教育目標

美しい心で いきいきと遊ぶ 加幼の子

　◆進んで遊びに 取り組む子（自発・意欲）

　◆自分で見つけ 考えつくり出す子（情緒・情操・対話）

　◆思いやりのある やさしい子（感性・創造・協同）

  ◆丈夫な体と 強い心をもった子（自立・生活習慣）

のびのびと遊び、「生きる力」を育みます。

　生活のほとんどが遊びで占められている幼児期に,加納幼稚園では,一人一人がのびのびと存分に遊び,「生きる力」の根っこや芽を育むことを大事にしています。

　幼児期には,好奇心が旺盛でいろいろなことをやってみようという気持ちが高まり,興味や関心のままに,行動範囲も次第に広がっていきます。特に幼稚園で集団生活を始め,新しい環境や人（教師や同年代の幼児）と出会うことによって,興味や関心はより高まり自分で見たり,触れたり,かかわったりしていきます。

　加納幼稚園では,この自分で見たり,触れたり,関わったりするということを大事に考え,一日の時間・空間・仲間をできるだけ緩やかにすることにより,子供が興味をもって自分をとりまく物や人,ことと直接的・具体的な体験ができるようにしています。

　朝,子供たちが登園してくると,既に園庭には砂場遊びやままごと遊び,ボール遊びなどを始めたくなるような環境ができています。昨日から今日へと遊びが続くような場も確保されています。保育室は,描画や空き箱製作,おうちごっこなどがいつでも始められるようになっていたり,昨日の続きの環境が残されていたりします。子供たちが,「遊びたい」という気持ちをもって取り組んだり,「もっと」と繰り返したり工夫したり,「なぜだろう」と考えたりなど,好奇心や探究心が満たされるような生活を,大事にしたいと考えています。

様々な人と関わり，信頼感や憧れ，優しい心を育みます。

　幼稚園では,一緒に過ごしている人との関わりは大きく,教師や友達との関わりを通して様々な感情の体験と,自分の気持ちを調整することを学びます。自分の思いがもてるということは,他の人にも思いがあることを知ることとなります。加納幼稚園では,互いの思いのぶつかり合いや双方が折り合いをつけるという体験を大事にしています。じっくりと心を動かしながら,友達と一緒に生活を展開することの楽しさや,約束事やきまりの存在と必要性を理解していく過程を,緩やかな生活環境の中で保障しています。

クラス・定員・職員構成