保護なしブログ(記事のみ)

5月第3週の教育活動

5月21日(金)の朝活動は、読書の時間でした。金曜日は、毎週学級単位での「朝読書」の活動となっています。この日も、1年生は実物投影機とデジタルテレビというICT機器を活用した「読み聞かせ」を学級担任がしていました。2年生以上はとても集中して読書に取り組みながら、本好きな子へと育っています。コミュニティ・スクール「学び部」の皆さんのお世話で行う「ボランティアの方々による読み聞かせ」再開に向け、その準備や計画も進んでいるようで楽しみにしたいと思います。

この日の1時間目には、1年生は1,2組とも生活科の学習で「アサガオの観察」をしていました。5/11(火)に種まきしたアサガオは、毎日欠かさずお世話をしている甲斐もあって、順調に育っています。この日は生憎の雨模様で、直接アサガオを見ることはできなかったのですが、大きな新しい武器(文房具)である個人用タブレット端末(iPad)を活用し、観察記録を書くことができていました。

同じく3時間目には、3年生は1,2組ともに国語の書写の授業で、初めての毛筆に取り組みました。例年のことではあるのですが、3年生で始まる毛筆の時間は覚えることも多く、汚れないように気を配る必要もあって、子どもも教師も大変な苦労をしながらの活動となります。この日は、そんな緊張感の中、慎重に学習や作業を進めていました。

また、3,4時間目(&6時間目)には、5年1組では図画工作科「のぞいてみると」の題材に取り組んでいました。家から持って来た段ボールの中に、自分の考えた世界を創り上げ、穴から差し込む光にあたるところを覗いてみると、・・・という作品です。子どもたちは、想像力を膨らませながら夢中になって創作活動に勤しんでいました。

さらに、1週間を締め括る6時間目に、6年2組が学級活動として最高学年の目指す「十四の心で聴く」姿を話し合っていました。1年生から積み上げてきたことに何を加え、どんな姿になったら合格となるのかを一人一人が真剣に考え、6年2組の基準を決めて承認し合いました。

 

5月20日(木)の朝活動は、各学年の2組はスキル学習、1組集団は異学年縦割り活動「なかよし遊び」で令和3年度の1回目の活動となりました。前日の2組同様、一足早く登校した6年生が、各担当教室に行って準備を整え、1年生を迎えに行って活動が始まりました。初顔合わせの第1回でしたが、自己紹介に関するいろいろなゲームを工夫して行いました。しかし、この日も新年度間もない影響は見られ、緊張して周りの様子を見ながらの活動になっていました。この時間に、子どもたちが心も身体も解放できるようになるとよいと思っています。

この日の1,2時間目に、1年生が図工「素敵な飾り」を作る活動をしていました。1,2組の両学級とも色紙を折って、はさみで切り抜いて、広げてできる楽しい模様や形を楽しみながら、いくつもの作品を仕上げることができていました。

5月20日(木)の午前中は晴れ間もあったのですが、昼頃から雨が降り出し、外遊びを楽しみにしていた子どもたちは、じっと我慢して校舎内で過ごしました。アゴラと図書館を含むメディアセンターでは、オセロや五目並べ等の盤上ゲームで遊ぶ子、図書の本を読む子、4年生「園芸委員会」企画のパンジーの塗り絵を楽しむ子など、それぞれに上手な時間の使い方をしていました。

 

5月19日(水)の朝活動の時間に、2組集団は令和3年度初めてとなる異学年縦割り活動「なかよし遊び」を行いました。朝一番に6年生は、事前に準備してきた板書資料を各担当教室に貼りに行き、活動前に1年生を迎えに行ってから、活動が始まりました。初顔合わせとなる第1回だったので、自己紹介に関するゲームやクイズを考えて、活動を無事に終えることができました。しかし、積み重ねの上で引き継いだ前年度の2,3月の様子と比べると、1~6年生がお互いに緊張感に包まれ、少し静かな幕開けとなっていました。これから徐々に打ち解けながら、楽しい時間と空間になることを願いたいと思います。

この日の1,2時間目に、1,4年生を対象に「心電図検査」を行いました。学校での心電図検査は、「心疾患の発見➞早期診断」「心疾患をもつ児童生徒に適切な治療を受けるように指示」「心疾患児に日常生活の適切な指導(児童生徒のQOLを高めて生涯を通じてできるだけ健康的な生活を送ることができるように児童生徒を援助)」「突然死の予防」など、児童生徒にとって重要な役割を担っています。そんな意義も感じながら、保健室前では静かに順番を待つ素敵な姿が見られました。

 

5月16日(日)に岐阜市が梅雨入りしました。観測史上2番目に早い梅雨入りです。17日(月)も終日降雨だったため、18日(火)の新体力テストは体育館種目しかできないものと思っていましたが、朝から予想以上の好天となり、岐阜小学校運動場の水捌けの素晴らしさも相まって、当初の計画通り実施できることになりました。6時過ぎから出勤してきた職員で準備を始め、7時半には完了して測定を待つだけとなりました。

そして、1,2時間目に3,4年生が「新体力テスト」を実施しました。学級毎に体育の時間を使って測定する「20mシャトルラン」と「握力」以外の6種目を測定しました。最初に3年生が運動場の「50m走」「ソフトボール投げ」「立ち幅跳び」、4年生が体育館で「上体起こし」「反復横跳び」「長座体前屈」から行いました。3,4時間目の5,6年生も同様に、5年生が運動場の「50m走」「ソフトボール投げ」「立ち幅跳び」、6年生が体育館で「上体起こし」「反復横跳び」「長座体前屈」から行い、男女別の学級集団で空いている種目に移動しながら全種目の測定をしていきました。さすがは高学年で、礼儀正しい態度で手際よく取り組むことができていました。この「新体力テスト」には、岐阜大学教育学部保健体育講座3年生が「小学校体育科教育法」の講義の一環(実習)として参加してくれ、ボランティアの大学院生と一緒に測定補助をしてくれました。開校以来、岐阜大学とのウィンウィンの関係が続いている岐阜小学校ならではの自慢の取組です。

また、この日は1,2時間目を使って、2年生が1年生を連れて校舎内を巡る「学校探検」を行いました。基本的には、2年生が1年生に各教室やスペースを紹介しながら案内していく形で行ったのですが、グループになってしまったり、2年生自身が新たな発見をしながら探検を楽しんだりする様子もたくさん見受けられました。でも、このような活動を積み重ねていくことで、上級生になる自覚が高まっていくことと思います。1年生も始めて入る部屋もいくつもあり、1回では覚えきれない活動ですので、1年生だけで校内を巡る活動も計画していく予定です。

 

5月17日(月)の4時間目、6年2組の学級活動は、今週計画されている令和3年度第1回「なかよし遊び」の準備を行っていました。異学年縦割り班の活動をリードしていく6年生が、会の進行の確認やリハーサル、掲示物等の活動に必要な物の準備に一生懸命取り組んでいました。

同じく4時間目に、4年2組は教室で音楽「クラッピング・ファンタジーの音楽作り」の授業を行っていました。感染予防(拡大阻止)のために鍵盤ハーモニカが使えない中、個人用タブレット端末(iPad)を使って鍵盤を奏で、手拍子や他のリズム楽器を合わせて曲作りをしていこうとする学習です。1単位時間では完成できない活動ですが、これからの取組が楽しみです。