学校名・校歌・校友歌

学校名

昭和22年4月1日、新制中学校「岐阜市立第五中学校(生徒数293、職員数24)」として設立され、翌年の昭和23年9月1日に「岐阜市立加納中学校」と校名が変更されました。当時、城南中学校・沓井中学校・舟田中学校などの名案が多々ある中で、初代校長の伊佐治清市先生が、将来を考えたときに地名をとることが一番望ましいと判断され「加納中学校」と名付けられました。

校歌

岐阜市立加納中学校校歌

作詞 木俣  修    作曲 松本民之助

1 金華山 春は煙りて
萌えはずむもの 椎の若葉
眉清きわれら
はつらつと ここに学ぶ
栄えある歴史を継ぎて
極めよ日も夜もひとすじに
かざせよつねによき理想
今日またゆたかにのびゆかん
ああわが 加納中学校

2 長良川 真日に明かりて
瀬に勢うもの 鮎は匂う
意志強きわれら
すこやかに ここに励む
かがやく伝統を踏みて
磨けよみずから生生と
ひらけよさらにその創意
たゆまず正しく生きゆかん
ああわが 加納中学校

3 伊吹山 雪に鎮みて
風しろく澄む 美濃の大野
思慮深きわれら
たくましく ここに鍛う
秀いずる 先進を遂いて
振るえよ 共に凛凛と
果たせよ肩に負う使命
明日ありこぞりて世に立たん
ああわが 加納中学校

校歌の誕生

校歌が誕生したのは、設立15年後のことです。
昭和37年6月7日に木俣修先生が本校を訪問され、校風や生徒の気質などを肌で感じていかれました。待つこと5ヵ月、木俣修先生直筆の歌詞と楽譜が本校に送られてきました。そして、同年12月3日に木俣修先生をお招きして、全校生徒2、898人が岐阜市民センターに集い、校歌発表会を行いました。こうした歴史のある校歌が歌い継がれて48年の歳月が経ちます。今回行われた体育祭では「かざせよ常によき理想」「ひらけよさらにその創意」「振るえよ共に凛凛と」と校歌に歌われている姿が見られ、現在の生徒にもその気質が引き継がれていると感じています。

 

校友歌

校友歌「空澄」は、行事等に向かう時の士気を高めたり、やりきった時に互いの頑張りを讃えたりする時に肩を組んで歌うものであり、職員・生徒が親しんでいる歌です。毎年、4月に行われる生徒会対面式において、先輩から新入生へ校友歌の伝授が行われます。