保護なしブログ(記事のみ)

10月第3週の教育活動

10月20日(金)の朝、児童会代表委員会の呼びかける「あいさつロード」が行われました。今回も、3年生による新「あいさつキャノン」と一緒に、元気な挨拶で登校してくる子たちを迎えました。ただし、運動会への取組が行われている中での「あいさつロード」には、少し関心・意欲が薄れているのか、参加者が少なくなっている印象です。毎月の10日、20日、30日には「あいさつロード」を行っていますので、ご家庭を送り出すときに一言「あいさつロードが伸びるといいね」と声をかけていただけると嬉しいです。「共創を楽しむあいさつロード」にしていきたいと思います。

この日の朝活動「読書タイム」に、今年度の第6回となるコミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」のが行われました。今回は4,5,6年生には各教室、すくすくのみんなには音楽室で、地域や保護者のボランティアによる「読み聞かせ」をしていただき、読み聞かせボランティアの皆さんの話芸や演出に興味津々な様子で楽しむことができました。

朝活動「読み聞かせ」終了後、すくすくのみんなは引き続き音楽室に残って、運動会種目「Let’s enjoy ジェンカ!」の練習を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響で、スキンシップを図る「ジェンカ」のような演技はできずにいたのですが、今年度は令和元年度以来4年ぶりに「すくすく&全員」種目を復活させます。すくすくの高学年の呼びかけで、全校児童のみならず、観覧に来ていただいてる保護者や地域の方々も巻き込んで、みんなで「ジェンカ」の踊りを楽しもうという団体演技です。まだ身体接触には抵抗がある子や人もいることを考慮し、列になっても個人でも良いことになっています。当日は、挙って是非ご参加ください。

2時間目の1年生は、1,2組それぞれ国語科の授業を行っていました。1組は、漢字ドリルを使って新出漢字の書き取りを練習していました。2組は「まちがいをなおそう」の学習で、仮名遣いや句読点など、文章を正しく書くために気を付けることを学び、ノートに書いて練習しました。どちらの学級も、良い姿勢で丁寧に書く学習活動となっていました。

昼休みには、1,2,3年生の「選手リレー」の練習がありました。体育主任をはじめ、1~3年生担任が見守る中で、3年生による示範の動きを見た後、スタートからアンカーのゴールまでのリレーを、実際に試行してみました。

6時間目は、4年生両学級が2組の教室に入って、社会科「のこしたいものつたえたいもの」の授業を行っていました。岐阜県の学習をしている4年生は伝統行事「高山祭り」について詳しく知るために、高山市街地で生まれ育った1年2組担任の直井先生を特別講師に招き、実体験から学んだことや感じていること、知っていることを教えてくれました。小中9年間、屋台の上に乗って笛や太鼓を鳴らしてきた経験や、高山市民としての誇りを感じる話をたくさん聞いて、4年生の子どもたちは詳しく知ることができ「ふるさと大好き」への刺激をもらったようでした。

6時間目終了後には、体育館でのソーランの練習を終えた6年生が、22日(日)に開催される「金華公民館文化祭」の会場設営をボランティアとして行ってくれました。ステージ発表の観覧席をつくり、岐阜小学校全校児童の展示作品を持ち込んでセットしてくれたのです。下校時刻が遅くなってしまう作業でしたが、誰一人嫌な顔をせず、進んで取り組む姿がとても頼もしく、誇らしい様子でした。

 

10月19日(木)の朝活動の時間に、今年度第4回となる異学年縦割り活動「なかよし遊び」を行いました。今回は、運動会児童会係が担当する「全校種目(なかよし小班リレー)」について、各グループに6年生が説明をしました。この種目は伝統競技になっていて、昨年度も行ったので2~6年生にはその記憶やイメージが残っているはずです。1年生にとっては初めてとなるため、全校練習の前に昨年度の映像や動きの実演を見ながら、イメージを描けるようにしました。

この日の1時間目、5,6年生が初めて運動場での「岐阜小ソーラン」練習を行いました。昨年度「心を一つにしながらも一人一人が自分の全力を出し切る踊りが『岐阜小ソーラン』」を伝統として引き継いだ6年生が、実行委員を中心に今度は5年生と一緒に取り組みながら、どのような伝承をしていくのかが大変楽しみです。

3時間目には、1年生が1,2組とも算数科「ながさくらべ」の授業を行いました。「◯◯いくつ分の長さ」という考え方で、机の横と縦の長さを比べる学習です。1組は「何のいくつ分の長さ」と、「算数ブロック」や「クレヨンの箱」等の自分の身近なものを使って「長さ比べ」をしていました。2組は「鉛筆何本分になるか」という考え方で、机の天板の長さを比較しました。

4時間目の4年生は、メディアセンターを中心に1階フロアで、学年総合「みんなが幸せになれるまち」の授業を行っていました。この日は、社会福祉法人「アソシア」からお二人のコミュニティ・ティーチャーをお招きし、探究情報収集活動のアイマスク体験を「社会福祉教室」という場で行います。4時間目の白杖体験は、本物の白杖を使用し、アイマスクをした状態で図工室廊下の右壁を白杖でたどって往復する右側通行のコースで行いました。白杖体験は基本的にサポートなしの個人で実施ししたため、視覚が遮られた感覚やその際の不安な心情等を体感的にとらえました。また、視覚障がいグッズを紹介するコーナーを、クラスごとにローテーションして効率化を図りました。

5時間目は、4年生の子供たちが総合的な学習の時間「みんなが幸せになれるまち」の授業を、全校の先生の研究のために提供してくれました。この時間は、4時間目の白杖体験に引き続き、社会福祉法人「アソシア」からお二人のコミュニティ・ティーチャーをお招きし、探究情報収集活動のアイマスク体験を「社会福祉教室」の一環としての「手引きサポート体験」の学習でした。ペアによるサポート活動は、とても安定していて、お互いに安心感をもって取り組むことができていました。貴重な体験を生かした充実した学びとなりました。

放課後には、岐阜小学校と同じ岐阜中央中学校区の明郷小学校の真鍋教頭先生を講師にお招きし、全校の教員が参観した4年生の「総合的な学習の時間」の授業についての研究会を行いました。まず、3つのグループに分かれて意見交流を行い、代表者が協議内容について発表しました。そして、障害者福祉に精通してみえる講師の真鍋教頭先生から、研究内容「教材化や単元構成の工夫」についてのご指導をいただきました。協議内容やご指導をまとめると「校区の岐阜県盲学校を学習素材に据え、福祉に関わる関連活動を、汎用性を重視しながら単元化したことは、地域に関心をもち関わることができる教材として効果的であった」「京町めぐり➝福祉講話・単元課題化➝探究活動:情報収集(盲学校見学、アイマスク体験、グッズ体験等)➝整理・分析➝まとめ・表現(学年発表)という単元構成は、探究的な見方・考え方を働かせながら学習に取り組む上で有効であった」という成果が確認できました。また、男女間の仲がよく、互いを思いやることができる子どもたちについても、お褒めの言葉をいただき「アイマスク体験においても、状況の理解や心情把握、相手に応じた支援の在り方を獲得することに繋がる対話になった」と確かめ合いました。

 

10月18日(水)の朝活動~1時間目にかけ、1回目の「全校練習」がありました。内容は、開会式、準備運動(ラジオ体操)、閉会式、団席への退場の練習でした。児童会係や団リーダーの呼びかけに全力で応え、「助け合い」「本気で競争」を意識しながら、みんなで「最高の運動会」を創ろうと練習することができました。

この日の3時間目、1,2年生が初めて運動場に出て「校歌ダンス」の練習をしました。最初に、体育館と同じ隊形で踊りの確認をした後、本番の隊形で「岐阜城!」と指さす方向を確認したり、実際に踊ったりしてみました。隊形移動も確認し、通し練習までできました。

4時間目には、4年生は2組の教室に入って学年総合「みんなが幸せになれるまち」の授業を行っていました。9月末に行った盲学校見学のときに、目を瞑って歩いてみた子がいて、その子たちの感想を交流した後、自分の席で実際にアイマスクを着けてみる体験をしてみました。明日は、アイマスク着用で歩いてみる活動を行います。

また、5時間目は5,6年生が初めて4学級揃って体育館に集まり、「岐阜小ソーラン」の練習をしました。6年生のソーラン実行委員会が中心となって演習を進め、はじめは6年生も少し戸惑う様子も見られましたが、声の元気の良さは初めから例年以上です。今後は、観ているものに「全力」や「本気」、「真剣さ」が感じられる姿や動きを期待したいと思います。課題は『キレ』です。

 

10月17日(火)の2時間目、2年生が学年種目(団体競技)「ペアで跳んで走るリングリレー」の練習を行いました。二つの繋がったフラフープを使い、二人で息を揃えて跳んだり、走ったりする速さを競うリレーになります。どんなところが難しく、どんなことに気を付けると良いのかを学びました。

この日の1,2時間目、1年生が岐阜公園での「校外学習」に出かけてきました。目的は、金華山の麓での「秋見つけ」です。登山道に入りかけたところでドングリや落ち葉を拾い集めました。大きなドングリを拾って喜ぶ子や、たくさん拾ってどんな物を作ろうかを楽しみながら考える子など、どの子もいっぱいの秋を見つけ幸せそうでした。今年も金華山は豊かな実りの秋を迎えています。また、大勢の保護者の方に引率ボランティアをしていただき、安全に留意しながら安心して活動することができました。

午前中には、岐阜市教育委員会の教育政策課から管理監、学校安全支援課から生徒指導担当と生徒指導支援員の計3名が、岐阜小学校の生徒指導の現状を把握し、生徒指導主事やいじめ対策監との情報交換を目的として「生徒指導訪問」をされました。2,3時間目に校内を巡回しながら授業の様子を参観され、気付かれたことをご指導いただきました。「配慮や支援を要する子が目に付いたが、全体的にはとても落ち着いている。」「開放された校内環境で、ある意味では管理しにくい面もあると思われるが、安全や安心が保持されているのは、学校の努力や創意工夫があるのだと感じた。」と、お褒めの言葉をいただきました。しかし、他校の事例を交えながら、今後気を付けていきたいこととして「学級の仲間に向ける視線や様子に気を配りたい」「学級全体に目を配り、学習に向かっていない子への声かけを絶やさないようにしたい」「いけないこと、良くないことを、放置することでほころびが生じる」「トイレのスリッパや窓の蜘蛛の巣など、雑然とした雰囲気があると学校全体に落ち着きがなくなる」などのご示唆もいただきました。

昼休みは、4,5,6年生の「選手リレー」の練習がありました。体育主任をはじめ4~6年生担任を中心に大勢の教員が見守る中で、バトンパス等の練習を行ってから、スタートからアンカーのゴールまでのリレーを実際に試行してみました。

6時間目は、運動会の係会を行いました。以前は、運動会の係は児童会の委員会活動とリンクさせ、応援団は代表委員会とは兼ねない約束で係が決められてきました。一昨年度からは、運動会の係は児童会とは切り離し、代表委員ではなく「児童会係」、器具・ライン係、放送委員ではなく「放送係」、採点係、出発・体操係、決勝審判係、救護係、応援団ではなく「団リーダー」に分かれて係活動を行います。この時間が、2回ある中の1回目で当日の仕事内容を聞き、役割分担をしたり準備に取りかかったりしました。

 

10月16日(月)の朝活動の時間に、各学級での「応援練習」がありました。一昨年度から「応援合戦」はありませんが、競技中に団席に残った団員で応援するときに必要な振りや手拍子を覚えてもらおうというものです。今年度初めての練習でしたが、各学年のリーダーがそれぞれの教室に行って姿勢やリズムを教えていました。1年生にとっては小学校初の「運動会」に向けて、初めての「応援練習」です。1組(赤団)は2列になって列ごとの振りや声を互いに見合って気付いたことを伝える活動を取り入れ、2組(白団)は応援団による示範の動きを大型テレビで見ながら振りを覚えていくなど、1年生担当の団リーダーの工夫が見られる練習となっていました。

1時間目は、5年生が運動会の学年種目(個人競技)「80m走」の練習を行いました。走る組合せや順番、コース等をワークスペースで伝えられた後、運動場に出て「入場~競技~退場」のイメージを掴み、留意事項を確認し合いました。今年度は、これまでの「コーナーでの追い抜きは難しくインコース有利」という反省を生かし、コーナーに入るまでの直線を伸ばして(約30mとして)セパレートコースとし、コーナーに入るハンディを確保したスタートとします。そのコースの確保のために、スタートが本部側、ゴールが団席側に変更します。

2時間目は、3年生が運動場で学年種目(個人競技)「ミニハードル走」の練習を行いました。ミニハードル(プラダン)をリズミカルに跳び越して走る速さを競うレースです。走る速さの近い子同士が同じ組になるので、ハードリングが勝負の分かれ目です。入場~競技~着順で整列して退場までの一連の動きも確かめました。

3時間目は、4年生が学年種目(団体競技)「棒引き」の練習を行いました。最初に体育科「体つくり運動」の中の押したり引いたりして競い合う「力試しの運動」の学習をしました。その後、今年度の「棒引き」は走って棒を取りに行くのではなく、純粋に「力試し」に特化して1対1で棒を引き合う競技となることを確かめ、学級内の対抗戦でイメージを掴みました。

4時間目は、6年生が学年種目(団体競技)「台風の目(&綱引き)」の練習を行いました。走力や体重差を考慮して、スピードとパワーを組み合わせた競技を考えたのですが、試行錯誤の段階でルールや行い方を決める段階の練習となりました。忙しい6年生が「本番までにどれだけの練習ができるのか?」が最高学年の「天下を分ける」決め手となりそうです。

5時間目は、1年生が運動場で学年種目(個人競技)「30m走」の練習を行いました。スタートの仕方や腕を振って走ることなど、これまでに学んできたことを生かして、「運動会」で走るコースを走ってみました。この日は、1組同士、2組同士で走りましたが、次回からは「運動会」で走る組合せやコースを決めて練習していくことになります。