学校ニュース

アートライブ・ウェルカム!アーティスト

「アートライブ・ウェルカム!アーティスト」は、岐阜市の「文化芸術指針」に基づく事業で、3年間に1回、岐阜県出身のアーティストが岐阜市の小中学校でライブをしてくださるという事業です。

11月18日(木)、東長良中学校にお越しくださったのは、和太鼓奏者の加藤拓三さんです。
加藤さんは、和太鼓界では世界最高峰とされる国際コンテストで最優秀賞を受賞された方で、世界を舞台に演奏活動をしてみえます。

今回は、1年生と3年生が体育館で演奏を聞きました。
一曲目から太鼓の迫力のある音にただただ圧倒されました。何がこの音を生み出しているのか、うしろに座っていた生徒も思わず腰を上げて確かめようとしていました。

そして、太鼓だけでなくヴァイオリンや篠笛の流麗な演奏もあり、トップ・アーティストの底の知れない演奏力に驚かされました。 

学級代表11人による太鼓体験では、加藤さんの篠笛とのコラボレーションで大いに盛り上がりました。値段が付けられないくらい貴重な太鼓を代表生徒が叩くときには、観衆のみんなが緊張しながら見ていました。

最後の大太鼓の演奏では「全身で太鼓の音を感じてほしい」という加藤さんの願いを受けて、生徒み体育館に体を横たえて、全身で鼓動を感じました。

 

生徒の生活ノートから感想を紹介します。

「はじめてこんなに近くで太鼓を聴いて、あまりの迫力に驚きました。寝ながら聞いたときはドンドンと音が響いてきて、全身がしびれるような感じでした。」
「世界大会で優勝した時には腕立て伏せ1000回をしていたという話をきいて、世界の頂点にたつ人の努力はやっぱりすごいと思った。「誰にも負けたくない」という思いがあるから頑張れるのだと思う。ぼくも「誰にも負けたくない」と思える何かをつかみたい。」

魂の演奏を終え、退場される加藤さんを送る拍手の大きさが、生徒のみなさんの感動の大きさを表していました。