2月22日(火)
『ごりらのぱんやさん』の絵本を帰りの会で読むと、「ぱんやさんの帽子がいる。」と作り出す子がいました。
広告紙や新聞紙を広げて畳んで帯にしています。今までいろいろな物を作ってきているのできれいに畳めています。「ここにゴムをつけて・・・」と頭に被るために必要な材料もよくわかっています。
「小麦粉とバターと卵をいれて、こねこね。」とぱんやさんになりきっています。
「あっ、そうだ。かまどがいる!」と言う子がいたので、かまど作りが始まりました。
ガムテープをていねいに貼っていきます。
「ガムテープ、いる人いますか?」とガムテープが自分で切れるようになtったことに喜びを感じ、ガムテープ屋さんになりました。貼りたい子は、「ください。」ともらって貼っていきました。教師はそんな子どもの姿をたくましいなと思いながら、見守っていました。
そのとき、私は、出番を求められました。「先生は、いばりんぼうのきつねをしてね。」「どけどけって言ってね。」とのことです。きつねの輪郭を描くと、頭を寄せ合って、黄色のパスを塗りました。
ごりらのぱんやさんは、ぱんを陳列するためのお盆をていねいに並べます。
好きなお話が、劇ごっこになっていきます。イメージが広がるような素材や物は準備していますが、「○○がいる!」「○○作ろう!」と発想を広げ、教師や友達に提案できるところが素敵です。
いろいろ考えて、作って遊ぶとお腹がすきます。この日は給食に黒パンがでました。「甘くておいしい!」「お替りしたい!」と大好評でした。こあら組のぱん箱は、きれいに空になりました。
友達や教師と一緒に元気に遊んで、しっかり食べる子どもたち。心も身体も大きくなってきていて、うれしい限りです。