3月19日(火)
たいよう組のみなさん、ごそつえん おめでとうございます。
ついにこの日がきてしまいました。たいよう組の大切でかわいい10名が、元気よく堂々と修了式を終えました。
1年間を通してどんなことも自分たちで話し合って、小さなことから大きなことまでみんなで決めてきました。
卒園に向けても話し合ってきました。
「なんで修了式ってやるんだろうね?」と子どもたちに投げかけてみると・・・。
「幼稚園が終わるよ。おめでとうって。」
「こんなに大きくなったんだよってことを見てもらうためじゃない?」
「思い出を思い出すためじゃない?」
「楽しいことがめっちゃあったんだよって伝えたい。」
「小学生になっても頑張るねとか。」
いろいろ出てきました。
では「誰に1番見てほしいの?伝えたいの?」と聞くと、やっぱり1番はお家の人。
そして6年前は赤ちゃんだったのに、なんでこんなに立派に大きくなれたのかと考えてみました。
「ごはんを食べさせてくれたり、ミルクをあげてくれたりしたから。」
「抱っこしてくれたり、運動させてくれたりもした。」
「怒られる時もある。でもそれは、みんなが良い大人になるようにって。」
お家の人への感謝の気持ちが溢れてきて、手紙を書くことにしました。
今までもそうでした。どんな遊びも行事も、『自分たちが楽しむため』よりも、『誰かを楽しませるため、喜ばせるため』の方が、たいよう組の子たちはワクワクした気持ちが増してくるのです。
日々の中や、その過程で、自分たちはいろいろなところで楽しさを見付けたり、見出せたりしているので、ちゃんと楽しく向かっていけます。
『幼稚園ってこんなに楽しかったんだよ。』ということは、卒園証書授与の場で伝えることにしました。
みんなが伝えたいという思いがあったのと、私の思いも。
人前で話すことは緊張しますし、すごく勇気が必要な子もいます。ですがこの1年、子ども会議等を通して自分の思いを伝える機会を大切にしてきました。この機会をさらに自信にしてほしいなという思いと、お別れ会の時のインタビューを受けている姿がとても感動したので、ぜひ保護者の方にも見ていただきたいという思いもありました。
緊張しながらも、どの子も自信をもって大きな声で話す姿、また胸を打たれました。
思いを伝え合いながら、自分たちで考えて、決めていく楽しさを教えてもらいました。
至らない点も多々あったと思いますが、たくさんのご協力ありがとうございました。
たいよう組のみんなと出会えたこと、保護者の皆さんと出会えたこと、この1年みんなとたいよう組で共に生活できたこと、みんなが成長していく姿を近くで見守ったり応援したりできたこと、一緒にたくさんの楽しいを見付けられたこと…伝えたいことはきりがなく、ついまた長くなってしまいます。
幸せな1年間をありがとうございました。
最後の最後までたくさんの愛をありがとうございます。
どの子も大切で、かわいくて、やさしいこころのねっこをもったたいよう組のみなさん、心よりご卒園おめでとうございます。