5歳児たいよう組

今週の1場面 5歳児(たいよう組)

11月12日(金)

 金華山遠足が待ち遠しい子どもたちは、誰も使っていない砂場を見て、「ここに金華山を作る?」「いいね!こうやって全部を金華山にしよう!」と一つの山ではなく連峰のように作ろうと考えました。次々に子どもたちが集まり、大きな山が盛られていきました。次第に年少児まで加わり、砂場全体が大きな山が連なる連峰になりました。イメージしたものを形にしていく力がついていますね。

 「金華山だからドングリとか落ち葉とかあるといいよね。探してくるわ」園庭に落ちている木の実、落ち葉、枝などを集めに行く子が出てきました。より本物らしくしたいという思いなのでしょう。

 砂でできた金華山に拾ってきた落ち葉などを飾ると、「金華山の完成!!」山を登り、「ヤッホー!」と叫んだり、手を振ったりして、金華山遠足の気分を味わっていました。崩れそうなところがあると、「前の人の足あとを歩くと崩れないよ。」と本当の山登りのように声を掛け合っていました。

 自分たちで金華山を作り、登った気分を味わえたと同時に、「やっぱり本当の金華山に登りたいね。」とさらに楽しみな気持ちが高まりました。