3歳児こあら組

今週の1場面 こあら組(3歳児)

12月21日(木)

昨日のクリスマス会で、保護者の方が素敵な曲を演奏してくださったことが楽しい時間となったこあら組の子どもたちは、早速大好きなごっこ遊びに取り入れて遊んでいました♪

ごっこ遊びの拠点となっている『おうち』から、「学校に勉強に行ってくる!」「お仕事に行かないと!」と日々忙しそうな子どもたちですが、今日は、「ピアノの発表会に行ってくる!」とのことだったので、ピアノを作って発表会をすることにしました。

大事そうに自分で作ったもので遊ぶ姿に成長を感じて嬉しくなると同時に、それぞれのピアノに工夫が散りばめられているところも素敵でした。繰り返し、遊びに必要なものを作ってきたからこそ、必要なものがあると、「あ!あれ作ってくるから待ってて!」と忙しそうに製作に向かったり、道具の使い方が分かったり手先が器用になったりしたことで、自分で作り出せる力がついてきています。

鍵盤を白く塗る子がいたり、

自分の好きな色で作ってみる子もいました。こだわって作っています♪

3人で始めたピアノの発表会ですが、“楽しそう”を察知した子どもたちは、「ぼくも!」「私も!」と見様見真似でピアノを作って参加していました。

友達と一緒も楽しいし、

音楽に合わせて手を動かすのも楽しい!

途中から、ダンサーも現れ、ピアノを弾く人と、踊る人がいる豪華なピアノの発表会になりました。

でも、まだまだ年少組。「先生助けて!」「できない~!」がたくさんあっていいですし、その声が可愛くて嬉しかったりもします。でも、『ちょっと頑張れば自分で出来た』なんて経験も子どもたちを強くしていくと信じています。

少し待ってみたり、少し離れて見守ってみたり。

頼ったり甘えたりできる時間も大事にしながら、“自分たちで”が嬉しくて、そんな姿に子どもと一緒に喜び合うことが増えてきた2学期でした。

泣いている友達がいると、教師より先に駆け付けて頭を撫でてくれる子がいたり、私の声が枯れて声が出ないと、代わりに先生になって「もう帰る時間だよ~!」「椅子片付けよう!」など、友達に伝えてくれる子がいたりしました。

一緒に生活する仲間や先生と泣いたり笑ったり、怒ったり、喧嘩したりしながら、その度に色々なことを感じて、成長していく姿が嬉しいですね♡

私自身も一緒に生活しながら、笑いの絶えないユーモア溢れるこあら組の子どもたちとたくさんの思い出を残していけた2023年、振り返ってくすっと笑えたり、ジーンと心が温まったり、一人一人の育ちに嬉しさを感じたり、幸せでした。

保護者の方のご協力があってこそ、楽しく過ごせたのだと思っております。いつもありがとうございます。

寒い日も続きますので、どうかお身体にお気をつけてお過ごしください。

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください☆

最後に、気温が一気に下がり今日は寒い1日でしたが、午後から少し雪が飛んできたことを「やったー!!!!!」と大喜びしていた子どもたちでした♡

もっと寒くなった頃に雪が積もって、幼稚園で雪遊びできるといいね!