9月2日の「命を守る訓練」は、岐阜市内の学校、すべてで行われる「緊急地震速報」を活用した訓練でした。
校長講話では、次の話をしました。
「緊急地震速報」は、アラート音の後に「緊急地震速報。強い揺れが来ます。落ち着いて行動してください。」というアナウンスのことです。「緊急地震速報」は、はじめに来る弱い波を気象庁の地震計が素早くキャッチして、揺れが来るよりも前に早く知らせる仕組みです。
この『緊急地震速報』を教室で聞くというのが今日の設定でした。
「緊急地震速報」を教室の外で聞いたら・・・?
家の中で聞いたら・・・?
家の外で聞いたら・・・?
乗り物に乗っている時に聞いたら・・・?
人がたくさんいるところで聞いたら・・・?など、いろいろな場面を想定してシミュレーションしてみることが大切です。突然、揺れた時でも、落ち着いて行動することが大切です。
夏休みに、宮崎県日南市で震度6弱の地震があり、この地震のあと、気象庁から初めて南海トラフ地震の情報を出されました。きっと、皆さんのおうちでも非常用の水や食べ物を準備したり、部屋の中が安全か点検したり、どこに逃げるかを確認したりしたと思います。
地震はいつ起こるかわかりません。学校以外で起こることのほうが多いのかもしれません。
自分の命は自分で守るため、大切な人の命を守るため、どうするとよいか?
今日も、ぜひ、おうちの方と確かめてください。