学校ニュース

水難事故の防止について 2

保護者のみなさまへ

晴天に恵まれた四連休、全国各地の海や川で遊泳中の水難事故が相次ぎ、幼児から高校生、大人まで、多くの死傷者が出ています。
昨年、岐阜県では41件の水難事故が発生しており、そのうちの半数にあたる22件が夏休みの期間である7月から8月に集中しています。
これらの事故は、水遊びや魚釣りをしていて急流に流されたり、深みにはまったりすることが原因で発生しています。子どもは友だちと一緒に遊んでいると気が大きくなって、着衣のまま泳いだり飛び込んだり無茶なことをしがちになり、危険度が非常に高まります。
夏休みを迎え、レジャーで川などへ行く機会も増えると思いますが、それらの場所は例外なく危険な場所ですので、保護者の方は、次の4点についてお子さんによく指導してください。

1 お子さんを立ち入り禁止場所、遊泳禁止場所や注意看板などが設置されている危険 箇所へ絶対に近寄らせないでください。
また、そのような場所で遊んでいる子どもがいたら注意してあげてください。

2 川は危険であることを、よくお子さんに話してください。
川には岸からの見た目だけではわからないたくさんの危険が潜んでいます。一見ゆるやかに流れているようでも、水中や、場所によっては強い流れとなってい るところがあります。また、川底は滑りやすいうえに、突然深くなっているところもあります。安易な気持ちで川に入ったり、川を横断しようとしたりすることは、絶対にやめてください。

3 川などで水遊びをする際は必ず大人が付き添い、子どもだけで遊ばせないでください。
必ず、ライフジャケットを着用し、その他に浮き輪を準備するなどの予防措置を絶対に忘れないでください。

4 急な河川の増水に注意してください。
降雨の影響により、河川の水位が急激に上昇し、水難事故に至るケースが発声しています。

一見穏やかな天候や水の流れでも、上流域での降雨によって河川が急激に氾濫する場合がありますので、水辺でのレジャーの際には常に危険を予測することを忘れないでください。

※岐阜県PTA新聞に掲載されていた岐阜県警察本部地域課の資料を参考にしました。

関連HP記事 → 水難事故の防止について

クリックしてください → 河川利用啓発チラシ 国土交通省河川事務所