は、公共施設が密集していること、様々な商店が居並ぶこと、幹線道路の交通量が多いことに気付くことができたと思います。これは、金華地域との比較することもでき「総合的な学習の時間」としての活動にもなりました。今回も、子供たちは自分のタブレット端末(iPad)でたくさんの写真を撮影し、これからの学習に活用できるようにしていました。また、5月にして熱中症の心配もいるほどの暑さでしたが、多くのボランティアの方々に見守られながら交通安全にも気を付けていただけ、安心して観て回ってくることができました。
この日の1,2時間目、1年生は1,2組とも図画工作科「ちょきちょきかざり」の授業を行いました。「折り紙を折って、はさみで切って、素敵な形をつくりだそう」という課題に向かって、子供たちは夢中になって取り組んでいました。
2時間目の2年生は、生活科の学習で「ミニトマトの苗植え」活動を行っていました。5/11(木)にチューリップの球根を採取したのですが、同じ鉢を使って今度は「野菜を育てよう」の学習に入ってミニトマトを育てることになり、鉢に土を入れていました。その後、苗を植えて最初の観察記録も残していました。
3時間目には、6年生が「卒業アルバム」用の学年写真、学級写真、個人写真を撮影してもらいました。隊形やポーズなど、写真屋さんの指示に従って手際よく撮ってもらうことができました。
5月15日(月)の朝活動の時間にテレビ放送を使って、ICT活用推進教師の指導に従って、1年生以外がテレビ画面を見ながら個人用タブレット端末(iPad)に登録をしました。この中でも、互いに気遣う様子や助け合う姿が見られ、微笑ましく感じました。「家庭学習」でも進んで「スタサプ」を活用していって欲しいと思います。
先週月曜日(5/8)の新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことに伴う「学校生活」取材・報道に引き続き、1週間後の様子(変化や変容)ということで、5月15日(月)の朝の会の時間から東海テレビの取材・撮影が入りました。歌声を高めるためにマスクを外しての6年生の合唱が撮影され、そのことに関して子どもたちや学年主任へのインタビューがありました。6年生の取材の後、1時間目の1年生の国語科「はなのみち」の様子を撮影されました。続いて「1週間の変化や今後の学校運営」について校長へのインタビューも撮影していかれました。
この日の午後、岐阜市の姉妹都市であるイタリアのフィレンツェ市から外交顧問のマッジピント氏と駐在員の臼井さんが、岐阜市の国際課等の職員と一緒に岐阜小学校を訪れ、5時間目の全学級の授業を観て行かれました。わかば、4年生、2年生、めぶき、1年生、3年生、5年生、6年1組という順に2階の各教室を巡回されるように参観され、屋上からの景観も楽しんでいただきました。最後の授業(学級)は、6年1組の音楽科でした。せっかくの機会だったので「歌のプレゼントをしよう」ということになり、子どもたちが選んだ楽曲は「翼をください」でした。マスクを外して、表情豊かな歌声を届ける計画に、朝取材して行かれた東海テレビが再び来校され、フィレンツェ市外交顧問のマッジピント氏の感想を撮影されていきました。
岐阜の繊維産業界から「洗練されたファッションの街フィレンツェ市と姉妹都市提携をしたい」という強い要望や、市議会への陳情書などにより岐阜市も提携を推進し、国会議員・ローマ日本大使館一等書記官の多大な協力を得て昭和53年(1978年)に、岐阜市はイタリア・フィレンツェ市と姉妹都市提携を行いました。提携理由として「都市規模・地勢が似ている」「フィレンツェでの『ルネサンス』の頃、岐阜は織田信長の時代で盛況を極めたという歴史的な類似点」「両市とも繊維産業の中心地である点」などがあります。昭和54年(1979年)には、金華小学校がフィレンツェ市のソルガネ小学校と友好姉妹校となりました。平成3年(1991年)にソルガネ小学校が国立サンドロペルティーニ小学校となっても友好姉妹校は継続し、平成20年(2008年)に金華小学校と京町小学校が統合して岐阜小学校となっても友好姉妹校は継続されているのです。今回、フィレンツェ市から外交顧問のマッジピント氏と駐在員の臼井さんが岐阜小学校を訪問されたのは、上記の理由からです。短い滞在時間に、全学級の参観を詰め込んだ慌ただしいスケジュールでしたが、美しい校内環境、明るく元気な子どもたちをとても賞賛していただき、岐阜小学校にとっても貴重な機会となりました。