12月6日(月) 観劇
今年度は、『さんさん劇場』さんにお越しいただき、「わ・わ・わ・わ・わっしょい!」と「さるかにばなし」の演目をご公演いただきました。
太鼓や三味線、鐘の楽器の音と共に、お話のはじまりはじまり。
本物の太鼓の音は体にも響いて、少しびっくりした様子の子どもたち。でも、何だか楽しそうなことが始まる雰囲気にワクワクしていました。
「わ・わ・わ・わ・わっしょい!」
ザルや、おたま、ふろしき、座布団などといった身の回りのものが、大変身!
座布団が相撲取りに変身して、どんどん大きな相手が出てきました。「次は、もっと大きな相撲取りが出てくるはず…。」と予想していたのに、最後はとても小さな相撲取りが登場した場面では、特に大笑いの子どもたちでした。
「さるかにばなし」
日本昔話の世界を楽しみました。クライマックスの場面は、子どもたちも大盛り上がりでした。
観劇後、「劇、おもしろかったね~。」と友達や先生と話しながら保育室に戻る途中…。ホールに飾ってある、臼を見つけると、「あ!さっきのお話のやつと一緒!」と嬉しそうに話していました。
子どもの中には、さるかにばなしに影響を受けて、柿を製作したり、お話を作って演じてみようとするなど、劇ごっこをして遊び始めたりする姿が見られました。
観劇の最後には、お芝居に使われていた道具や楽器に興味を示して見ていた子どもたちに、劇団の方は快く見せて教えてくださいました。太鼓のばちには、「(丈夫なので)鹿の角が使われているんだよ。」と聞いて、「え~‼」と驚く子どもたちでした。
子どもたちにとって、とても楽しい時間となりました。ありがとうございました。