6月9日(木)
~滑り台を作りたい!どうやったら滑るかな?~
今日はブランコ横の土山で滑り台をして遊んでいました。
「あんまり滑らんで、掘ろう。」
「でもあまり滑らない。なんでやろ?」
「本物の滑り台はツルツルしとるよ。」
と、考えを出していました。
ツルツルした素材を探しに行くと、「これがいい!」と、ビニールのマットを選びました。
「早い!滑るよ!」
「でも、すぐ終わってまうね。」
よく滑りますが、距離が短かったようです。そこからどんな意見やアイデアが出てくるかな?と、あえてこちらから提案はせず、子ども達が考える時間を大切にして、待っていました。
「もっと長いツルツルがいい。」
と、担任に伝えてきたので、また一緒に探しに行くと・・・
筒状になったビニールを選びました。
滑ってみると、さっきよりも滑りにくくなっています。
「しわができるでいかんのや!」
と誰かが気付くと、ビニールをピンと張るために、誰かがはしっこを持つ、重りを乗せる、土をかぶせる、杭を刺す等、自分なりの考えを出して相談し、解決方法を探っていました。
最後には、芝滑りのそり(?)を段ボールとビニールで作り、滑っていました。
「よく滑る滑り台を作りたい!」という目的に向かって、色々な意見を出し合い、協力し合い、みんなで力を合わせている姿が、とても素敵でした。
これからもこういった経験が積めるよう、素材を用意したり、子どものひらめきに「いいね!」「やってみよう!」と、どんどん挑戦や実験できるような声掛けをしたりしていきたいと思います。