6月3日(木)は、「いじめを見逃さない日」でした。
4時間目の全校道徳では、「互いの居場所と幸せを大切にする仲間との適切な関わり方」を考える学習活動を各学級で行いました。
導入場面では、人は一人一人の感じ方や考えが異なることを改めて理解していきました。
その上で、もし自分が友達を含めた他者から不快を与えられた際に、どう対応することが互いの尊厳を守り、安心を守るために一番良いかを考えました。
1年生では、「休み時間に廊下から自分の方をうかがうように見て、こそこそ話している人たちがいる」という具体的な場面を想定して、どう思うか、どうするかを考え、仲間と交流しました。
今回の授業を通して感じた3年生の生徒の感想を紹介します。
「学校生活で考え方が違ったり、意見が食い違ったりしたときに、一方的に否定したり言い争ったりせず、こういう考え方もあるんだなと広く受け止め、自分の中に取り入れていけるようにしたいです。」
人との関わりの中で日々生きている子どもたちは、仲間との関係づくりに悩むこともありますが、その場面に応じた適切な言動をとり、よりよい学校生活を送ることができることを願っています。
考え方の原点は、「一人一人の居場所と幸せを考えた言動」です。
きっとそこには、自分の強い思いが込められている「HERO宣言」がいかされることでしょう。