10月27日(金) 達目洞(だちぼくぼら)遠足
まさかの雨で一週間延期となり、期待がさらに高まって迎えた遠足。
3、4歳児が手を繋ぎ、「達目洞」(だちぼくぼら)に行ってきました。
目的地までとても長い距離でしたが、一生懸命歩きました!
「達目洞自然の会」の方に、話を伺い、「ヒメコウホネ」という絶滅危惧種Ⅱ類(環境省)の、とても貴重な植物があることを教えていただきました。その花を保護するために、河川の整備、イノシシ除けなどして、守っていることも教えていただきました。今年は、例年より川の水温が高く、幾つか花が残っており、綺麗な水の中に咲く、「ヒメコウホネ」を発見できましたね。
自然豊かな場所をどんどん散策していると、たくさんのセイタカアワダチソウはもちろん、街中では珍しいアカワレモコ、スゲ、ミズタガラシなども見られました。
地面には、イノシシが餌を探して掘った跡も見ることができ、地中のミミズや虫を食べていることを想像しながら、見ていましたね。
いきいきと散策していましたよ。
また、岐阜市役所の「環境保全課自然係の方」にもご協力いただき、川に住む生き物、タモロコ、メダカ、オタマジャクシ、スシエビ、カマツカ、ヨシノボリ、などを見たり、触れたりしながら、お話を伺うことができました。綺麗な川だからこそ、たくさんの生き物がたくさん住んでいること、その特徴、外来種(アメリカザリガニ、ウシガエルなど)は他の場所へ逃がさない(その場の環境が変わってしまう)ことなど、教えていただきました
金華山東の登山口を少し進むと、お茶の木の実、ドングリ、朴の木の葉っつぱなど、秋見つけも楽しみました。
自分で見つけられることが、嬉しいですよね!
そして、何より楽しみにしていたお弁当。
前回のメニューも覚えていたようで、「今日もからあげ~」「私はミートボールが大好き~」など、
先生や友達みんなで一緒に自然の中で食べるお弁当は、さらに美味しく感じました♡
食後は、達目洞自然の会や環境保全課の方も一緒になって、バッタやカマキリなどを探して楽しみました。一歩歩けば、虫が跳び、虫が大好きな子どもたちは、おおはしゃぎでした。そして、自分で捕まえることも経験できていましたね。
たくさんの人によって守れている自然の中で、めいっぱい楽しませていただきました。
達目洞自然の会、環境保全課自然係のみなさま、本当にありがとうございました。
幼稚園では経験できない貴重な体験となりました。
今日の遠足をきっかけに、さらに生き物や自然への興味を深めていきたいと思います。