学校ニュース

【PTA広報委員より】いじめを見逃さない日を参観して

“いじめを見逃さない日”として、授業のチャイムが鳴る前から、少しピリッとした空気が流れ、先生の放送が始まると、一年生のどのクラスも緊張した面持ちで真剣に聞き入る姿が印象的でした。

二、三年生は、いじめを見逃さない日がどんな日なのかを理解し、落ち着いて放送を聞いているという印象で、この日を迎えるにあたって、二年生は昨年から、三年生は一昨年前から、積み上げてきたものがあるのだなという印象でした。

HERO宣言の書き出しでは、自分の考えや、今の心境をサッと書き出している子と、じっくり考えてから書き出している子がいました。グループで分かれて互いの意見交換をする様子を見て、今後も一人一人の宣言を大切にしてもらいたいと感じました。

この活動は、卒業後も一人一人の生き方につながるものとして大切にしているということを聞きました。いじめは当事者だけの問題とせず、社会全体の問題だということを改めて感じました。自分が大事にされてこの世に生まれて生きているということを忘れず、互いの命を大切に思うことで、いじめがなくなることを願う、そんな時間でした。