保護なしブログ(記事のみ)

1月第3週の教育活動

1月19日(金)の朝活動「読書タイム」に、今年度の第12回となるコミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」が行われました。今回は4,5,6年生には各教室、すくすくのみんなには音楽室で、地域や保護者のボランティアによる「読み聞かせ」をしていただきました。4,5,6年生とすくすくの最後の「読み聞かせ」で、6年生にとっては小学校入学以来3年生の時を除く5年間、いろいろな方々にお世話になってきた「読み聞かせ」も、これが最後となります。絵本を見ながらだけでなく、朗読を聞かせてもらうだけでも、読書に親しむことができることを実感したのではないでしょうか。

この日の3時間目、1年生が1,2組の両教室とワークスペースを使って生活科「むかしあそびをたのしもう」の授業を行いました。今週火曜日(16日)に体育館で、地域の方々に手伝ってもらいながら、けん玉、あやとり、コマ回し、お手玉、竹馬の昔遊びを体験したのですが、この日は再度5つの遊びを体験してみて、自分がもっと上手になりたい遊びを決める時間となっていました。多くの笑顔や仲間との関わりが見られ、とても微笑ましい時間となりました。

この日から17日(水)に届いた「大谷翔平選手から寄贈されたグローブ」を、メッセージカードの拡大コピーや活用計画(案)も見えるように、校長室の廊下側に展示しました。ガラス窓の内側に置いてあるので、まるでガラスケースの中を覗いているように見えると思います。校長室前を通って行くときに、そこに気付いて立ち止まり、ワクワクしながら覗き込む姿がたくさんありました。中には、自分のタブレット端末を取りに行って撮影している子もいました。

また、朝の会の時間を中心に、学級ごとに「大谷翔平選手から寄贈されたグローブ」について紹介するビデオを各教室で視聴しました。前18日(木)の昼休みに体育館で撮影したこのビデオには、「大谷翔平選手からのメッセージ(校長代読)」、岐阜小スポーツ少年団野球部の4人による「グローブ活用の実演(キャッチボールと投球練習)」「使ってみた感想」が録画されています。

午後からは、6年生がPTA学年協議会の主催で、性教育団体「ここいく」のメンバーを講師にお迎えして「いのちの授業」を体育館で受講しました。「命の成り立ち」や一人一人がかけがえのない存在であることなど、性の話だけではなく心とからだを大切にする生き方「人権」を学ぶ機会となりました。命の尊さを知るとともに、性を「嫌らしい」や「恥ずかしい」と捉えるのではなく、「素敵なこと」「素晴らしいもの」として伝えてもらい、今後の学校生活につなげていく力になることを学ぶことができました。また、6年生だけでなく他学年の保護者の方も含めて数十人の参観者があり、親としての心持ちや家庭での対応の仕方について、参考になったことと思います。

 

1月18日(木)の朝、いつものように校舎内を回っていると、各学年のワークスペースに「さわらないで」という貼り紙と遊びの準備が目に入ってきました。6年生の板書メッセージからは、どうやら図工科「岐阜小ドリームプロジェクト(GDP)」(「願いを込めた学校づくりを計画して表す」活動)での取組と繋がっているようです。朝活動の「なかよし遊び」が楽しみになりました。

朝活動の時間に行われた今年度の第7回となる異学年縦割り活動「なかよし活動」は、6年生だけで企画・運営を担うラス前の「なかよし遊び」で、間もなく5年生への引継ぎを兼ねて行っていくことになります。前のブログ記事で触れたように、今回は図工科「岐阜小ドリームプロジェクト(GDP)」(願いを込めた学校づくりを計画して表す活動)との横断的な活動となり、1年間の集大成という位置付けでした。これは初めての試みでしたが、6年生の盛り上げに1~5年生が笑顔で応える「共創を楽しむ」成果として、新たな文化~伝統となっていくと良いと感じました。

1時間目の1年生は、1,2組とも道徳科「エマさんの こたえあわせ」の授業を行っていました。国際理解に関する内容でしたが、1年生も小集団交流が取り入れられたり、挙手発言が増えてみんなの前で堂々と発表したりする様子から、成長を感じ取ることができました。

2~3時間目には、3年生が総合的な学習の時間の一環で、2組~1組の順に亀甲屋さんに「鮎菓子づくり」の様子を見学に行ってきました。3年生は、ふるさと「岐阜まち」の職人さん、店、名産品、ものづくり等の「ひと」「もの」「こと」の学習を深めています。この日は、手作りで鮎菓子を作ってみえる様子や工程を見せてもらい、焼き立ての鮎菓子を食べさせてもらうといスペシャルな体験をさせてもらいました。

 

1月17日(水)の朝、7時40分頃から正面玄関前から3年生有志による「あいさつキャノン」隊による「おはようございます!」という元気な挨拶の声が響き始めました。以前は「学年キャラクター」(ぽかぽかちゃん)の描かれた「あいさつキャノン」フラッグを持って、2階の全学級を回り「おはようございます!」「今日も1日頑張りましょう。」と「あいさつキャノン」グループが呼びかける新「あいさつキャノン」の当番活動等を行っていました。その後、運動場の真ん中からので登校してくる子たちを迎えてきた「あいさつキャノン」が、あいさつの活性化を目指して3年生が全校に働きかける活動として、平成29年度から7年間続いてきたという経緯や伝統を知って見つめ直し、登校してくる校門に向かっての「おはようございます!」キャノン砲(大声あいさつ)が、少し形を変えて復活したのでした。

この日の1,2時間目、1年生が岐阜小学校北の長良川河川敷「せせらぎ広場」に行って、自分で作った凧を使って楽しく遊んできました。これは、生活科「ふゆをたのしもう」の学習の一環で、夏や秋との違いを感じながら、事前に製作した凧を揚げて楽しむ活動でした。風が程よく吹き、絶好の凧揚げ日和となって走って上げ始めることもあって、子供たちは寒さを忘れて楽しむことができました。

また、この日の午前中に、岐阜小学校にも大谷翔平さんからグローブが届きました。実は、今週になって(15日に)ようやく岐阜市(教育研究所)に各小学校分が届き、岐阜市教育研究所で16日(火)に行われた教頭会で配布されました。ただし、教頭会終了前に、岐阜市教育委員会から校長に「市長や教育長にも見てもらいたいので、(市役所を校区とする)岐阜小学校の分を少し貸していただけないか」という依頼の電話が入りました。快諾して届くのを待っていたところ、この日に学校指導課の小出課長が自ら「大事な物をお預かりしたので・・・」と直接持って来ていただいたのです。子供たちへのお披露目や活用の仕方については、後日改めてお知らせします。

 

1月16日(火)の1,2時間目、1年生が体育館で生活科「むかしからつたわるあそびをたのしもう」の単元の導入の授業を行いました。この授業には、金華・京町の両地域からコミュニティ・ティーチャーとして、大勢のお年寄りに集まっていただきました。1年生の子供たちは、地域の方と昔遊びを楽しみ、それぞれの遊び方を知ることを目的としました。地域のお年寄りの方とふれ合いながら昔遊びを体験し、興味・関心を高めながら遊び方を知っていきました。楽しく和やかな時間となりました。

この日の3時間目、5年2組の音楽の授業を観に音楽室に行きました。これは、5年2組の代表児童から「音楽の授業での器楽合奏への取組の成果を観に来てください」というお誘い(依頼)があって出向いたのでした。何人かの先生に声をかけたようですが、授業や出張の関係で校長の他に都合が付いたのは、音楽の指導が堪能な二人の先生でした。合奏の発表時間に合わせて参観に来られた二人の先生からは、お褒めの言葉とともに、さらによくなるためのヒントもいただきました。授業の最初から観ていた私(校長)からは「音楽の授業の成果を見てもらおうと誘ってくれたことが嬉しい」「男女分け隔てなく声をかけ合って仲良く取り組めている」「素直に思ったことを言い合い仲間の意見を受け止める関係ができている」等を含め、とても素敵な演奏で素晴らしい取組だったことを称えるとともに、「6年生ありがとうの会」への期待も述べました。

午後からは、6年生がPTA学年協議会の主催で、岐阜公園内にある「華松軒」にて和文化体験を行いました。 金華地域「女性の会」お茶クラブのみなさまのご協力のもと、日本の伝統文化である茶道のお作法を通じて、気遣いやおもてなしの心を一緒に学ぶことができました。非日常のリアルな体験活動から、学ぶことは多かったと思います。

 

1月15日(月)の朝活動の時間、3年1組と5年生の1,2組が、それぞれ今月予定されている第3回「命を守る訓練」の事前指導を行っていました。1/10HPでも2年生の紹介をしたのですが、第3回となる今回は、例年通り実施日時の「予告なし」で行うため、子供たちはいろいろな想定をしながら事前に学んでおく必要があります。3年生は教室内での動きを中心に、5年生は校舎内のいろいろな場所を想定しながら、自分の命の守り方を考えました。特に、今回は「石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震」や「羽田空港衝突事故」から日が浅く、教訓として学びを生かす必要があります。子供一人一人が自分で判断し、適切な行動がとれるように指導を重ねています。

同じく朝活動の時間に、1年生がワークスペースに集まり、生活科の学習で取り上げる「昔遊び」について、学年主任(1組担任)の「けん玉」演技を見たり、思いつく昔遊びを出し合ったりしました。翌16日(火)には、地域のお年寄りにも来てもらって、活動を始めることになります。

この日の2時間目は4年生、3時間目は1年生が、1組の教室に2組の子たちが移動して、学年英語授業を行いました。冬休みを挟んで久しぶりの英語の授業となったのですが、子供達は元気いっぱい英語のゲームを全力で楽しんでいました。

また、6年生が1時間目に2組と3時間目に1組、5年生は4時間目に2組と5時間目に1組というように、高学年の英語科の授業を受けていました。11/8HPでも紹介したのですが、岐阜小学校はALTと英語専科の非常勤講師の勤務日は月曜日と水曜日で、基本的には全学級の英語科授業が、この2日間に位置付く時間割となっています。また、英語専門の学級担任は自分の学年の両学級とも担当しているため、岐阜小学校では全学級の英語科の授業を、中学校英語科教員免許を所有する教員が指導しています。

4時間目には、4年生がメディアセンターで岐阜市科学館の出前講座「天文教室」を受講しました。これは、理科「冬の星」の学習を詳しく教えてもらおうと、教科担任が科学館に申し込み、天文係長の加納先生にお越しいただいたのです。今回は「星空観察のコツ」「星を探してみよう」の二本立てで、個人用タブレット端末に入っているアプリ「Star Walk2」の使い方も教えてもらいました。南の空にはオリオン座が輝く星のきれいな季節ですので、是非自分の目で観察してもらいたいと思います。