保護なしブログ(記事のみ)

5月第4週の教育活動

5月29日(土)は、発達段階や既習内容、個別の生活経験等から感じている「自分のふるさと」を見つけたり、それに相応しい景色を選んだりすることを重視し、全校児童一人一人が家族と相談して見つけた「ふるさとの風景」を、その子らしい表現で絵画という造形活動を楽しむ教育活動日となりました。ひまわり学級では、時折屋上に上がったり、運動場に出たりして、気分転換を図りながら「自分の絵」に取り組んでいました。1年生は、家族で見つけて個人用タブレット端末で撮影した風景を見ながら、クレヨン等を使って楽しみながらも一生懸命描いていました。2年生は、家族で見つけて個人用タブレット端末で撮影した風景を見ながら、クレヨンにちぎり絵を組み合わせて工夫しながら「自分の作品」を作っていました。3年生は、自分のお気に入りの風景が伝わるように、集中しながら鉛筆で下書きをしてからクレヨンやクーピーを使って色を塗って「自分の絵」を描いていました。4年生は、家族で見つけて個人用タブレット端末で撮影した風景を見ながら、1組は教室、2組は図工室を使い、水彩画に挑んでいました。5年生は、個人用タブレット端末で撮影した風景を見ながら、山下清の作品「長岡の花火」を参考にし、ちぎり絵による表現に挑戦しました。6年生は、個人用タブレット端末に保存した思い出の残る風景を見ながら、水彩画のいろいろな技法も駆使し、集中して絵画作品を製作していました。

3時間の「ふるさとの風景」絵画の後、登校前に各家庭で親子で作った「おにぎり弁当」(昼食用の具を工夫したおにぎりのみ弁当)を美味しそうに食べました。

また、この日の帰りの会は、家庭に帰ってからの「オンライン帰りの会」を試行しました。これは、岐阜市教育委員会から「大雨警報が発令されて臨時休業となった場合には、可能な限りオンライン授業を行ってください。梅雨に入り、今後も警報発令による臨時休業の場合が想定されます。その際には、オンラインによる学習支援を行うことができるよう体制を整えておいてください。」という指導があり、本校では新型コロナウイルス感染症への対応も見据え、この日に各家庭で個人用タブレット端末を活用した「オンライン帰りの会」を実施したものです。ほとんどの家庭とは無事に繋がって、いざというときの「オンライン授業」ができる自信に繋がりました。「オンライン帰りの会」に参加できなかった子については、週明け(5/31)に確認させていただきます。

 

5月28日(金)の1時間目に、2年1組で「特別の教科 道徳」の授業を行っていました。この時間は「およげない りすさん」という教材を使い、「みんな友達」という主題に向かって「友達を悲しませて自分たちだけで遊んでも本当に楽しくないこと、みんなで仲よく遊んだ方が楽しいことに気づいて友達と仲よくし助け合おうとする心情を育てる。」というねらいの学習でした。子どもたちは、かめさんやりすさんになりきって「動作化」を行いながら、かめさんやりすさんの気持ちを一生懸命考えていました。

この日の午前10時過ぎに、金曜日に本校で勤務していただいているICT指導員の笠原先生に、5/26(水)に行われた「児童会スローガン発表放送集会」の動画をアップしていただきました。是非、ご覧ください。

同じく、この日の昼休みに、今年の秋に計画されている「ねんりんピック岐阜2021」への岐阜小学校4年生の取組についての取材が入りました。これは、第33回全国健康福祉祭ぎふ大会「ねんりんピック岐阜2021」に向けて、生活情報雑誌(タウン誌)「月刊ぷらざ」で広報したいと県庁(ねんりんピック推進事務局)に依頼があり、のぼり旗の図案に取り組む学校の中から岐阜小学校が選ばれ、取材を受けることになったものです。この日は各自の図案が完成し、学級代表に選ばれた1組の5人が自分の図案を見せながら質問に答えました。緊張しながらも一生懸命答えることができました。この記事は、7月1日号に掲載される予定です。また、取材に協力したお礼ということでねんりんピック推進事務局学校連携企画監さんから、「ねんりんピック」関連グッズをいくつかいただきました。

 

5月27日(木)の1~3時間目に、6年生が「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)を行いました。昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一斉休校のために中止となっており、全国一律に2年ぶりの実施となります。緊張しながらも子どもたちは、1時間目に国語のテスト、2時間目に算数のテストを行い、3時間目には生活習慣や学習環境についての質問紙調査に答えていました。

 

5月26日(水)の朝活動は、テレビ放送による「児童集会」で、令和3年度(前期)「児童会スローガン」の発表がありました。役割分担によって前期代表委員が全員出演し、「全力で取り組む」をスローガンに掲げて「おすすめ(大きな声で、進んで、目を見て)あいさつ」「思いやり」「ふるさと大好き」の三つをキーワード(重点活動)にしていくという発表がありました。また、昨年度から引き継いで書いてきた「よさ見つけカード」の用紙を使った「ふるさと♡あい♡」の取組を始めることも発表(提案)されました。発表後には、「感想交流」として2年生女子と6年生男子が、「ふるさと大好き」を意識すること、委員会や学級の活動に「全力で取り組む」こと、「ふるさと♡あい♡」カードをたくさん書きたいということを話してくれました。「ふるさと♡あい♡」の「あい」には、「愛(大好き)」だけでなく、「(ふるさとの一員である)I」として「相(手)」や「(地域の人との出)会い」を大切にして、ふるさとの好きなことを「(伝え)合い」という意味が込められています。全校のみんなで「ふるさと♡あい♡」をいっぱい見つけ、カードで埋め尽くされることを楽しみにしたいと思います。昨年度から多くの機会に行われた「テレビ放送集会」にも、随分慣れてきた岐阜小学校ですが、テレビ放送の視聴だけにとどまらず、各学級での感想交流や決意表明の時間も持たれるようになっています。

この日の2時間目に、3年1組の教室を覗いてみると、自習監督の教務主任とハートフルサポーターの見守る中で、黒板に書かれた内容に従って国語「つなぐ言葉を使って」の自習に一生懸命取り組む子どもたちの様子が見られました。実は、この日は昨日(5/25)の「初任者校外研修」と同じように、担任の先生が岐阜県教育委員会が主催する「授業改善講座(小国語)」受講のために、午前中の4時間は自習体制がとられていました。ただし、国の緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置、並びに県の非常事態宣言の発表を受けて、感染拡大の防止を最優先するという観点から、5月末までの研修講座については「勤務校でのWEB研修講座」ということになっており、棚橋先生も教育相談室で個人用タブレット端末を使っての受講となっています。

同じく1,2時間目を使って、1年生が生活科の授業で「学校探検」をしました。先週火曜日(5/18)に2年生と校内を回ったときには「ただ付いていくだけ」にみえたのですが、この日は1階にある特別教室に入って気になるものを見つけ、覚えたてのひらがなを使って一生懸命メモをとっていました。

また、5時間目は梅雨の晴れ間にひまわり学級が屋上に上がり、1組は自立活動、2組は生活単元の学習の一環で、サツマイモの苗植えとジャガイモ畑への水やり(5/10HP参照)をしました。栽培活動を通して心も耕します。この時間音楽だった4年1組は、感染拡大の影響で歌唱やリコーダー演奏に制限が加わる中、この時間の前半には梅雨の晴れ間を利用して屋上に上がり、十分な距離をとってリコーダーの練習に取り組みました。後半は、個人用タブレット端末(iPad)を活用した「音作り」(5/17HPの2組の音楽参照)に取り組みました。

さらに6時間目には、令和3年度の第1回「クラブ活動」を行いました。コロナ禍で“特別な”令和2年度には、4年生以上の異学年交流を兼ねて興味・関心のあることや趣味・特技を生かして伸ばすような「クラブ活動」はできませんでした。従って、6年生は2年ぶり、4,5年生には初めての「クラブ活動」となります。今年度は、運動A、運動B,サイエンス、イラスト、パソコン、パズル、文化、ミュージック、イングリッシュの9つに分かれての活動となります。この日は、前半に目標や組織を決め、後半には楽しい活動を始めました。

 

5月25日(火)は、岐阜市「初任者校外研修」(終日)が計画されており、本来ですと岐阜市教育研究所での集合研修だったのですが、県や市の「緊急事態宣言」発令中ということで、各学校でのリモート(オンライン)研修という形になりました。担任の先生が研修中でみえなくても、1年2組は担任代行を務めてくださる先生がいるので、子どもたちも学校も安心して過ごすことができています。

この日の1時間目に、3年1組の教室では国語「もっと知りたい、友だちのこと」の授業を行っていました。県や市の「緊急事態宣言」発令中でも少し机を離した短時間のグループ隊形で、今できる「対話的な学び」を展開していました。

2時間目にも、5年2組の教室では教科担任(1組担任)による社会「高い土地のくらし」の授業を行っていました。タブレット端末やホワイトボードも活用しながら、今できる「対話的な学び」を展開していました。同じく6年2組でも、社会「願いを実現する政治」の授業を行っていました。地域素材ならではの多くの資料やタブレット端末も活用し、個人追究を大切にしながら「対話的な学び」を展開していました。

また、5/21(金)に美濃地方の多くの市町に大雨警報が発令されたのですが、その前日の夕刻には岐阜市教育委員会から「大雨警報が発令され、臨時休業となった場合には可能な限りオンライン授業を行ってください。梅雨に入り、今後も警報発令による臨時休業の場合が想定されます。その際には、オンラインによる学習支援を行うことができるよう体制を整えておいてください。」というメールが届きました。そこで、本校では新型コロナウイルス感染症への対応も見据え、今週末(5/29)の「土曜日等の教育活動日」に、下校開始を10分早めて個人用タブレット端末を活用した各家庭での「オンライン帰りの会」を行うことにします。そのために、いくつかの学級で内容や方法についての指導をしていました。

 

5月24日(月)の1,2時間目に、1年生が生活科の学習の一環で、サツマイモの苗を屋上農園に植える活動をしました。この活動には、JAからお二人のコミュニティ・ティーチャーを招いて植え方を教えてもらい、全員が自分の苗を畝に植えていきました。梅雨の晴れ間で天候にも恵まれ、普段はなかなかできない体験をしながら無事に植えることができました。