ある日の午後の片付けの時間のことです。
先生の『片付け』の声掛けを聞いたAさんが、「おーい、片付けの時間だぞ。お母さん、来るぞ」と一緒に遊んでいる子に声を掛けながら、遊んでいたままごとの道具を片付け始めました。
すると、BさんやCさん、DさんEさんたちも皿や食べ物模型、人形、ウレタンブロック等を元の場所に片付ける姿が見られました。
友達が片付けているから、自分もやろうとする気持ちが生まれていることはもちろん、『使った物を元の場所に戻すと、明日も気持ちよく使える』という片付ける理由を分かり始めている子が、少しずつ増えているようにも思います。