学校ニュース

出張講座

岐阜医療科学大学より、永井慎教授に来ていただき、3年生の6クラス、2年生の5クラスで授業を行っていただきました。

3年生は、マウスの精子と卵を目の前で受精させ、人工授精の様子を観察しました。教科書の卵や精子と違い、実際に動く様子を観察した生徒たちは、目の前の事象に釘づけとなり1時間顕微鏡を主体的に覗いていました。

生徒たちは、「人工授精を教科書で見て知っていたけれど、実際に動いているものを見て、これがマウスへと成長していくんだと改めて感じることができた。」「あんなに小さいものだとは知らなかったし、それが成長してあんなに大きなマウスになるなんて、生き物ってすごいと感じた。」と振り返っていました。

2年生は、モガレイ・ニジマスの血液と、マウスの血液を比較し、進化の過程で赤血球の核がなくなってしまったことを観察から見つけました。また、白血球の観察では、白血球の形には様々な形があることに気付き、授業が終わるまで本当に一生懸命探す姿が見られました。放課後には、授業時間には観察しきれなかった生徒たちが理科室を訪れ、観察の続きを行う姿も見られました。

生徒たちは、「赤血球や白血球を観察したのは初めてだったけれど、あんなにたくさんあることにびっくりしました。しかも、種類があることも知らなかったから、勉強になりました。」と話しました。

永井教授、本当にありがとうございました。