「いじめについて考える日」Ⅱ【いじめ防止強化週間⑤】

6時間目は、神山忠先生による講話を聴きながら、さらに、各個人が持っているipadを通して参加しました。

最初に、神山先生ご自身の生い立ちやご経歴の紹介をされながら、「行きづらい学校が、生きづらい学校になり、生きづらい生活」になっていったことを語られました。(ぜひ、神山忠先生と検索していただき、どんな素敵な話を子どもたちが聴いたのかをご覧になってほしいです。)そんな生活の中、「ありのままの自分、ありのままの存在自体を認めてくれた人がいたことに救われた。」ということで、今の神山先生の「生き方」に繋がっているそうです。

また、神山先生から全校生徒へいくつかの質問をされました。例えば、「誰かがほめられているのを見たら・・・?」という質問に、「自分も頑張ろうと思う」や「一緒にほめたくなる」という生徒が約8割いました。とても多いと言ってくださいました。嬉しいことです。その他の選択肢には、「何とも思わない。」や「いじめたくなる。」というものもありました。それらの回答をした人は「変」ではなく、そのような回答をする人たちもおり、その人たちとどう寄り添って生きていくかを、神山先生の講話と5時間目の授業で学んだと思います。最後に、「誰にでも、あいつ「変」というのを受け止められる時と、受け止められない時がある。そんな時は「心のエネルギー」をためてください。」、「自分を大事にできる人は、他人にも優しくなれるよ!」とメッセージを送っていただきました。神山先生、本日はまことにありがとうございました。

最後に、もう一度、思い出してほしいのは、入学式・始業式に校長先生から、2つの約束と2つのお願いがありました。

約束① 岐北中の先生は、どの子にも全力で応援し、一人一人の居場所をつくります。

約束② 岐北中の先生は、仲間に悲しい思いをさせる子には、先生たちみんなで指導します。

お願い① 悩みや困ったことがあったら、どの先生でもいいので、一番相談しやすそうな先生に相談してほしい。

お願い② あなたの周りに困っていそうな、気になる子がいたら、どの先生でもいいので、一番話しやすそうな先生に教えてください。岐北中には、56人の先生がいますから。

いじめ防止強化週間は終わりましたが、岐北中にとっては、「毎日がいじめ防止強化週間」です。

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