4歳児なつめ組

今週の1場面 なつめ組(4歳児)

9月23日(金)

 友達を乗せて、タイヤ引き遊びです。友達が困っている姿を見て、「Aさん、僕もやるよ!」と、引く人数が増え、パワーが集まっていきます。「先生(大人)は見てて!子供(のパワーだけ)で、できるから!」なんて話す姿も。タイヤに乗るのも、ロープを引っ張るのも、友達と一緒だと、どちらも楽しく、交代しながらスタートとゴールを往復します。

 「ん~。重たい。進まない…。」と困ったとき、Bさんがロープを引っ張ることを止めて離れていきました。思うように進まず、嫌になったのかな?いいえ、違います。遠くから走り、その勢いでタイヤを押そうと考えたのです。ナイスアイディア!その姿を見て、私も!と一緒にやってみる子供たち。

 考えてやってみたことが上手くいった!と感じられるよう、教師も、遠くから走ってきてタイヤを押す子供たちのタイミングと、ロープを引っ張る子供たちの引くタイミングが合うように声を掛け、みんなのパワーを合わせていきます。「進んだ!進んだ!」と嬉しくなり、もっとやってみる子供たち。勢いあまって、転んだり、しりもちをついたりするのだって、友達と笑い合って楽しい瞬間です。力を込めた分、手が真っ赤になって痛くても、笑顔の子供たちでした。