２月５日（月）の２年生を対象とした薬物乱用防止教室では、飲酒・喫煙・薬物乱用による心身への悪影響について、学校薬剤師の先生に講話をしていただきました。特に、新聞やテレビの報道でも話題になることが多い薬物乱用の危険性については、時間をかけて丁寧に説明していただきました。説明の中には、１０代の若者たちの間で一時的に不安な気持ちから逃れるために、家庭にある薬や薬局等で販売されている薬を過剰に摂取する「オーバードーズ」が急増しているという話がありました。薬物に対する正しい知識を身に付け、薬を使って不安から逃れるのではなく、心を打ち明けられる対象を見つけることを大切にしてほしいと思うと同時に、日頃の学校生活や友達との関わりの中で、自分の心と体を大切にすることができる子どもたちであってほしいと強く思いました。また、講話の最後には、事前に子どもたちから寄せられた質問に回答する時間がありました。アルコールやたばこ、薬などが心身に与える影響についての質問が多く、子どもたちの関心の高さが伺えました。講師の先生は一つ一つの質問に丁寧に回答してくださり、大変勉強になる１時間でした。