『小さい組に喜んでほしいなぁ!』~歓迎会に向けて~
今週は、年少さんの歓迎会の準備をしました。
コロナ禍のため対面で長時間は難しいため、今年はプレゼントに思いを込めることにしました。
今年度もファミリーという縦割りのグループを作り、ペアの年少さんにプレゼントを作ることにしました。
早速年少さんの保育室に行き、どの子が自分のペアかを見てきました。
「どんな物が好きかな?」、「どんな遊びをしているかな?」、「何色の靴かな?」等、直接聞いてみたり、じっくり観察したり、接してみたり、一緒に遊んでみたり…。
“こんな物を作ってあげたら喜びそう!”とひらめいて作り出す子がいたり、年少さんの姿からはプレゼント作りに直結しなかった子も「自分だったらどんな物をもらったら嬉しいかな?」と考えることで思いついて、作り出す子もいました。
「黄色と緑が好きって言ってたから、名前は黄色のペンで描こう。」、「体操服の名前の所に、クワガタ(のワッペン)がついていたからきっとクワガタが好きだと思う。折り紙でクワガタを折る!」、「男の子だからきっとかっこいい物は好きだよね。じゃあロケットとか喜んでくれるかな~。」等、それぞれに考えたり、名前を書かれたボードを見ながら一生懸命ペアの子の名前を写したりと、その子なりに喜んでほしいという思いをもってプレゼントを作りました。
大事なのは見た目だけではないですよね。それぞれが「あの子のために…。」と思って、悩みながら考え、アイデアを出し、教師や友達と一緒に形にしてみて、年少児へと渡せた経験が、嬉しさや自信になることと思います。
そしていちょう組の一人一人が頑張って作ったプレゼントや接し方を通して、温かい気持ちが年少さんへと伝わりますように。