学校ニュース

いじめを見逃さない日 1月

1月12日(木)の「いじめを見逃さない日」は,2月の「東長良中ピンクシャツデー運動の取組」について考えました。

この取組は,東長良中がいじめに対して今まで取り組んできたことの延長線上にある,生徒主体の創造的な取組です。

全校・学級・個人が何を大切にして,またどのようにこの運動を創っていくか,学級が中心となり話し合いが行われました。

ピンクシャツデー・キャンペーンは,カナダうまれの「いじめ反対運動」で,ピンクのシャツを着たり,ピンク色のものを身につけたりすることで「いじめ反対」の意思表示をしています。現在は約180の国や地域に広がり,世界的キャンペーンの一つとなっています。

岐阜市内のいくつかの中学校でも,ピンクシャツデー運動の願いを大切にしながら,学校独自の活動を考えて取り組むようになってきています。

昨年度,本校では服や筆箱,カバンなどにピンクのリボンをつけたり,「いじめ反対」のメッセージをピンク色の紙に書いて掲示したりしました。

本年度,東長良中学校として,ピンクシャツ運動を通しどのような活動をしていきたいかを考えました。

まず生徒会執行部から,全校TV放送にて「ピンクシャツデー」について説明しました。その後,班の仲間と願いや大切にしたいことを考え、学級の仲間と共有し,2月に行う「東長良中ピンクシャツデー運動」や取組期間中に行う「学級の取組」や「全校の取組」を考えました。話し合いから,性格や見た目,考え方が自分と違うからといって仲間を排除したり否定したりしては絶対にいけない。相手との違いを認めたり,受け入れたりして相手の個性を尊重したい。いじめ・差別・偏見に対して,反対の意思表示をする。皆が当事者意識をもちながら前向きに取り組みたいといった意見が多く出されました。

東長良中学校では,2月20日から1週間,「東長良中ピンクシャツデー運動」を行います。いじめ克服に向けての取組を継続・発展的に行い,人とのかかわり方・生き方への考えを深めていきたいと思います。