活動開始時は、つかぬ間自由な時間を過ごせる、という嬉しそうなお母さんの表情、別れ際に泣く我が子に後ろ髪を引かれる様子のお母さん、そして普段接する機会のない幼い子に戸惑い、泣き叫ぶのをどうなだめようかと恐る恐る手を差し伸べる生徒たちの姿が印象的でした。
泣き続ける子が多い中、生徒達は玩具での遊びに誘ってみたり、ぬいぐるみや抱っこであやしてみたり、おやつで気分を直そうとしてみたりと、色々試していました。
仲間と協力して試行錯誤すること、言葉にならない幼い子の気持ちを汲み取ること、試した事が成就せずただ耐え続けるしかないこと、また、上手くいった時に安心したこと、迎えに来たお母さんの笑顔に、誰かの役に立ったと感じたこと…。感じたことは様々だと思いますが、それぞれがこの体験を、将来の仕事や生活で役立ててくれたら、と願います。

岐阜市立東長良中学校 