5歳児たいよう組

今週の1場面 たいよう組(5歳児)

春、園庭にミカンの木を植えました。植えたのは、アゲハの卵が付くことを知ったからです。

本当にアゲハが卵を産み付け、子どもたちの虫への関心がグッと高まりました。

そのミカンの木に、実が2つなりました。

たいよう組の子どもたちは相談すると、「食べたい。」、「でも2つしかないよ。」、「小さく分けたら?」、「

ちょっとすぎるよね。」、「たいようだけで食べる?」、「こあらとなつめにも、あげよう。」

いろいろな考えが出る中で、色水遊びでゼリーを作ったことを思い出し、「このみかんでゼリーを作ったら、みんな食べられるんじゃない?」、「いいね!」、「ゼリー作ったことあるよ。」、「じゃあ、どうやって作るか調べてこよう。」

このようなやりとりがあり、みかんゼリーを作ることになりました。2つでは足りないので、みかんを買い足し、食べ比べをしてみることにしました。

栄養職員に協力してもらって、みかんをミキサーでつぶして、こしました。子どもたちはその様子を見たり、匂いを嗅いだりしました。

みかんジュースとゼラチン、お湯を混ぜて、冷蔵庫で冷やしました。「3時間冷やすと固まるんだって。」

3時間後、本当に固まっていたのです。「わー、おいしそう。プルプルしている!」

みかんゼリーができあがり、わくわくしていますね。「早く食べたい!でもこあらさんとなつめさんに届けなくちゃ。」それぞれのクラスに届けると、「おいしい!」、「また作ってね!」と言ってもらえました。

自分たちもいただきます!「幼稚園のみかんも普通においしい!」どっちもおいしいみかんゼリーになりました。幼稚園でおいしくて食べられるみかんができるなんて嬉しいですね。

来年はもっとたくさんの実と虫が付くことを期待しています!!