10月31日(月)
~ドングリ転がし、お部屋でもやろうよ!~
ひまわり組の保育室の前に、靴を脱いで遊べるコーナーを用意しました。透明カップにドングリを入れてストローを指せば、ドングリジュースのできあがり。できたジュースは、手作りの囲いに入れて並べると良いことを考えた子がいました。「いらっしゃいませ」、「これください」と、やりとりをしていました。
大きなベニヤ板の坂道にドングリを転がすと、「コロコロ」、「ザー」、「コーン」など、いろいろな音が鳴ります。ドングリの転がる動き、音が魅力的です。転がったドングリを集めて何度も転がします。坂道の上に3人並んで立ち、「いちにーのさーん」とタイミングを合わせて転がすことを楽しんでいました。場を共有して遊び、友達と一緒が心地良いという気持ちが膨らんできています。
翌日は、雨だったのですが、「ドングリ転がし、お部屋でもしようよ。」と提案する子がいたので、保育室でもドングリ転がしをしました。遊びながらの気付きもあります。「何かつけたら、横に落ちないかな。」とのことです。私と一緒に新聞紙を丸めて貼りつけました。遊びがより楽しくなるようなアイデアをすぐに取り入れて実現できるようにしています。
次の日は、城址公園に出掛けました。たくさん落ちているドングリに気付いて、歓声があがりました。「かわいいドングリ。」と大喜びで集めました。「昨日、雨が降ったからいっぱい落ちているんじゃない。」と理由を考える子がいました。「風が吹くと落ちるんじゃない。一緒に『ふーっ』てしようよ。」考える子もいました。残念ながら、『ふーっ』と吹いても落ちてきませんでしたが、考えて色々やってみることが学びにつながりますね。
「早く幼稚園に帰って、このドングリ、転がしたい。」という子もいました。遊びに必要な自然物を自分達で集めることができました。遊びの中での気付き、日をまたいだ遊びや生活のつながりを大事にしています。