幼稚園行事 3歳児こあら組

今週の1場面 こあら組(3歳児)

12月15日(水)

 牛乳パックの囲いで自分たちの家を作って遊んでいました。私も仲間に入って、玄関をどこにするのかなどを相談していると、「ドアがあるといいな。」と言う意見が出ました。そこで、冷蔵庫の大きな段ボールを用意すると、「うわあー、大きい!」と子供たちは大喜びです。どれぐらいの高さにしたいかを聞いて段ボールを切り取りました。そして、好きな色を塗るための下準備として、水色の模造紙を貼りつけました。

 何色にするかを尋ねると「虹色がいい。」とのことです。私は、きれいだけれど難しいのではないかと思いましたが、子どもたちはやる気まんまん。たいよう組さんが虹を見せてくれたので、憧れの気持ちから興味があるのです。「色が混ざらないようにしようね。」と言い合いながら丁寧にのびのびと塗っていきました。絵の具遊びや絵の具の描画をたくさんしてきていて筆の扱いが上手です。

 

 きれいな虹色のドアが完成すると、ままごと遊びがより盛り上がります。「(玄関のドアの)ねじがとれているから直すよ。」と言いながらペーパーの芯で作ったトンカチを打つ真似をする子、「ピンポーン」とチャイムを鳴らして、中にいる子に「どうぞ」と招かれる子、ドングリ温泉にゆったり浸かる子などがいます。

 自分なりのイメージを膨らませたり、考えたことと友達や教師に話したり誘ったりする力がついてきています。こあら組オリジナルのドアをみんなで大事に使っていきたいと考えています。