~感触あそび、試行錯誤~
先週から、ブランコ横の木陰に、泥粘土を出しました。
年長さんが、落ち着いた空間で、ゆっくりと泥粘土の感触を味わったり、自分(達)のイメージを形にしようと、時間をかけてつくったりしています。
初めての日は、手に粘土がくっつくだけでも面白い!
「先生、手見せて」
「あ、先生も手、焦げてる~!!」
「ぼくも焦げてるよ!」
と、みんなで手の見せ合いっこをしていました。
何日も続けて遊ぶと、少しずつ粘土が乾き、硬くなってきました。
すると、自然と粘土を足で踏んでこねる姿があり、今までの様々な遊びの経験が知恵となり、活かされていることを実感しました。
「冷たくて気持ちいいよ!」
「柔らかくなってきた!」
「水で濡らすと速く柔らかくなるんじゃない?」
と、工夫しています。
自分の理想の柔らかさになったら、自分だけのうさぎの家をつくったり、友達と一緒にお城をつくったりと、じっくり時間をかけて遊びます。
家で飼っているハムスターを教師と一緒につくり、愛でている姿も微笑ましいです。
満足するまで遊んだあとは、片付けもしっかり行うことができました。
これも、今までの経験から、次に遊ぶときのため、次に遊ぶ友達のために、きれいにしておいた方が良いということを、しっかり理解しているからできることなのだと思います。