6月16日(木)
なつめ組で世話をしていたツマグロヒョウモンの幼虫を朝見ると、死んでしまっていました。
そのことに気が付くと、「可哀そうだね・・・」「ご飯が無かったのかな」「暑かったからかな」と考えます。
「このままだと、誰かに踏まれちゃうね」と、容器を持ってきて被せてあげることにしました。
なつめ組の友だちにも、「ご飯を入れるのを忘れちゃったから、死んじゃったんだよ」と、知らせる姿もありました。
「またご飯を入れ忘れちゃうかもしれない…だから、この元気な子は、自分でご飯を見つけれるように、逃がしてあげようよ」ということになりました。死んでしまった経験から、色々なことを感じているようです。
幼虫が誰かに踏まれないように被せておいた容器を給食後にもう一度確認すると…
アリが集まってきていました。
「あ!死んじゃった幼虫が食べられてるよ…」
衝撃的な瞬間を見たように、子どもたちの表情は固まっていました。
「ここにいるとアリさんに食べられちゃうし、可哀そうだよ…どうしよう」
「じゃあ、カップに入れてあげようよ。可愛いお花も入れてあげたい」と、幼虫を入れてあげたカップに花も入れてあげました。
明日は土に入れてあげよう!と約束をしました。
生き物を世話するって難しいね。楽しいこともたくさんあるけど、どうすることが生き物にとって幸せなことかな。
そんなことを子どもたちと考えていきたいです。