5歳児たいよう組

今週の1場面 たいよう組(5歳児)

7月13日(木)

 今日は夏祭りでした。今週は最後の仕上げをしてきました。

 三つ目の部屋を「暗くしたい!」という話になったので、暗くしたところ、「これは怖すぎて、こあらさん泣いちゃうね。」という話になり、ライトをつけることにしました。

「暗いけど、ちょっと明るくて、これならいいぐらいかも!」「怖がっているこあらさんには、ライトを貸してあげよう。」やっている中で、“こうした方がいいかも!”と思ったアイデアをどんどんと話して、実際にやってみることができること、たいよう組の素敵なところだなと感じます。私の知らないところで装飾が始まっていたり、新たなアイデアを形にしているなんてことも、この取り組みの中でたくさんありました。教師の指示や提案を待つだけではなく、自分たちでやってみることができるということは、とても大きな力が育っています。

でもライトの件、そうは言うものの、せっかく一生懸命張り付けたライトも、ライトが足りなければ無理やり剥がして取ったり、最初からライトを渡したり…。年長といえど、コロコロと考えが変わっていったり、思いつくままに行動したりするところも、まだまだ子供らしくて面白いところです。

 11日(火)には、加納幼稚園の年長児とオンライン交流をしました。お互い夏祭りに向けて取り組んできたことを、実際の会場を映像を通して伝え合いました。加納幼稚園の作品を見て、「楽しそう!」「行ってみたい!」食い入るように見つめていました。とても良い刺激になったようです。

 私たちの作り上げてきたショーや作品を見てもらって、「どうやって作ったの?」「面白そう!」という声をもらって嬉しさと、自信を得た子どもたちでした。これからもこういった機会をもてるようにしていきたいです。

 12日(水)には、保護者の方々にお客さんとして来ていただきました。初めての大勢のお客さんが、大好きな保護者の方。嬉しさと恥ずかしさでいっぱいでした。

たくさんのお客さんが来る当日のイメージが、何となく見えました。感想を伝え合う中で、今日良かったところや、困ったところの改善策を立てたり、『ドキドキしていたのは私だけじゃない。友達も一緒。』というが分かったりしました。「こあらさんとなつめさんに喜んでもらえるように頑張ろうね!」と気合は十分です!

 

 さていよいよ当日!いきいきと張り切って取り組む子どもたちは、本当に輝いていました。午後からも、遊戯室で友達と衣装を変えて、ようかいダンス♪やりきった達成感と楽しさで、繰り返し何度も踊りました。

 「お休みの子が揃ったら、またこあらさんやなつめさんを招待したいね。」という話にもなりました。この夏祭りの取り組みを通して、思いを伝え合ったり、同じ目的に向かって考えたり試したり、できた時の嬉しさを共有したり…。『自分たちでできた!』『1つの目標に向かって頑張るって楽しいな!』そんな自信や嬉しさ、充実感等の気持ちを感じられたことと思います。夏祭りはあくまでも通過点!これからどんな姿を見せてくれるのか…とっても楽しみですね♡