5歳児たいよう組

今週の1場面 たいよう組 (5歳児)

待ちに待った幼稚園生活。子どもたちは、夏休みの間に変わったことをたくさん見つけ、「廊下に絵が飾ってあるね。」「朝顔、綺麗に咲いてた。いい匂い。」「(ふうせんかずら)この種コショウにしよう。」等と、自分で気付いたこと、考えたことを言葉で伝えます。

そして、夏には見かけなかった生き物がたくさんいるのです!

そうです。本日も昨日に続き、砂場の上のオタマジャクシ探しや秋の虫探しをしました。

素手、お玉、網、それぞれ自分が捕まえやすいと思う方法で行うところが、「捕まえるぞ」の強い気持ちが伝わってきますね。

しかし、宿敵オタマジャクシは、動きが機敏で捕まえることが難しい上に、お玉ですくうと泥で視界が・・・

そこでたいよう組は考えます。

目撃情報が多いスポットに移動して行ったり、2人ではさみこむように追い込んだりして捕まえます。

自分で捕まえられる嬉しさを味わったり、1匹では寂しいかも・・・という思いから、もっと捕まえようと、どんどん考えを巡らせます。

すると、砂場の水たまり空っぽ作戦を思いつき、バケツを使って角ダライに引っ越しさせます。(外来生物を探す方法と一緒ですね。すごい!)やっていくうちに、すくったバケツの中にオタマジャクシが入ることもあり、大盛り上がりでした。

さらに、砂場の南側からは、「リリリリリ♪」

「ここから聞こえる。」「穴が開いているから、ここにいるんだよ。」音を頼りにコオロギを見つけました。

2匹見つけ、飼育ケースに入れしばらく見ていると、おしりの形が、違うことに気付きました。コオロギが向き合うと、「キャー」「結婚だ~。」と、コオロギの世界に思いを馳せました。

綺麗な歌声が聞こえると、どこで泣いているんだろう?と不思議に思う子もいました。こうやって湧いてきた「なぜ?」「知りたい!」を、子どもたちと一緒に探究していきたいです。

ちなみに、コオロギや巨大なバッタをガシッと捕まえるのは、女児が多かったりします(笑)