4歳児なつめ組

今週の1場面 なつめ組(4歳児)

10月12日(木)

最近砂場には、丸い筒状の雨樋がよく刺さっています。

何かの儀式ではなく(笑)どうやら、繰り返し水を溜めているようです。

水を溜めると、面白いことが起こるようです。

この筒の先に入れるためには…と、辺りを探して「これ(ビールケース)に乗ったら、届くね。」と、登って水をいれたり、

水がこぼれないようにと、注ぎ口の小さいコップやペットボトルなどで何度も入れたり、ボウルやバケツの向きを意識して流し溜めたり、

「コポコポ」という音が聞こえてきたり、目で見て水位を確認したりして、準備が整うと、大人を呼んで、驚かせるのです。

「ねぇねぇ、ちょっとこっち来て!」と、近くの大人が誘われ、到着するとカウントダウンが始まり、いきなり筒が抜かれるのです(笑)すると、中から溜まった水が爆発したかのように広範囲に飛び散ります。爽快感!

そんな風に上手くいくケースは稀で、途中で筒が倒れたり、水がしみ出して、筒を開けたときには空っぽということがほとどです。しかし、その都度笑いが起き、「どうして?」「どうしたら?」と頭を突き合わせて考えます。

「虹色が出たらキレイじゃない?」と、ジュースで作った色水を入れたり、ピーマンをまるまる入れたり、「こんなのがでてきたら面白そう」と、心動かして日々遊びは続いています。

さぁ、明日は、何を入れる?何に入れる?虹色はできるのか?子どもたちの思考錯誤はまだまだ続きます。