保護なしブログ(記事のみ)

3月第3週の教育活動

3月15日(金)の朝の会の時間帯から1時間目にかけ、体育館で「卒業証書授与式」の5,6年生合同練習を行いました。それぞれ自分たちの席を用意し、最初に国歌(君が代)と校歌を練習しました。その後、式次第に合わせて全体を流しながら留意点を聞き、よりいっそう当日のイメージが持てたことだと思います。

この日の2時間目、1年生が運動場で体育「ボールけりゲーム」の授業を行っていました。グランドコンディションもよく、快晴に恵まれた運動日和の中、サッカーボールを使って段ボールのゴールをめがけて楽しそうに取り組んでいました。

昼休み、4年生が「めぶきランド」に招待されて遊びました。この日も10人ずつ入場して、5分間で交代というシステムです。大掃除週間の靴箱掃除や園芸委員会「クイズラリー」が重なっていた4年生は、満を持して「めぶきランド」の滑り台やトロッコ、バス乗車を楽しみました。

この日は、短縮5時間授業の後の6時間目が「大掃除」で1年生も含めて全校6時間の日です。大掃除の日には、机や椅子にこびりついたゴミや汚れを取ったり、教室の机・椅子や戸棚・オルガンなどを、廊下やサロンのスペースに出したりする作業から始まります。机・椅子をはじめ、物がなくなった教室をいつも以上にきれいにします。広くなった床を民で雑巾がけをしたり、こびりついた汚れを擦ったりしながら、1年間の教室への感謝の気持ちを姿で表しました。教室以外の掃除分担場所も、いつも以上に入念にきれいにしようとする様子が見られました。

 

3月14日(木)の朝活動の時間に、「6年生ありがとうの会」第2弾を兼ねた「なかよし(班)ありがとうの会」を行いました。各教室に分かれた「なかよしグループ」ごとの全体会だけでなく、6年生一人一人がリーダーを務める「なかよし小班」での1~5年生一人一人からの感謝のコメントが伝えられ、「メッセージカード集」が6年生に贈られました。会の途中や会の終了後に、メッセージを読み耽る6年生の姿がとても印象的でした。また、この会でも5年生の活躍ぶりに頼もしさを感じました。

この日の1時間目、1年生は1,2組ともに生活科の学習の一環で、1年間を振り返り「キャリア・パスポート」に挟み込むプリントへの記入を行っていました。「キャリア・パスポート」とは、キャリア教育に係る諸活動について、学級活動を中心として、自らの学習状況やキャリア形成を見通したり振り返ったりしながら、自分自身の変容や成長を自己評価できるよう工夫されたポートフォリオのことです。小学校入学から記録を蓄積していき、学年、校種を越えて持ち上がるようにするものです。岐阜県版「キャリア・パスポート」の特徴は「発達の段階に応じて同じ質問を繰り返すことで学年間・学校間で子どもの学びがつながるようにしてあること」「継続的に記述し蓄積することで、子どもが成長や変化に気付く、先生が子供の実態をつかむことができるようにしてあること」「学校で学んだことばかりではなく、地域や学校外で学んだことも記録できるようにしてあること」「『ふるさと岐阜』への誇りと愛着を育む『ふるさと教育』の充実につながるようにしてること」です。中学校3年生まで使っていく「キャリア・パスポート」で自分の成長や変化に気付きます。大切にしていって欲しいと思います。

この日の6年生は、朝活動が始まる前にワークスペースに集まって「なかよし(班)ありがとうの会」への臨み方を確認していました。2時間目には、体育館で「お別れの言葉」を呼びかけも合唱も、本番のつもりで行っていました。呼びかけの個人の分担ヶ所については、特訓が必要だと思われる子やみんなの模範となる子についての審議も行われ、「大きな声で」「ゆっくりと」は全員合格だけど、「はっきり」「たっぷり」の面で差が付いているという話がありました。一人一人の情感のこもった「真の声」が届けられるよう、これからも練習が続けられます。

昼休みには、5年生が「めぶきランド」に招待されて遊びました。この日も10人ずつ入場して、5分間で交代というシステムですが、めぶき学級の子たちのサポートも手慣れてきて、大きくて重い5年生でも、上手く押したり引っ張ったりして、滑り台やトロッコを動かしていました。

また、6時間目は、今年度(後期)最後の「委員会活動」の時間でした。代表、放送、給食、図書、保健体育、環境、園芸の委員会ごとに、委員長の6年生と副委員長の5年生が、力を合わせて振り返りを進めました。5年生に進行を任せ6年生が見守る委員会もあり、“引継ぎ”を意識した話し合いがされました。また、4年生の園芸委員会の活動も含め、最後までやりきろうとする姿がとてもよかったです。

 

3月13日(水)は朝から快晴で、7時40分頃から元気な「おはようございます」の声が聞こえ始め、いっそう爽やかな気分にしてくれました。3/11HPで「あいさつキャノン」引継式を紹介したように、早速翌12日(火)から2,3年生合同「あいさつキャノン」が始まりました。雨天の中での活動となって、写真画像で紹介できなかったのですが、この日は「おはようございます!」キャノン砲という本来の姿を、2,3年生合同で行う様子を、ここで紹介させていただきます。

この日の1時間目、1年生が1,2組ともに、特別の教科 道徳「もうすぐ2年生」の授業を行っていました。1年を振り返って、自分たちの学級のよかったところを話し合ったり、どんな2年生になりたいか、自分の考えをまとめたりすることができました。

2時間目には、1階メディア・センターで学校運営協議会(コミュティ・スクール)の青山会長さんをお招きし、6年生への「卒業記念講話」を行いました。今年度は趣を変え、最初に2組担任の佐藤先生が子供たちとのやりとりをしながら、岐阜小学校と地域の関係やコミュニティ・スクールについての話をしました。続いて、1組担任(学年主任)の関谷先生が青山会長と対談形式のインタビューをし、グループで感想交流をしてからクジで選ばれた子が感想を発表しました。子供たちは、岐阜小学校が全国的な「コミュニティ・スクール」推進校であることを知り、青山会長さんから「体験やふれあいを通して、確実に非認知能力が身に付いていることに自信をもって欲しい」と励ましてもらいました。

昼休みは、6年生が「めぶきランド」に招待されて遊びました。10人ずつ入場して5分間で交代というシステムですが、これまでめぶき学級に積極的に関わってきた子を中心に、滑り台やトロッコを楽しみました。

同じく昼休み、2階の1~6年生のワークスペースと1階の図工室前や音楽室前、メディアセンターを会場にして、4年生が1,2,5年生を招いて、園芸委員会主催「クイズラリー」を行いました。2日間開催の2日目で、クイズに答えながらイチョウの木のイラストに色を塗り、1階に持って行って花丸をもらう活動で、今年度は各自がロイロノートを使う活動です。1年生も自分のタブレット端末を持って動き回り、クイズもラリーも楽しむことができていました。

「大掃除週間」の3日目のこの日は、昼休みの靴箱掃除は3年生でした。掃除時間には、重点となっている扉のレール、欄間、ガラスをきれいにしようと取り組んでいました。

6時間目の5年生は、体育館で「卒業証書授与式」の練習を行いました。学校生活最大で最高の行事は、この「卒業証書授与式」です。小学生にとっては6年間で最も重要な式で、学校としても1年間で一番大切な式典です。そんな中での「在校生代表」の存在意義は大きく、意識を高めて自覚をもって臨む必要があります。昨年度も5年生(今の6年生)が参列しましたが、自校生代表として見まもり、見届け、送り出すだけの役割でした。今年度は、5年ぶりに「お別れの言葉」の中に「在校生の言葉」(呼びかけ)が入り、6年生と一緒に行う「校歌合唱」では低音パートを歌うことになります。程よい緊張感の中で、自覚と責任を持って「在校生代表」の役割を遂行して欲しいと思います。

 

3月12日(火)の朝活動の時間に、年度末となって新年度に備える目的で、改めてテレビ放送集会として情報主任から「タブレット端末の使い方」の留意事項、児童一人一人の「個人用タブレット端末内の整理」作業についての話がありました。とても良い有効活用ができている一方で、気を付けなければならない使い方についての情報共有をすることができました。

この日の2時間目、1年生は1,2組とも図画工作科「ならべて ならべて」の授業を行いました。身の回りにる材料の形や色を見て、並べると「どんなことができそうか」「どんな形ができるか」を考えながら、教室全体を使って「造形遊び」を行いました。次から次へとアイデアが浮かぶようで、仲間と一緒になって夢中になって楽しむことができました。

正午頃に、明治安田生命から担当者が来校され、サッカーボールを寄贈していただきました。どうやら本校職員の「岐阜県学校生活協同組合」への協力が、寄贈される学校に選ばれた理由のようです。このボールの使い方についても、みんなで検討していきたいと思います。

昼休みには、3年生が「めぶきランド」に招待されて遊びました。10人ずつ入場して5分間で交代というシステムですが、行列を作って順番を待っている子たちが「早く自分の番にならないかなぁ?」という様子で待っていたのが印象的でした。

「大掃除週間」の2日目のこの日、昼休みの靴箱掃除は、給食後に素早く始めた4年生と靴箱の中の外靴を全て出して行った2年生でした。掃除時間には、重点となっている黒板、配膳台、ロッカーをきれいにしようと取り組みました。

この日の6年生は、1時間目に体育館で「卒業証書授与式」の練習をし、5,6時間目に「巣立ち活動」を行いました。体育館での「卒業式練習」は、卒業証書授与やPTA記念品授与の代表児童に合わせて礼をする場面やタイミングを練習した後、「お別れの言葉」の中で歌う「絆」の合唱の練習をしました。午後からは、先々週~先週に引き続き、チームごとに分かれて校内環境を美しく整える奉仕作業である「巣立ち活動」に取り組みました。

 

3月11日(月)の朝活動の時間に、3年生から2年生への「あいさつキャノン」引継式が行われました。2年生ワークスペースで1組同士、3年生ワークスペースで2組同士が、それぞれに工夫を凝らした引継を行っていました。昨年度までは、間もなく進級する2年生に「岐阜小学校3年生の伝統となっている『あいさつキャノン』に参加しませんか?」という勧誘だったのですが、今年度は「ぽかぽかちゃんフラッグ」や「(虹色ハイタッチのための)カラー軍手」というグッズができ、それらを引き継いで欲しいという3年生の願いがあるからのようです。

この日の1時間目、6年生は体育館で卒業式の練習を行いました。「卒業証書授与式」の式次第に添って、これまで練習してきた起立・礼・着席の動き、卒業証書授与での呼名~返事(起立)~着席のタイミング、「お別れの言葉」での隊形移動を確かめながら、新たに来賓紹介での体の向きや閉式後の動きについても、校長、教頭、教務主任を交えて確認し合いました。

昼休みには、2階の1~6年生のワークスペースと1階のメディアセンターを会場にして、4年生が3年生を招いて、園芸委員会主催「クイズラリー」を行いました。2日間開催の初日で、クイズに答えながらイチョウの木のイラストに色を塗り、1階に持って行って花丸をもらう活動でした。今年度は、各自のタブレット端末を使ったロイロノートでの活動で、ICT機器活用やGIGAスクール構想が児童レベルに浸透していることを実感する時間となりました。

同じく昼休み、ついに「めぶきランド」がオープンしました。今週は、全校のみんなを学年ごとに招待していく予定ですが、最初の招待客は2年生となりました。10人ずつ入場して5分間で交代というシステムですが、みんなの様子を見ている待ち時間も笑顔が溢れていました。

また、この日から、15日(金)の「大掃除」に向けて「大掃除週間」が始まりました。初日は、1年生と5年生が昼休み、すくすくは1時間目と4時間目を使って靴箱の掃除をし、そうじ時間には床の水拭きを始めました。この日の重点活動は「テレビ台」で、低学年や中学年は先生や環境委員会の助けも借りていました。

5時間目の1年生は、1組が前半、後半に2組という順で「めぶきランド」に招待され、滑り台やトロッコの遊びました。めぶき学級の2年生が中心となって、説明やお世話をしてくれ、少しだけスリルも味わいながら安全に楽しむことができました。

 

3月10日(日)の午後、PTAからの挑戦状「脱獄中」(リアル脱出ゲーム)が行われました。13:00~の受付でチームが決まり、そのままメディアセンターで開会式が行われ、テレビモニターでミスターXからの「Mission」が告げられました。参加した5,6年生はワクワクしながら所定の場所へとスタートの合図を待ちました。スタートの合図を待ちました。最初のミッションは、カード捜索で校内各地に隠された数字と記号の書かれたカードを探し、教室の数式を完成させるというものでした。更に、国語や社会の問題もミッションとして追加され、チームで相談しながら問題を解きました。カード集めと数式完成の間に行うミッションは「国語」「社会」だけでなく、各チームの代表者がお題(二字熟語)を絵で描き表して相談して当てる「図工」、放送で流れて売る5つの楽曲の頭文字を並び替えて、カード捜索のヒントを見つける「音楽」もあり、チームでの相談が重要になりました。数式完成の「算数」ミッションをクリアしたチームから、玄関に用意された脱出のための問題を解いて運動場に出ました。運動場には、最終ミッションとして、校門にあるボードを明けるために隠された「ゴールデンカード」を見つけなければなりませんでした。しかも、運動場には亡霊とハンターが追いかけてくるという障害も用意され、最後の最後まで5,6年生の子供たちは夢中になって取り組んでいました。

PTAからの挑戦状「脱獄中」(リアル脱出ゲーム)は、大成功で終了しました。5,6年生の子供たちは、最後に1階メディアセンターに集められ、最終ミッションとして「ゴールデンカード」を見つけ、校門にあるボードを明けた5年生が逆転勝利を収めたことが告げられました。そして、ゲームマスターであるミスターXから元の姿に戻ったPTA会長からの総評を聞きました。「素直に学校生活を送ってきた6年生のみんなには、多少のずるさや融通を利かせて取り組むことを期待した。大人に近づいていく中で、自分で考えて判断する力がいっそう必要になるので、そんな機転を利かす生き方が大事なことも心の片隅において欲しい。5年生は、また来年を楽しみに!」とまとめていただきました。「これまで自分たちの楽しみを我慢しながら、学校や下学年のために貢献してきた6年生自身が楽しめる催しを開いてやりたい」という大人(PTA)の本気が、素晴らしい花を咲かせ実を結んだと感じました。